ニッカウヰスキー余市蒸留所(北海道余市町)

札幌からのお出かけにも!「車なしで楽しめる」余市のおすすめスポット5選

交通アクセスが充実している札幌。札幌を拠点として、公共交通機関や徒歩で回れるスポットをお探しの方も多いのではないでしょうか?

そんなときは、余市がおすすめですよ。今回は車なしで巡る、余市のおすすめスポットをご紹介します! お出かけのプランにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

1:太古の遺跡でパワーをチャージ!「国指定史跡フゴッペ洞窟」

今回のお出かけはJR札幌駅からスタート! 早速、公共交通機関を使って余市へ向かいましょう。

最初に訪れるのは、「国指定史跡フゴッペ洞窟」。JR札幌駅からJR小樽駅まで『JR快速エアポート』、JR小樽駅から「国指定史跡フゴッペ洞窟」までは『北海道中央バス』を利用して行くのがおすすめですよ。JR札幌駅からは1時間15分ほどでたどり着きます。

余市町栄町にある「国指定史跡フゴッペ洞窟」は岩壁に刻画を残す続縄文時代の洞窟遺跡。およそ2000~1500年前(続縄文時代)のもので、土器などが発見されました。そして最大の発見は800以上の岩壁に刻まれた絵(刻画)が出てきたこと。岩壁には魚、動物、舟などの絵が刻まれています。

なかには、翼のある“有翼人”らしきものが刻まれている岩壁も。“有翼人”は“シャーマン(呪術師)”の姿に似ており、この地は何らかの宗教的儀礼の場であったのではないかと考えられています。刻画は保存館で見ることができますよ(館内は撮影禁止)。

洞窟遺跡は日本に690以上あるそうですが、岩壁に刻まれた絵がある遺跡は国内では「国指定史跡フゴッペ洞窟」と隣町小樽市にある「手宮(てみや)洞窟(新型コロナウィルス感染拡大防止のため、当面の間休館)」の2か所だけ! 日本でもかなりのパワースポットといわれ、太古に刻まれた絵を目の前にすると、なんだか不思議な感覚に包まれることでしょう。

<スポット情報>
■スポット名:国指定史跡フゴッペ洞窟
■住所:北海道余市郡余市町栄町87

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2:コスパ最強!行列のできる人気店「柿崎商店 海鮮工房」

「国指定史跡フゴッペ洞窟」で遺跡を見学した後は、「柿崎商店 海鮮工房」でお昼ごはん! 「国指定史跡フゴッペ洞窟」からは『北海道中央バス』を利用します。「柿崎商店 海鮮工房」の最寄りバス停、余市駅前十字街までは10分、そこから歩いて1分で到着です。

「柿崎商店 海鮮工房」はメディアでも取り上げられるほど有名で、地元民や観光客にも大人気! お昼どきは行列ができるので、余裕をもって訪れましょう。

店内に入るとショーケースが目に入ります。そこでメニューを決め、先にお会計を済ませましょう。

「北海道の海の幸を食べつくしたい!」そんな方には『海鮮丼』がおすすめですよ。ボリューム満点でなんと価格は1,580円! このコストパフォーマンスに思わず驚いてしまうことでしょう。

脂ののったマグロやサーモン、プリップリのほたての貝柱のうえにはいくらがたっぷり。これぞ北海道という逸品です(プラス50円で酢飯に変更可能)!

ほかにも丼物、刺身、焼き魚までさまざまなメニューがありますよ。丼物はハーフサイズもあるので、サイドメニューと合わせて注文してみるのもいいかもしれませんね。

<スポット情報>
■スポット名:柿崎商店 海鮮工房
■住所:北海道余市郡余市町黒川町7-25柿崎商店 2F

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3:うれしい無料の試飲付き!蒸留所ガイドツアーに参加しよう「ニッカウヰスキー 余市蒸留所」

お腹を満たしたら、「柿崎商店 海鮮工房」から歩いて3分の場所にある「ニッカウヰスキー 余市蒸留所」へ。

「ニッカウヰスキー」といえば2014年NHKの連続テレビ小説『マッサン』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか? 「ニッカウヰスキー」の創業者“マッサン”こと竹鶴政孝氏(たけつるまさたか)が、理想のウイスキーづくりを求め、ウイスキー誕生の地であるスコットランドに似た気候風土を持つ余市町に蒸留所を建設しました。

「ニッカウヰスキー 余市蒸留所」に訪れたら、無料の“蒸留所ガイドツアー”に参加しましょう。所要時間は見学約40分+試飲・買い物などで約30分。9~12時、13~15時(30分毎)の完全予約制です。

ガイドツアーでは、ウイスキーの製造方法・工程やウイスキーの歴史やニッカの生い立ちを学べたり、実際に作業している光景を見学できたりと見どころがたくさん。ガイドツアーの最後には、無料でウイスキーの試飲ができるお楽しみも! アルコール類は各種1杯まで。ソフトドリンクも用意されていますので、未成年やお酒が飲めない方でも安心して楽しむことができます。

<スポット情報>
■スポット名:ニッカウヰスキー 余市蒸留所
■住所:北海道余市郡余市町黒川町7-6

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4:お土産にいかが?地域のフルーツを使ったリキュールから目が離せない「余市リキュールファクトリー」

せっかく余市に来たらならば、余市ならではのお土産を買って帰りたいですよね! そんなときは、「余市リキュールファクトリー」へ足を運んでみましょう。「ニッカウヰスキー 余市蒸留所」から歩いて3分の場所に位置します。

2019年、元杜氏(日本酒づくりの最高責任者のこと)の寺尾光司さんが「出身地である余市のフルーツを使ったお酒をつくりたい」という想いで立ち上げた「余市リキュールファクトリー」。

店内には、りんご、黒ぶどう、ブルーベリーなどさまざまなフルーツのリキュールがずらりと並んでいますよ。これらのリキュールに使われているフルーツはすべて余市の特産品で、余市の農家さんがつくったもの。他にない、とろけるようなリキュールは、一度は味わってほしい味です。

余市らしさが詰まった「余市リキュールファクトリー」のリキュール。自分へのお土産や大切な方に贈るお土産にもぴったりですよ。

<スポット情報>
■スポット名:余市リキュールファクトリー
■住所:北海道余市郡余市町黒川町8丁目2 1階
⇒営業日など詳細はこちら

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5:ヘラガニのパスタが大人気!多くのお客さんから愛される「Jijiya・Babaya」

余市の観光を満喫したら、そろそろ夕食タイム! 「余市リキュールファクトリー」から15分ほど歩いて「Jijiya・Babaya」へ向かいましょう。

「Jijiya・Babaya」は小さなお子様からご年配の方まで、幅広い年齢層のお客さんで賑わうイタリアンレストラン。メニューにはピッツァやパスタ、ワインがありますよ。どのメニューもとってもおいしそう……!

余市のワイナリー「ドメーヌ タカヒコ」のワインも取り扱っているので、ぜひこの機会にご賞味ください!

「Jijiya・Babaya」のイチオシは、『ヘラガニのトマトクリームパスタ』。この『ヘラガニのトマトクリームパスタ』を目当てに、わざわざ札幌から訪れるご年配の方もいるんだとか。多くのお客さんから愛される大人気のメニューです。

余市のワインと一緒に味わう『ヘラガニのトマトクリームパスタ』はまさに絶品! 至福なひとときを過ごせること間違いなしです。

<スポット情報>
■スポット名:Jijiya・Babaya
■住所:北海道余市郡余市町朝日町15-1
⇒営業時間など詳細はこちら

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「Jijiya・Babaya」に関する詳しい情報はこちら

 

遺跡やお酒、おいしいグルメなど見どころ満載な余市。車なしでも満喫できるので、運転が苦手な人やお出かけ先でお酒を飲みたい人におすすめです。

【画像】HAPPY SMILE / PIXTA(ピクスタ)、Jijiya Babaya

※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください。

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