十勝上空

おひとりさま、車なしで満喫!リピーターが教える「帯広のおすすめスポット」3選

2021.10.27

旅好きなおひとりさまのみなさん、コロナ禍の世の中がもう少し落ちついたら、十勝地方の帯広市で一人旅をしてみませんか。帯広には魅力的な観光スポットがたくさん。今回は筆者おすすめの十勝の魅力がたっぷり詰まったスポットをご紹介します。ひとりでも、車なしでも満喫できること間違いなし!

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気軽に、そしてディープに楽しめるまち「帯広」

十勝地方は北海道のなかでもとくにスケールが大きい地域ですが、帯広駅周辺にはひとりでも、車がなくても気がねなく楽しめて、「これぞ北海道!」が味わえるスポットがたくさんあります。

帯広発祥の“豚丼”や縁起のいい駅名の“幸福駅”など、グルメも観光スポットも充実しており、一年を通して観光客が集まります。

1:まずはここ!「六花亭 帯広本店の喫茶室」

帯広にきたら訪れてほしいのが「六花亭 帯広本店」。帯広駅から徒歩6分ほどのところにあります。

北海道みやげとして有名な「六花亭」には、多くの直営店舗に喫茶室があります。なんとなく敷居が高く感じるネーミングですが、おいしくてお値段もリーズナブルで、まさにコスパ最強!

そして、きっとスタッフさんの行き届いた接客のよさにも感激することでしょう。

東京都在住の筆者がコロナ禍前に帯広を訪れたときには、必ず『ホットケーキ』を頼んでいました。

「六花亭」の『ホットケーキ』にはおすすめの食べ方があり、「表と裏にバターを塗り6等分に」とのこと。ひとつずつていねいに焼いたその優しい甘さに、日々の疲れも取れるような穏やかな気持ちになったものです。スイーツ以外にも、ピザやシチューなど食事ができるのもおすすめポイントです。

もちろんほかにもたくさんのお菓子があり、道外では食べられない生ケーキなどもテイクアウトできるので、宿泊先で楽しめるのもいいですね。

<店舗情報>
■店舗名:六花亭 帯広本店
■住所:北海道帯広市西2条南9丁目6
■電話番号: 0155-24-6666
■営業時間:9~18時、喫茶室 11〜16時30分(L.O.16時)
■定休日:喫茶室は水曜 ※季節によって変動あり
■HP:https://www.rokkatei.co.jp/

2:さまざまなホテルで楽しめる北海道遺産の「モール温泉」

希少な泉質から北海道遺産に指定され、美人の湯として知られている「モール温泉」は、植物成分が多いのが特徴です。茶褐色でとろみのある湯は入るとなめらかな感触があり、体がぽかぽかに。きっと日々の疲れが癒されることでしょう。

温泉は十勝地方の広範囲にあり、帯広駅近くでも楽しめるホテルがあります。十勝おびひろ・観光情報サイトの『帯広観光Navi』では、モール温泉のあるホテルが検索できます。

3:北海道遺産のばん馬を見に行こう!「帯広競馬場」

「北海道民全体の宝物」として選ばれた北海道遺産のなかに『北海道の馬文化』があります。

ばんえい競馬で活躍するばん馬たちの歴史は古く、明治初期にはじまる開拓時代の労働力として活躍しました。

筆者がはじめて帯広競馬場を訪れたときは、「体重が約1トンもある馬ってこんなに大きいんだ!」という圧倒的な存在感と、砂煙を立てながらそりを引き進むばん馬たちが付けている“シャンシャンシャン”という鈴の音に魂を揺さぶられました。きっとこの音は古くから人々の生活とともにあったのだなと思いました。

現代もばん馬にたずさわる人々の距離感はとても近く、馬たちの住むきゅう舎のすぐそばに住み、1年中ともに生活をしています。人馬の信頼関係が深いのも納得の環境です。

ばんえい競馬に行くと、そんな“開拓の歴史”を垣間見ることができる! それが北海道好きのみなさんへのおすすめポイントです!

<施設情報>
■施設名:帯広競馬場(ばんえい十勝)
■住所:北海道帯広市西13条南9丁目
■電話番号: 0155-34-0825
■開催日:土曜・日曜・月曜
※非開催日もあるのでくわしくはHPでご確認ください
■HP:https://banei-keiba.or.jp/

 

とかち帯広空港から帯広駅までは連絡バスを使い約40分、札幌からも直通でJRの特急や高速バスが出ています。

誰にでも気軽にそしてディープに楽しめる十勝・帯広、おすすめです!

【参考】六花亭製菓株式会社、一般社団法人 帯広観光コンベンション協会、帯広市

【画像】IYO / PIXTA(ピクスタ)

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#帯広グルメ #帯広観光

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