北海道民でも全部は知らないかも!? 旭川に行ったら食べるべき「ご当地グルメ」5つ
「旭山動物園」で有名な旭川市。大雪山の雄大な景色も見られ、自然豊かな土地です。そんな旭川市はグルメの宝庫でもあります。北海道の4大ラーメンのひとつ『旭川ラーメン』をはじめ、『新子焼き』や『ホルモン』など人気のご当地グルメがたくさん!
道内最大の食の祭典『北の恵み 食べマルシェ』も開かれる旭川。地元民に愛されるご当地グルメが楽しめる名店が多く並びます。
そこで今回は、旭川を訪れたら食べておきたいご当地グルメをご紹介します。それぞれ人気店もあわせてご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
- ご当地グルメ1:ダブルスープとラードが特徴!寒い日に食べたくなる「旭川ラーメン」
- おすすめのお店は…著名人も多数来店している老舗「らぅめん青葉」
- おすすめのお店は…ここだけは外せない!地元民のイチオシ「旭川ラーメン 梅光軒」
- ご当地グルメ2:豪快な見た目に唾をゴクリ…!旭川のソウルフード「新子焼き」
- おすすめのお店は…創業70年以上の老舗「焼鳥専門 ぎんねこ」
- ご当地グルメ3:旭川グルメの最強コラボ!「ホルメン」が絶品
- おすすめのお店は…旭川しょうゆホルメン倶楽部部長のお店「羅亜〜麺 加藤屋 北門本店」
- ご当地グルメ4:家庭料理としても愛される「旭川しょうゆ焼きそば」で地元食材を楽しもう
- おすすめのお店は…プロだからこそ出せるもちもち食感がたまらない「お持ち帰り専門店 とり丸亭」
- ご当地グルメ5:安くてうまい!変わり種グルメ「ゲソ丼」
- おすすめのお店は…ライダーの口コミで人気となった「花ちゃん」
ご当地グルメ1:ダブルスープとラードが特徴!寒い日に食べたくなる「旭川ラーメン」
ラーメン大国として知られる北海道。地域によってそれぞれ特徴があります。
『旭川ラーメン』といえば醤油というイメージが強いですが、ダブルスープであることが特徴です。動物系と魚介系のスープをブレンドして作られたスープで、旭川では古くから使われている手法なんですよ。
また、スープに“ラード”を入れることも旭川ラーメンならでは。北海道のなかでも一段と寒さを感じる旭川。たっぷりのラードがフタのような役割をし、スープが冷めにくくなります。寒い地域ならではの一工夫があるからこそ、より一層おいしく感じるのでしょう。
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おすすめのお店は…著名人も多数来店している老舗「らぅめん青葉」
JR旭川駅から歩いて5分ほどの2条通8丁目にある「らぅめん青葉 本店」は、創業74年になる老舗の名店。本店のほかに、ラーメンのテーマパークとして観光客に人気の「あさひかわラーメン村」に支店があります。
マスコミに取り上げられることも多いほどの人気ぶり。店内の壁にはところ狭しと、取材で来た有名人やタレントのサイン色紙や写真が貼られています。
『正油らぅめん』は、ほとんどの人が注文するほどの人気メニューです。
スープは、豚骨と鶏ガラに、利尻昆布、鰹節、煮干し、野菜を加え弱火でじっくり煮出しています。動物系と魚介のダブルスープは、まさに“旭川ラーメン”の基礎を築いたといえます。
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■店舗名:らぅめん青葉 本店
■住所:北海道旭川市2条通8丁目左8 二条ビル 名店街
■電話番号:0166-23-2820
■営業時間:9時30分~14時、15~17時30分
■定休日:水曜
■駐車場:なし
著名人も多数来店!ラーメン好きなら一度は行きたい「創業74年の名店」
おすすめのお店は…ここだけは外せない!地元民のイチオシ「旭川ラーメン 梅光軒」
「旭川ラーメン 梅光軒」は、創業52年の老舗ラーメン店。旭川には4店舗あり、そのほかに札幌や千歳市をはじめ、日本全国、さらには世界まで16店舗あります。
「旭川ラーメン 梅光軒 神居店」は、のれん分けのお店です。他店で15年の修業を重ねたオーナーさんが2000年5月にオープンしました。
看板メニューの『醤油ラーメン』は、薪のような太く四角いメンマとチャーシューの間にこんもりとのったねぎが特徴です。豚骨と魚介系のスープは、すっきりしながらもコクのある昔から変わらない味。クセになるスープの味が麺にしっかりと絡みます。
【関連記事】<店舗情報>
■店舗名:梅光軒 神居店
■住所:北海道旭川市神居2条1-1-12
■電話番号:0166-63-5666
■営業時間:11〜20時
■定休日:水曜
■駐車場:あり
地元民が太鼓判!旭川「醤油ラーメン」を食べるなら外してほしくない名店
ご当地グルメ2:豪快な見た目に唾をゴクリ…!旭川のソウルフード「新子焼き」
旭川のソウルフードといえば、『新子焼き』。若鶏の半身そのままを豪快に焼いた焼鳥のことで、旭川では戦後間もないころから市民に親しまれています。
旭川には『新子焼き』を提供するお店が十数軒あり、その内の8つのお店が『旭川名物 新子焼きの会』を作って『新子焼き』のPRをしています。クリスマスには、七面鳥やローストチキンの代わりに『新子焼き』が食卓に並ぶ家も多く、それぞれお店にはたくさんの予約や注文が入るそうです。
おすすめのお店は…創業70年以上の老舗「焼鳥専門 ぎんねこ」
“すすきの”に次ぐ北海道第二の歓楽街として知られるのが、旭川の3条6丁目周辺に広がる「さんろく街」。この「さんろく街」の中心から少し離れた場所に、旭川市民が愛する小路「5・7小路ふらりーと」があります。
昭和の面影をそのまま残すレトロな佇まいで、タイムスリップをしたかのような気分になれるかも。ここに、旭川名物『新子焼き』を味わえる、昭和25年創業の老舗「焼鳥専門 ぎんねこ」があります。
「焼鳥専門 ぎんねこ」の新子焼きは、そのこだわりから地元で熱く支持されています。生後6週の北海道伊達産の生若鶏のみを使用し、熟練の焼師が一つひとつていねいに手焼き。外は香ばしく仕上げられ、中は肉汁たっぷりでやわらかい食感を楽しめます。
その豪快な見た目に思わず唾をゴクリ……! ジューシーな鶏肉のうまみを味わえます。
【関連記事】<店舗情報>
■店舗名:焼鳥専門 ぎんねこ
■住所:北海道旭川市5条通7丁目 5・7小路ふらりーと内
■電話番号:0166-22-4604
■営業時間:13~22時(L.O.21時30分)
■定休日:月曜
■駐車場:なし
昭和の雰囲気がそのまま残る小路。旭川グルメが勢ぞろいの「ふらりーと」
ご当地グルメ3:旭川グルメの最強コラボ!「ホルメン」が絶品
旭川市を代表するご当地グルメの“旭川ラーメン”にやわらかく煮込んだ“ホルモン”をトッピングした『旭川しょうゆホルメン』をご存じでしょうか?
旭川市は、かつて養豚がさかんで新鮮な豚のモツが手に入りやすかったことから、ホルモンは旭川市民にとって身近なグルメでした。
そんな土地柄もあり誕生した『旭川しょうゆホルメン』は、“旭川しょうゆラーメン”と“ホルモン”という旭川の2大ソウルフードがコラボした絶品グルメなのです。
現在、『旭川しょうゆホルメン』を提供しているのは5店舗。特許庁による商標登録を受けていて、スタイルが決まっています。
1.ホルメンレッドのどんぶり
2.ラーメンはもちろん醤油味
3.新食感!やわからホルモン
4.味の決め手は、国産コラーゲンと旭川醤油旭川しょうゆホルメン公式サイトより引用
このようなスタイルはあれど、基本となるスープや麺、ホルモン以外の具材、盛り付けなどは、お店それぞれの個性が出ています。
おすすめのお店は…旭川しょうゆホルメン倶楽部部長のお店「羅亜〜麺 加藤屋 北門本店」
今回ご紹介するのは、『旭川しょうゆホルメン倶楽部』の部長を務める萩中憲治さんが店主の「羅亜〜麺 加藤屋 北門本店 」。
「羅亜〜麺 加藤屋」の『旭川しょうゆホルメン』は、豚骨のコクを十分に引き出しながら、まろやかでクセのないスープに、オリジナルの低加水率中細ストレート麺がよく絡みます。
具材には、たっぷりのホルモンのほかに、炒めたキャベツにメンマ、ナルト、ネギ。白ごま、糸唐辛子がトッピングされています。
ほかにも、『みそホルメン』や『もつ塩らーめん』『ホルモンチャーハン』『ホルメシ』などホルモンを使ったメニューも豊富なので、ホルモン好きはぜひ一度足を運んでみてくださいね。
【関連情報】<店舗情報>
■店舗名:羅亜〜麺 加藤屋 北門本店
■住所:北海道旭川市北門町9丁目2644-6
■電話番号:0166-56-6646
■営業時間:11~15時(L.O.14時30分)、17~21時(L.O.20時30分)
■定休日:火曜
■駐車場:あり
ラーメンとホルモン!旭川の2大ソウルフードがコラボした「絶品グルメ」とは
ご当地グルメ4:家庭料理としても愛される「旭川しょうゆ焼きそば」で地元食材を楽しもう
旭川産米粉の麺と醤油ダレ、地元食材がコラボした『旭川しょうゆ焼きそば』にも注目です。2010年に、道北最大の食のイベント『北の恵み 食べマルシェ』で試作販売したことをきっかけに生まれたこちらのご当地グルメには、“掟三箇条”が定められています。その掟とは……。
其の一:麺は旭川産米粉と道産小麦を配合したものを使用する
其の二:味付けは、旭川産のしょうゆダレを使用する
其の三:具材は、旭川(道北)産の食材を1品以上使用する旭川しょうゆ焼きそば公式HPより引用
この3つの掟を守りながら、各店それぞれが具材や味付けなど工夫を凝らした『旭川しょうゆ焼きそば』を提供しています。
おすすめのお店は…プロだからこそ出せるもちもち食感がたまらない「お持ち帰り専門店 とり丸亭」
旭川市永山の住宅街にある「お持ち帰り専門店 とり丸亭」は『北の恵み 食べマルシェ』で大賞を獲得したこともある人気店です。看板メニューは、道産の鶏肉を使った『塩ザンギ』に並んで人気のある『旭川しょうゆ焼きそば』。
「とり丸亭」の『旭川しょうゆ焼きそば』は、旭川産の米粉を使ってサクサクジューシーに揚げた自慢の『塩ザンギ』をトッピング。『塩ザンギ』の下には、フワフワの玉子と新鮮なキャベツ、そして麺はオリジナルのしょうゆダレと魚粉で仕上げています。
もちもち食感のまま焼きあがっている麺が特徴で、このように仕上げるには技術とコツが必要だそう。
「とり丸亭」は、お持ち帰り専門店となっていますが、店内にはイートインスペースがあるので、できたて熱々の『旭川しょうゆ焼きそば』を味わえますよ。
【関連情報】<店舗情報>
■店舗名:お持ち帰り専門店 とり丸亭
■住所:北海道旭川市永山4条10丁目1-17
■電話番号:0166-47-8869
■営業時間:11時30分~14時、17~21時(L.O.20時30分)※土・日・祝は中休みなし
■定休日:月曜、イベント出店時
■駐車場:あり
旭川はラーメンだけじゃない!もちもち食感がクセになる「ご当地麺」とは
ご当地グルメ5:安くてうまい!変わり種グルメ「ゲソ丼」
旭川に『ゲソ丼』という、ちょっと変わったご当地グルメがあるのをご存じでしょうか。
『ゲソ丼』とは、イカのゲソ(足)を揚げたものをご飯にのせた丼物です。その発祥は昭和56~57年頃。あるそば店が寿司屋で余るイカのゲソを揚げて丼にのせたのがはじまりといわれていて、現在では旭川市内・近郊のそば店やラーメン店、定食屋など20店近くで提供されています。
おすすめのお店は…ライダーの口コミで人気となった「花ちゃん」
旭川から美瑛や富良野といった人気観光地に向かう国道237号線沿いの「神楽中央ショッピングプラザ」内にある「花ちゃん」。
メニューには、『カレーライス』や『カツ丼』、『親子丼』などもありますが、来店するほとんどのお客さんが注文するのが『ゲソ丼』。道内外からツーリングに訪れるライダーの口コミで人気になりました。正油ダレ、ネギ塩、しょうがの3種類の味が楽しめます。
「花ちゃん」の『ゲソ丼』は、もともとはご主人のお酒のおつまみとして作っていたゲソ揚げを、お客さんの一声で丼にしたことがきっかけで生まれました。
その作り方はほかのお店のものとは違い個性的。片栗粉をまぶしたゲソを揚げるのではなく、フライパンで焼くように仕上げます。このとき、必要な分しか油を使わないので、油っこさは感じません。
何度もマスコミで取り上げられており、店内にはお店を取材で訪れた有名人の写真やサイン色紙が壁一面に飾られています。憧れの芸能人も訪れているかもしれない「花ちゃん」。ぜひ訪れてみては?
【関連情報】<店舗情報>
■店舗名:花ちゃん
■住所:北海道旭川市神楽4条3丁目2-7 神楽中央ショッピングプラザ1F
■電話番号:090-3019-7296
■営業時間:11~15時
■定休日:日曜
■駐車場:あり
安くて絶品!著名人も多数来店しているご当地グルメ「ゲソ丼」の名店(旭川市)
全国的に知られるものから変わり種まで、旭川名物のご当地グルメをご紹介しました。どれも地元民に長く愛される絶品ばかり。旭川を訪れた際はぜひ足を運んでみてくださいね!
※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください。
【画像】Kappaの旦那 / PIXTA(ピクスタ)
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