
一度は食べたい、旭川ラーメンの名店10選!道民ライター実食レポ&お取り寄せも
北海道名物であるラーメンは、地域によってその個性がはっきりとしています。種類を大きく分けると、“札幌ラーメン”、“函館ラーメン”、“旭川ラーメン”、“釧路ラーメン”の4つ。
今回は、“旭川ラーメン”の名店を10店舗ご紹介します。
目次
- 北海道三大ラーメン「旭川ラーメン」の特徴は?ラードが浮く理由も
- 1:全国的に知られる老舗!一度は訪れたい「らぅめん青葉」
- 2:地元民絶賛の外せない名店「旭川ラーメン 梅光軒 神居店」
- 3:旭川ラーメンの伝統を守り続ける人気店「らーめんや天金」
- 4:クセになるラードを味わって!「蜂屋 五条創業店」
- 5:旭川ラーメンは醤油だけじゃない!「みそラーメン よし乃 本店」
- 6:体がぽかぽかに!知る人ぞ知る老舗「生姜ラーメン みづの」
- 7:バターと牛乳のコク!「ラーメン専門 一番 永山店」
- 8:全国にファン多数!旭川の塩ラーメン「らーめん山頭火 旭川本店」
- 9:旭川のご当地グルメ・旭川しょうゆホルメンの名店「羅亜〜麺 加藤屋 北門本店」
- 10:創業約50年!変わらず愛される塩ラーメンの老舗「すがわら」
- 遠くて行けないなら!「旭川製麺」のお取り寄せをお家で堪能
北海道三大ラーメン「旭川ラーメン」の特徴は?ラードが浮く理由も
“旭川ラーメン”といえば醤油というイメージが強いですが、特徴はダブルスープでしょう。動物系と魚介系のスープをブレンドして作られたスープで、旭川では古くから使われている手法です。
また、スープに“ラード”を入れることも旭川ラーメンの特徴です。北海道でも屈指の寒さで有名な旭川。たっぷりのラードを入れることで油膜がフタのような役割をし、湯気が目立たなくなり、スープが冷めにくくなる、という寒い地域ならではのおいしくラーメンを味わう工夫だそう。
寒いところほど熱々のラーメンがおいしく感じるものですよね。
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1:全国的に知られる老舗!一度は訪れたい「らぅめん青葉」

出典: 北海道Likers
JR旭川駅から歩いて5分ほどの2条通8丁目にある「らぅめん青葉」は、創業74年になる老舗の名店。本店のほかに、ラーメンのテーマパークとして観光客に人気の「あさひかわラーメン村」に支店があります。
マスコミに取り上げられることも多いほどの人気ぶり。店内の壁にはところ狭しと、取材で来た有名人やタレントのサイン色紙や写真が貼られています。

出典: 北海道Likers
『正油らぅめん』は、ほとんどの人が注文するほどの人気メニューです。
スープは、豚骨と鶏ガラに、利尻昆布、鰹節、煮干し、野菜を加え弱火でじっくり煮出しています。動物系と魚介のダブルスープは、まさに“旭川ラーメン”の基礎を築いたといえます。
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■店舗名:らぅめん青葉
■住所:北海道旭川市2条通8丁目左8 二条ビル 名店街
■電話番号:0166-23-2820
■営業時間:月曜~土曜は9時30分~14時、15~19時30分、 日曜・祝日は9時30分~14時、15~18時30分
■定休日:水曜
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2:地元民絶賛の外せない名店「旭川ラーメン 梅光軒 神居店」

出典: 北海道Likers
『旭川ラーメン 梅光軒』は、創業50年の老舗ラーメン店。旭川市内には4店舗あり、そのほかに札幌や千歳市をはじめ、日本全国、さらには世界まで13店舗のお店があります。
「旭川ラーメン 梅光軒 神居店」は、のれん分けのお店です。他店で15年の修業を重ねたオーナーさんが2000年5月にオープンしました。

出典: 北海道Likers
イチオシは、『醤油ラーメン』。薪のような太く四角いメンマとチャーシューの間にこんもりと乗ったねぎが特徴です。
豚骨と魚介系のスープは、すっきりしながらもコクのある昔から変わらない味。クセになるスープの味が麺にしっかりと絡みます。
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■店舗名:梅光軒 神居店
■住所:北海道旭川市神居2条1-1-12
■電話番号:0166-63-5666
■営業時間:11〜20時
■定休日:水曜
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3:旭川ラーメンの伝統を守り続ける人気店「らーめんや天金」

出典: 北海道Likers
旭川市永山の人気スポット「あさひかわラーメン村」の一番左手にある、「らーめんや天金」は旭川ラーメンを代表するお店。

出典: 北海道Likers
『正油ラーメン』のスープは、野菜や魚を一切使わず、豚骨・鶏ガラを丸2日間とろ火でじっくり煮こんで作るんだとか。
ラードの油膜に覆われたラーメンをお箸で持ち上げると、ふわっと熱い湯気が上がります。旭川市民が小さな頃に食べたラーメンの味をそのままに、今もいただける昔ながらの懐かしい味わい。しっかりとした醤油の風味に、スープを口へと運ぶれんげが止まりません。
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■店舗名:らーめんや天金 あさひかわラーメン村店
■住所:北海道旭川市永山11条4丁目119‐48 パワーズ内
■電話番号:0166-48-3918
■営業時間:11~20時
■定休日:火曜
■駐車場:あり
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4:クセになるラードを味わって!「蜂屋 五条創業店」

出典: 北海道Likers
昭和22年創業の「蜂屋」は、旭川市内に2つのお店を構える老舗ラーメン店。個性的で濃厚なラーメンは、旭川市民のみならず全国から観光客が訪れる人気の味わいです。
「蜂屋 五条創業店」は、旭川市内5条7丁目にある通り「5・7小路 ふらりーと」にあります。

出典: 北海道Likers
『しょうゆラーメン』は焦がしラードがのった黒っぽい色合い。「蜂屋 五条創業店」のラーメンスープは豚骨と魚介。その匂いを軽減すること、保温効果を狙い、ラードを焦がしてかけたのが始まりなのだとか。
トッピングにはチャーシュー、メンマ、ねぎが載っています。しっかり味がしみ込んだチャーシューとメンマはたまりません。
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■店舗名:蜂屋 五条創業店
■住所:北海道旭川市5条通7丁目右6 5・7小路 ふらりーと内
■電話番号:0166-22-3343
■営業時間:10時30分〜19時50分L.O.
■定休日:木曜(祝日は営業)
■駐車場:あり
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5:旭川ラーメンは醤油だけじゃない!「みそラーメン よし乃 本店」

出典: 北海道Likers
「みそラーメン よし乃 本店」は、旭川市内の中心部に近い豊岡1条通りにあります。市内には本店のほかに永山に2店舗、北見市内に1店舗、札幌市内に1店舗あります。
とくに本店は大人気で午後にはスープが無くなり、店を閉めることもあるんだとか。

出典: 北海道Likers
イチオシは、たっぷりのもやしが特徴的な『みそラーメン』。
もやしを少し食べたら、崩してスープに浸し、麺と一緒に食べるのがおすすめ。さっぱりとしたもやしと、細い麺がコクのあるスープに絡んで絶品です。
『みそラーメン』はもちろんですが、『醬油ラーメン』や『塩ラーメン』も絶品ですよ。
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■店舗名:みそラーメン よし乃 本店
■住所:北海道旭川市豊岡一条1丁目1-8
■電話番号:0166-31-3619
■営業時間:11~21時
■定休日:木曜
■駐車場:あり
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6:体がぽかぽかに!知る人ぞ知る老舗「生姜ラーメン みづの」

出典: 北海道Likers
「生姜ラーメン みづの」は、旭川市内の中心部・ロータリー商店街にあります。旭川市民であれば子どもの頃から親しんでいる昔ながらのラーメン店です。

出典: 北海道Likers
『生姜ラーメン』は、創業以来看板メニューとして、ずっと旭川市民に愛され続けているメニュー。しっかりとしたお出汁の味わいとコクがあるスープは、たっぷりの生姜の風味でとてもさっぱり! さっぱり系がお好みの方はもちろん、コクのある濃厚系がお好みの方も満足させてくれる一杯です。
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■店舗名:生姜ラーメン みづの
■住所:北海道旭川市常磐通2丁目
■電話番号:0166-22-5637
■営業時間:平日・土曜 10時30分~14時、17~18時、日曜 11~14時 ※変動がありますのでお問い合わせください。
■定休日:不定休
■駐車場:なし
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7:バターと牛乳のコク!「ラーメン専門 一番 永山店」

出典: 北海道Likers
旭川市内永山にある「ラーメン専門 一番 永山店」。「ラーメン専門 一番」の看板メニューは、『みそラーメン』そして『醤油ラーメン』『塩ラーメン』と続きます。
同店のラーメンにはすべてのラーメンにもやしが入っています。そのもやしは、1本1本すべての“ひげ”を取ってある美しいもやし。

出典: 北海道Likers
名物は『牧場ラーメン』は、塩ラーメンをベースにスープへ牛乳を加えた真っ白なスープと、角切りの大き目なバターがポイント。バターをゆっくりと溶かしながら、まろやかなスープのコク深さと麺を絡ませていただきます。
醤油ラーメン好きな旭川市民もうなるおいしさ。あとを引くスープの味わいは、スープを飲み干す“完ツユ”をする人も多いのだとか。
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■店舗名:ラーメン専門 一番 永山店
■住所:北海道旭川市永山8条5丁目1-13
■電話番号:0166-48-0758
■営業時間:11~21時(20時30分L.O.)
■定休日:水曜
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8:全国にファン多数!旭川の塩ラーメン「らーめん山頭火 旭川本店」

出典: 北海道Likers
創業33年、北海道・旭川市にあるラーメン店「らーめん山頭火 旭川本店」は豚骨ベースの塩ラーメンが人気のお店。いまや全国、世界に店舗を構える旭川の顔として、多くの人に愛されています。

出典: 北海道Likers
オープン当初から人気の『しおらーめん』はもちろん、『しょうゆらーめん』も『みそらーめん』も大人気。
『しょうゆらーめん』は、濃厚なスープが細い麺に絡みつき、麺も濃厚な味わいのままいただけます。ゴマの風味が香ばしく、スープを残すのがもったいないほど。素人でも手間暇かけたとわかるチャーシューの味わい……ラーメンを味わいながら食べることの楽しさが詰まっています。
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■店舗名:らーめん山頭火 旭川本店
■住所:北海道旭川市1条通8丁目348-6 MANNY BLD 1F
■電話番号:0166-25-3401
■営業時間:11~22時30分(22時L.O.)
■定休日:なし・不定休
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9:旭川のご当地グルメ・旭川しょうゆホルメンの名店「羅亜〜麺 加藤屋 北門本店」

出典: 北海道Likers
『旭川しょうゆホルメン』は、“旭川しょうゆラーメン”と“ホルモン”という旭川の2大ソウルフードがコラボした絶品グルメ。
『旭川しょうゆホルメン』に使われているホルモンは、旭川の食肉加工会社「米谷産業」が新たに開発したもの。ホルモン独特の食感は残しながらやわらかく煮込まれていて、噛めば噛むほど深い味わいを楽しめます。また、まったく臭みを感じません。

出典: 北海道Likers
「羅亜〜麺 加藤屋」の『旭川しょうゆホルメン』は、豚骨のコクを十分に引き出しながら、まろやかでクセのないスープに、オリジナルの低加水率中細ストレート麺がよくからみます。
具材には、たっぷりのホルモンのほかに、炒めたキャベツにメンマ、ナルト、ネギ。白ごま、糸唐辛子がトッピングされています。
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■店舗名:羅亜〜麺 加藤屋 北門本店
■住所:北海道旭川市北門町9丁目2644-6
■電話番号:0166-56-6646
■営業時間:11~15時(L.O.14時30分)、17~21時(L.O.20時30分)
■定休日:火曜
■駐車場:あり
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10:創業約50年!変わらず愛される塩ラーメンの老舗「すがわら」

出典: 北海道Likers
「すがわら」の創業は昭和49年。醤油ラーメンを売りにするお店が多い旭川で、今や塩ラーメンといえば「すがわら」と旭川市民の誰もがいうほど、昔から変わらず多くの市民や観光客を魅了し続けています。
「すがわら」は、創業当時の先代が高齢となり引退。その後は今の経営元である「株式会社エンフード」が経営と味わいを引き継いでいます。

出典: 北海道Likers
「すがわら」の塩ラーメンはスープが一番の特徴。豚骨・鶏ガラ・煮干・野菜からとるスープは、透明で美しい! そして、あっさりしていながらコクがあり奥深い味わい。スープも麺も体のなかへするすると入っていく食べやすさです。シンプルながらも奥深い味わいが、長くリピーターに愛される理由かもしれません。
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■店舗名:ラーメン すがわら本店
■住所:北海道旭川市7条通7丁目右32 七福ビル 1F
■電話番号:0166-22-4710
■営業時間:11~20時(L.O.19時45分)
■定休日:月曜
■駐車場:あり
美しい透明スープはシンプルながら奥深い!約50年変わらず愛される塩ラーメン(旭川市7条通)
遠くて行けないなら!「旭川製麺」のお取り寄せをお家で堪能

出典: 旭川製麺
最後に、直接食べに行けない距離にお住まいの方でも本場の味を楽しめる、「旭川製麺」の袋麺をご紹介。
「旭川製麺」は旭川の隣にある、大雪山のふもと東川町から、旭川を中心とする多くのラーメン店に麺を供給している製麺所。「旭川製麺」の袋麺はオンラインで購入できます。

出典: 旭川製麺
こちらは、昭和58年創業旭川の繁盛店「旭川大吉ラーメン」のオリジナル熟成乾燥麺。スープは上質な豚脂を使用し、コクがありながら利尻昆布を使用した後味さっぱりの正油味です。
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■商品名:旭川製麺 コロルくんと旭川こだわりラーメン詰め合せ10食入り
■価格:4,740円(税込)※送料込み<会社情報>
■会社名:旭川製麺株式会社
■住所:北海道上川郡東川町西町6丁目2-1
■電話番号:0166-82-3545
■HP:https://asahikawa-seimen.com/
■オンラインストア:https://chef.cololukun.com/gen009006/
■購入方法:オンラインストアより購入可能
大雪山の水が生み出す絶品麺。「旭川製麺」の旭川ラーメンセット
旭川市には歴史あるラーメンの名店がたくさんあるだけでなく、どのラーメンも個性豊かです。
ラーメン好きな方は、その個性を一軒ずつ味わってみるのも楽しいかもしれませんね。
※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間などは公式サイトや店舗にご確認ください。
【画像】Kappaの旦那 / PIXTA(ピクスタ)、 旭川製麺
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