【この畑なんの畑】道民なら見たことある?真っ白な畑で育てている作物は…
北海道の畑を眺めていると一面に白い花が咲いている畑が目につきました。今回は、畑に咲く白い花に関するクイズです!
記事の後半には白い花を咲かせる作物に関する豆知識も紹介します!
一面の白い花、何の畑?
それではクイズです。写真の作物はなんでしょうか?
特徴はなんといっても白い花。ヒントは年越しに馴染み深い作物です。
正解は「そば」
というわけで正解は“そば”でした! 年越しそばは年末には欠かせないですよね。
そばは6月に種をまき、9月の上旬には収穫されるという種まきから収穫までの期間が短い作物なんです。そのため、そばの白い花が見られる期間もあまり長くありません。
北海道は「そば」王国!
あまり知られていませんが、北海道はそばの収穫量が日本一!
令和2年度におけるそばの収穫量は北海道が19,300トン。日本で生産されているそばの43パーセントは北海道のそばなんです!
19,300トン……ちょっと量が多すぎて想像がつきません。
全部そばにしたら何人前になるんでしょうか、気になります。
雪が二度降る町「幌加内町」
そばの収穫量日本一の北海道ですが、そのなかでも幌加内町は日本の全市町村のなかでそばの作付面積日本一を誇るんです!
幌加内町の昼夜の温度差や涼しい気候がそばに適しており、作付面積は3,200ヘクタールを超えたそうです。
3,200ヘクタールは札幌ドーム約604個分! ものすごい広さなのがわかりますよね。
ほかにも、幌加内町にはそば畑の観光スポットもあり、写真のように一面白のそば畑は雪が積もっているように見えることから“幌加内は二度雪が降る”と呼ばれています。
そばの畑がこんなに美しいとは今まで知りませんでした。ぜひ一度は生で見てほしいです!
北海道はまもなくそば収穫の時期。次の夏はそばの白い花を探してみるのはいかがでしょうか。
【参考】
幌加内そばの生産とこだわり / 幌加内町
日本一が3つあるまち / 幌加内町
そば畑ビューポイント / 幌加内町
令和2年産そば(乾燥子実)の作付面積及び収穫量 / 農林水産省
【画像】ayu3.hiraoka、二匹の魚 / PIXTA(ピクスタ)
【参考】幌加内町、農林水産省
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