道民なら読めるよね?ちょっと難しい「北海道の難読地名」クイズ【全5問】
北海道の地名はアイヌ語が由来となっていることもあり、珍しい読み方や難解な漢字表記が多いですよね。道外の人は地名を見ても読み方の見当がつかず、頭を抱えることもしばしば……。
今回のクイズでは、聞いたことがあるけれど漢字で書くと読めない地名をはじめ、5つの難解地名を用意。ぜひチャレンジしてみてくださいね!
Q1:納沙布
A:のさっぷ
『納沙布岬』が有名なので、“岬”を付けるとひらめいた方もいるかもしれません。納沙布は北海道根室市の地名です。『納沙布岬』は北方領土を除くと日本本土の最東端に位置する岬で、道内でいちばん早い日の出を見られる場所としても有名なんですよ。
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Q2:輪厚
A:わっつ
ついつい漢字のまま“わあつ”と読みたくなりますが、答えは“わっつ”です。輪厚は北広島市に位置するまちで、地名の由来は諸説ありますが、一説にはアイヌ語で“助・川”という意味だそうです。
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Q3:朱鞠内
A:しゅまりない
一見難しい印象ですが、音読み・訓読みのまま読めば正解です。美しい漢字がならぶこの地名、諸説ありますがアイヌ語の“石・高い・川(スマ・リ・ナイ)”が由来といわれています。
幌加内町にある『朱鞠内湖』は国内屈指の美しさと豊かさを誇る湖です。広大な原生林に囲まれ、フィヨルドのように切り込んだ地形に島々が点在し、四季折々で違った景色を楽しめます。
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Q4:椴法華
A:とどほっけ
“椴”という漢字が難しいですね。“椴”は北海道にも生息する植物で、「とど・とどまつ」と読みます。こちらの地名もアイヌ語に由来していて、“トトポケ(岬の陰)”が語源といわれています。
函館市にある椴法華は地名の由来通り、津軽海峡と太平洋の境をしるす『恵山岬』があります。『恵山岬灯台』が建ち、その周辺には公園が整備され海風を感じながら散策ができますよ。
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Q5:苫鵡
A:とまむ
答えを聞いて「あ~!」と思った方も多いのではないでしょうか。いわずと知れた、北海道のリゾート地『トマム』は漢字でこのように書くのですね。道内には、苫小牧など“苫”という漢字を使った地名が多くあり、苫鵡もそのひとつです。
星野リゾートなど、ラグジュアリーなリゾートホテルがあり、道外からも多くの観光客が訪れます。雲海も有名で、季節の移ろいに合わせたさまざまなレジャーが楽しめます。一度は訪れてみたいですよね。
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なかなか頭を悩ませる地名ばかりでしたね。アイヌ語の美しい響きが由来となっている地名も多く、北海道の豊かな自然を連想させます。地名のユニークさも北海道の魅力ですね。
※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。