【北海道難読地名クイズ】読めたらスゴイ!海辺に天然露天風呂がある「椴法華」

2021.01.16

北海道には、ユニークな地名がたくさんあります。そのため、「この地名なんて読むんだ?」と感じることがしばしば。

今回ご紹介するのも、地元民でなくては読めないであろう地名です。

「椴法華」何と読む?

今回、出題する難読地名は“椴法華”。函館市にある地域です。

あなたはこの地名を見たことがありますか? 筆者は、見たことがあり、その時は「だんほうか」と呼んでいました。もちろん、違います(笑)。

ヒント。椴は北海道にも生息している植物の名前、法華は宗教にも使われる言葉です。

Aとどほっけ

“とどほっけ”と読むそうです! 読めましたか~?

椴は植物の椴松(とどまつ)、法華は、法華宗の略称で使われることがありますよね。

「椴法華」の由来は?

椴法華の由来はいったい何なのでしょう。函館市のホームページには、このように記載されていました。

アイヌ語のトトポケ(岬の陰)に由来する(諸説あり)。

引用:椴法華の歴史 / 函館市

やはり、アイヌ語に由来していましたね。椴法華は、恵山岬の西側に位置することから、トトポケ(岬の陰)と呼ばれていたのではないでしょうか。諸説があるということなので、ぜひ調べてみてください。

灯台公園、天然温泉が楽しめる

椴法華には、津軽海峡と太平洋の境をしるす恵山岬があります。航海の難所と呼ばれ、船乗りから恐れられてきたそう。しかし、明治23年には、『恵山岬灯台』が建てられ、航海の助けになっています。

灯台の周辺には公園が整備されています。広場の遊具で遊んだり、遊歩道を散策したり、楽しみ方はいろいろ。太平洋や恵山を一望できる展望台からの眺めは、絶景です。

公園から海岸まで行くと、海にわく温泉『水無海浜温泉』が楽しめます。大自然の中で楽しめる露天風呂で、潮の干満により、日ごとに入浴可能時間が変わるのが特徴。太平洋を間近に眺めながら、野趣たっぷりのぬくもりを無料で体験できます。

 

自然をたっぷり感じられる椴法華。『恵山灯台公園』を散策して、『水無海浜温泉』に浸かりたい~!

【参考】
椴法華の歴史 / 函館市
椴法華の観光スポット / 函館市

【画像】CRENTEAR、川村恵司、よっちゃん必撮仕事人 / PIXTA(ピクスタ)