だべさ

「だべさ」だけじゃない!道産子が教える北海道弁の語尾表現3つ【北海道弁講座】

2021.04.01

北海道弁は語彙だけでなく、語尾にも特徴的なものがあります。これまでのものとは違った北海道弁もマスターしていきましょう!

1:北海道の語尾代表「だべさ」

「だべさ」は典型的な北海道弁の1つ。「だべさ」の3文字で使われることもあれば、「~べ」や「~さ」だけで使われることもあります。語尾だけご紹介してもわかりづらいですよね(笑)

例文をみていきましょう!

「北海道の方言といえば、“わや“だべさ」

意味)北海道の方言といえば、“わや”だよね

「明日は、早く学校に行くべ」

意味)明日は、早く学校にいこう

「昨日、初めて宝くじ当たったさ」

意味)昨日、初めて宝くじ当たったんだ

2:道民らしさがでる「しょや」

あなたは語尾に「しょや」をつけたことがありますか? 使い方の検討もつかないという方が多いのでは。

「しょや」は「~でしょう」の“で”と“う”がとれたものと考えると使いやすいと思います! 「しょや」も道民が無意識に使っている北海道弁の1つなので、覚えていきましょ~。

「いつも早く寝なさいって言ってるしょや」

意味)いつも早く寝なさいって言ってるよね

「この問題は難しすぎるしょや」

意味)この問題は難しすぎるよ

「そんなことは気にしなくてもいいしょや」

意味)そんなことは気にしなくてもいいんだよ

3:命令形の北海道弁「すれ」

相手に行動を促したいときに使う「すれ」。道外の方からすると少し怖い印象を受けるかも。

でも、使っている人は怒っているわけではないので、怖がらずに話を聞いてあげてくださいね!

「早く出かける準備すれ~」

意味)早く出かける準備してね~

「2人で協力して勉強すれ」

意味)2人で協力して勉強しなさい

「向こうの公園でサッカーすれば?」

意味)向こうの公園でサッカーしたら?

 

北海道ならではの語尾をご紹介しました。ぜひ、友達と北海道弁の語尾を使ってみてください!