「だべさ」だけじゃない!道産子が教える北海道弁の語尾表現3つ【北海道弁講座】
北海道弁は語彙だけでなく、語尾にも特徴的なものがあります。これまでのものとは違った北海道弁もマスターしていきましょう!
1:北海道の語尾代表「だべさ」
「だべさ」は典型的な北海道弁の1つ。「だべさ」の3文字で使われることもあれば、「~べ」や「~さ」だけで使われることもあります。語尾だけご紹介してもわかりづらいですよね(笑)
例文をみていきましょう!
「北海道の方言といえば、“わや“だべさ」
意味)北海道の方言といえば、“わや”だよね
「明日は、早く学校に行くべ」
意味)明日は、早く学校にいこう
「昨日、初めて宝くじ当たったさ」
意味)昨日、初めて宝くじ当たったんだ
2:道民らしさがでる「しょや」
あなたは語尾に「しょや」をつけたことがありますか? 使い方の検討もつかないという方が多いのでは。
「しょや」は「~でしょう」の“で”と“う”がとれたものと考えると使いやすいと思います! 「しょや」も道民が無意識に使っている北海道弁の1つなので、覚えていきましょ~。
「いつも早く寝なさいって言ってるしょや」
意味)いつも早く寝なさいって言ってるよね
「この問題は難しすぎるしょや」
意味)この問題は難しすぎるよ
「そんなことは気にしなくてもいいしょや」
意味)そんなことは気にしなくてもいいんだよ
3:命令形の北海道弁「すれ」
相手に行動を促したいときに使う「すれ」。道外の方からすると少し怖い印象を受けるかも。
でも、使っている人は怒っているわけではないので、怖がらずに話を聞いてあげてくださいね!
「早く出かける準備すれ~」
意味)早く出かける準備してね~
「2人で協力して勉強すれ」
意味)2人で協力して勉強しなさい
「向こうの公園でサッカーすれば?」
意味)向こうの公園でサッカーしたら?
北海道ならではの語尾をご紹介しました。ぜひ、友達と北海道弁の語尾を使ってみてください!