標茶町まるわかり情報【観光・グルメ】
標茶(しべちゃ)町は、北海道東部、釧路市の北に位置し、「釧路湿原国立公園」の湿地帯が分布する広大な町です。人口よりも牛の数が多いといわれる酪農の町。
標茶町の基本情報
所在地
釧路総合振興局に属する。隣接する市町村は、厚岸町、別海町、中標津町、鶴居村、釧路町、弟子屈町。
面積
1,099.37km2
人口
7,403人・3,658世帯*
*令和3年2月末現在
由来
標茶(しべちゃ)はアイヌ語の「シペッチャ」という発音がなまったものです。
「大きな川のほとり」を意味しており、語源のとおり町の中心に母なる川「釧路川」をはじめ、別寒辺牛川、西別川の三大河川により産業と開拓の歴史が刻まれています。
引用:標茶町の由来とあゆみ
標茶町へのアクセス
<札幌からのアクセス>
JRまたは車の利用が便利です。最寄駅はJR釧網線・標茶駅。
札幌駅から釧路駅まではJRで約4時間、釧路駅から標茶駅までは約1時間です。ほか、本数は少ないですが、網走方面からも標茶駅まで普通列車が運行しています。
車利用の場合は、釧路市から約1時間です。
札幌からは道東道経由で約5時間30分、網走方面からは国道391号線経由で、約2時間です。
<道外からのアクセス>
「たんちょう釧路空港」、「根室中標津空港」、「女満別空港」が利用できます。
各空港から標茶町までの連絡バス等はないため、JRまたは車の利用が便利です。
標茶町の気候
夏は暑く、冬は寒い、やや内陸的な気候です。
<春>
春期から初夏にかけては冷涼。
<夏>
日照時間は短いですが、最高気温が30℃に達する時期があります。最高気温31.8℃(2020年)。
<秋>
比較的晴天が続くが晩秋の早朝は冷え込みます。
全国の最低気温のニュースに“標茶町”の 名前が流れる時期も。
<冬>
冬は積雪が少ないが寒さが厳しい気候。最低気温-24.4℃、積雪量167cm(2020年)。
標茶町のグルメ
黒毛和種とホルスタイン種のハーフ牛『星空の黒牛』や『星空の黒牛』を使ったビーフシチューやスープカレー、『しべちゃ牛乳』、『しべちゃジンギスカン』などが特産です。
標茶町の観光
釧路湿原を探訪できる鉄道旅が人気。夏期間は釧路湿原をゆっくりと走る『湿原ノロッコ号』、冬期間は雪原とSL対比が美しい『SL冬の湿原号』が運行されています。
釧路湿原が広がる塘路・茅沼エリアには『塘路湖』や『シラルトロ湖』など標茶町の大自然を堪能できるスポットが多数。貴重な動植物の観察やワカサギ釣り、カヌー、キャンプなどさまざまな野外レジャーを楽しめます。
多和平エリアにある『標茶町育成牧場』は日本一の広さをもつ町営牧場。牧場内の『多和平展望台』では、遠く知床、阿寒など360°の大パノラマを楽しめます。
標茶町の周辺情報
標茶町に隣接する自治体の情報はこちら
・厚岸町
・釧路町
・別海町
・中標津町
・弟子屈町
・鶴居村
北海道の大自然を心ゆくまで堪能できる魅力的な町です。
【参考】標茶町 標茶町観光協会 標茶 年ごとの値 / 気象庁
【画像】i-flower、Fomaa、STUDIO EST / PIXTA(ピクスタ)