制服のスカート寒そう…ってそりゃあ寒いです!道産子高校生の防寒対策とは
とくに寒い冬の朝は、氷点下10度を下回る北国、北海道。そんな雪の街でも、学生の制服姿は全国共通。対北海道仕様の暖かい制服なんてものはありません。ダウンとニットで着込む筆者とは明らかに異なる装い。
もしかすると、若さだけはで乗り切れない冬の寒さを快適に過ごす秘密を、学生たちは握っているのでは? 北海道の高校生に聞きたい。ねえ、スカートで寒くないの!?
基本はやっぱりタイツ!替えも持参
筆者も数年前道内で毎日スカートを履いて通学していました。当時の記憶をたどりつつ、ご紹介します。
冬でも生足で靴下のみ!という人は少なく、“黒タイツ”or “肌色のストッキング+ハイソックス”の学生が大多数。ブーツの中にまで雪が入り込み、学校に付いたころにはべしょべしょになってしまうこともあったので、替えのタイツやハイソックスを持って通学している人もいました。
筆者の学校の学生たちは、体育の時間タイツを脱がずにそのままジャージに着替えていました。冬の北海道の体育館も凍えるくらい寒いんです。やはりタイツは王道!
男子生徒は、スラックスの下に『ヒートテック』のタイツを履くなどの工夫をしていたそうです!
一晩で、ひざの高さまで雪の積もる日もある北海道。足を保護するためにも、生足はおすすめできません!
制服の上に着るアウターは意外と普通?
秋口は男女共通でマウンテンパーカーのような“防風性”に長けたアウターを着て、12月ごろからより厚手の暖かいコートに衣替え。
女の子は、ウールのPコートやダッフルコートを着ているのをよく見かけます。男の子はショートダウンや、同じくショート丈のウールのコートが多かった記憶が。実際街で見かける学生の服装も、そのような傾向になっています。
冬はほとんど降雪のみで、あまり防水の性能について考えなくていいことが北海道のアウター選びの特徴かもしれません。もちろん、室内に入る前はしっかりと雪を落としてくださいね。
北国の出身とはいえ、道産子は毎年の寒さに敏感。それぞれ工夫を凝らして冬を乗り切っています。スカートで寒くないの?という問いについて、きっとどの学生も「そりゃあ寒い!」何て叫ぶはず。
長い北海道の冬を快適に過ごすために、皆さんはどんな工夫をしていますか? 寒さを乗り切る素敵なテクニックをご存知であれば、ぜひ教えてくださいね!
【画像】Fast&Slow、swdmsya / PIXTA(ピクスタ)