第1牧場

帯広に新スポット誕生! 空港から約3分・約200頭の“ばん馬”に出会える牧場

2024年4月15日(月)にオープンした『ばんえい牧場十勝』をご存知でしょうか?

『帯広空港』から車で約3分。東京ドームの4.5倍という広大な敷地でのびのびと暮らす約200頭もの“ばん馬”と出会うことができるニュースポットです!

自然豊かな環境の中で新しい命が誕生し、可愛らしい子馬が元気に成長している姿を見ることができるだけでなく、直接ふれあったり、『帯広競馬場』と同じコースを体験することができたり、カフェで食事をしたり、さまざまな楽しみ方ができるスポットです。

今回は、そんな見どころ盛りだくさんの『ばんえい牧場十勝』を北海道Likers編集部がご紹介します!

チケットを購入して、いざ入場!

『帯広空港』から車で約3分の場所にある『ばんえい牧場十勝』。空を見上げるとすぐ近くで飛行機の離発着を見ることができます。

そんな飛行機を横目に、いよいよ『ばんえい牧場十勝』に入場します!

まずは、受付となるログハウスの券売機でチケットを購入。入場チケットだけでなく、ひつじ用野菜スティックのチケットなども併せて購入できます。

チケットを持って、いよいよ入場! どんな牧場が広がっているのかワクワク楽しみです!

かわいい羊たちに出会える「ふれあい広場」

まずは、入場してすぐのところにある『ふれあい広場』へ。可愛い羊たちにエサをあげたり、直接触ったりすることができます。

野菜スティックを持って近づいていくと、すぐに羊たちが集まってきました。その勢いに思わず後ずさりしてしまったほど! 「早くちょうだい!」という声が聞こえてきそうです! 仔羊も一生懸命に首を伸ばしてアピールしています。

モグモグと美味しそうに食べる羊たち。あっという間に野菜スティックを完食してしまいました。可愛い羊たちの様子を間近で見ることができる体験は、素敵な思い出になりそう!

たくさんのばん馬に出会える「第1牧場」

続いてやってきたのは『第1牧場』。こちらは『ばんえい牧場十勝』の中でも馬の頭数が一番多い牧場です。昨年生まれた1歳の馬や、今年生まれた仔馬と母馬の親子をたくさん見ることができます。

『ばんえい牧場十勝』は元々はサラブレットの牧場でしたが、旧牧場の施設も一部活用しながら、厩舎や調教用のコースなども新たに整備して今年のオープンを迎えたとのこと。

現在の飼養馬頭数は約200頭で、現在、ばんえい帯広競馬の新馬250頭中、『ばんえい牧場十勝』では毎年40頭以上の生産を行っているのだとか!

通常、ばん馬への餌やり体験は行っていませんが、タイミングが合えば餌やりができるかも! 必ず厩務員立ち合いのもとで行ってくださいね。今回は、牡馬、牝馬、それぞれの厩舎へ入れていただき、餌を待ち構えて顔を出す馬に人参をあげることができました。

間近で見る馬はとても大きく迫力満点! ドキドキしながら手を伸ばすと、美味しそうに食べてくれました。優しい目がとても印象的です。

※タイミングやばん馬の都合上、餌やり体験ができない場合がございます。予めご了承ください。

のんびりと暮らす馬に出会える「第2牧場」

続いてやってきたのは『第2牧場』。こちらでは、現役を引退した馬たちを繁殖用として繫養しています。

『第2牧場』にいるばん馬は、主に春から秋にかけて親となり、その後仔馬と過ごしています。日中は厩舎の扉を開け放ち、馬たちは自由に放牧地に出てのんびりと過ごしているそうです。

馬の妊娠期間は約330日。1年かけて1頭の子を産んで、勝負の世界に飛び立つまで、2年もかかるのだそう。

「多くの時間と労力を伴いますが、受け継がれてきた『ばんえい競馬』の担い手として一頭でも多く羽ばたける馬を生み出すことができれば」との想いで日々、ばん馬の育成に向き合っているとのことです。

今年は約40頭の仔馬が生まれたそう! 餌の時間には、厩舎の中でそんな仔馬たちが食事をする様子も間近で見ることができました。

現役ばん馬に出会える「第3牧場」

続いてやってきたのは『第3牧場』。こちらでは、現役で活躍しているばん馬たちに出会えます。レースの緊張から解放され、ゆっくりと休養しながら他の馬たちと仲良く過ごしている姿を見ることができます。

また、ばんえい競馬と同じ全長200mの本格トレーニングコースがあるのも見どころの1つ。ばんえい競馬の最大の見どころとも言える2つの障害(坂)も忠実に再現されています。

早朝には育成馬の調教を行っているそう。調教が終わると、長靴を履いてコース内を歩いてみることも可能です。

ばん馬の体重は約1トン! なんとサラブレッドの2倍もの重さなんです。この大きな体で重いソリを力強く引く姿は“逞しい”の一言に尽きますよね。

馬それぞれに毛並みの色や模様、顔つきが異なるので、自分好みの“推し馬”を探してみるのも楽しいですよ!

十勝のソウルフードを楽しむ「ログハウスレストラン」

『ばんえい牧場十勝』内にあるログハウスレストランでは、十勝のソウルフードを味わうことができます。

可愛らしい店内には、ばん馬グッズがずらりと並び、画面にはレース状況も映し出されていました。窓からは気持ち良さそうに駆け回る馬たちも見ることができます!

北海道の生乳をたっぷり使った『北海道ソフトクリーム』(450円)や、和牛入りハンバーグがトッピングされた『和牛ハンバーグカレー』(1,250円)など、十勝ならではのメニューが並ぶ中、一番人気なのはやはり十勝名物の『豚丼』(1,000円)です!

さっそく一番人気の『豚丼』(1,000円)をいただきます! 大きめの豚肉に手作りの甘辛いタレがからんで絶品! ボリュームもあり、箸が止まらなくなるような美味しさです。

他にもコーヒーなどのドリンクや、デザートなどもあります。さらには、道産子おなじみ、雪印メグミルクが北海道限定で販売している『ソフトカツゲン』も!

園内を楽しんだ後の休憩はもちろん、入場料不要でお土産や飲食のみの利用もできるので、ドライブがてらの休憩にもおすすめですよ。

「ばんえい牧場十勝」ならではのお土産もチェック!

レストラン内にはお土産コーナーも併設されています。

たくさんのお土産が並ぶ中、一番人気はキラキラと光るキーホルダー『馬のキーホルダー』(400円)

5種類あり、どれにしようか迷ってしまうほど。きらきらとした見た目と馬が駆ける姿がなんとも可愛らしいです。

「ばんえい牧場十勝」の詳細情報

ばんえい牧場十勝
住所:北海道帯広市泉町西9線中10-3
電話番号:0155-63-7003
営業時間:10:00~16:00
入場料:大人(中学生以上)500円、子ども(小学生)200円 ※未就学児は無料
※入場料は変更となる可能性がございます。
定休日:なし ※11月~3月末頃まで冬季休業

大きく優しい馬たちのいきいきとした姿を間近で見ることができる『ばんえい牧場十勝』。育成場と引退馬、そして現役馬が施設内でそろっており、『ばんえい競馬』に関する学びを深めることもできるスポットです。
ぜひ馬たちと触れ合って、素敵なひとときを過ごしてみてくださいね!

取材・撮影/北海道Likers

【画像】北海道Likers

この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。

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