知らないのは損かも。今熱い「夕張メロンコミュニティ」とは

『北海道Likers』がお届けする新ラジオ番組『北海道Likers Voice〜北海道をもっと好きになるラジオ〜』。

「北海道でいちばん聴かれているラジオ局」として支持される『株式会社STVラジオ』と連携し、毎週土曜22:15〜22:30に放送。北海道を盛り上げている人や次のトレンドを創る人(=ライカーズ)をゲストに迎え、あふれる北海道愛を声(=Voice)で伝えます。

今回は2023年12月9日の放送回をご紹介します!

メインパーソナリティー

田村みなみさん(以下、田村さん):『株式会社STVラジオ』
柳澤美空(以下、柳澤):『北海道Likers』プロデューサー

今回のゲスト

田中一弘さん:「2nd HomeTownとデジタルに共生する社会を創る」をミッションに掲げる「MeTown株式会社」代表取締役。

「夕張メロンNFT」は全国で活用できる技術

今回の“ライカーズキーワード”は前回に引き続き“NFT”。「MeTown株式会社」代表取締役・田中一弘さんをゲストに招き、『夕張メロンNFT』についてさらに深く語っていただきました。

田村さん:「NFTとは“置き換え不可能なデジタル認証”、“デジタル上の会員証”」と先週おっしゃっていましたが、田中さんは“夕張メロンに結び付けたNFTを販売している”という理解で間違いないでしょうか?

田中さん:はい、間違いございません。

柳澤:夕張メロンのファンを広げていく目的でNFTというツールを活用されていると思いますが、ふるさと納税にも近しい部分があるのかなと思います。NFTだからこそできることをもう少し伺いたいです。

田中さん:そこは私たちも考え抜いたところです。ふるさと納税はとても良い仕組みです。特産品を返礼品にして、寄附をすると特産品がもらえ、地域が潤う。非常に重要な地域貢献の1つです。ただ、ふるさと納税をしたからといって、実際に地域の方々と交流したり触れ合ったりする機会はあまりありませんでした。

そこで私たちは、地域の特産品をフックにしながらも、購入することで地域の方々と仲間になれる場所をオンライン上で作れないかと考えました。

そのツールとしてNFTを使って、オンライン上で発行できる会員証とコミュニティを作り、“特産品を買う”という行為は似ているけれども、オンライン上にみんなで交流できる仕組みも作りたいなと。この点がNFTを使った大きな理由の1つです。

柳澤:なるほど!

田村さん:コミュニティというと、現代にはFacebookやTwitter(現X)、InstagramなどSNSがいろいろありますが、どのような違いがあるのですか?

田中さん:夕張メロンの販売をしているのは「JA夕張市」という夕張市さんの農協なのですが、実は夕張市さんも同じ悩みを抱えていました。

FacebookやTwitter(現X)などいろいろな広報活動をして、フォロワーも何万人とついている一方で、既存のSNSのやり取りだけでなくもっと深い繋がりを作りたい。例えば、夕張メロンをモチーフにした新しいグッズを一緒に作るなど、深いコミュニティを作るときに、何か良い仕組みがないかとずっと探していました。

NFTであれば、NFTを買った人だけが入れるコミュニティを作りやすいということで、私のほうから提案しました。それは面白いと言っていただき、限定的な秘密の部屋のようなかたちで、NFTを持っている人だけが入れる場所を作ることになりました。

柳澤:ファンだからこそ、そのような深いコミュニティに関わり、夕張メロンや地域創生にコミットできるのはとてもメリットになるのかなと思います。そしてもっともっと好きになっていくというのが今までと違う部分かなと思いました。

田中さん:この『夕張メロンNFT』のコミュニティでは、面白い事例があります。

「JA夕張市」の方が、道の駅で新しい夕張メロンのグッズを販売しなければいけないことになったのですが、何を売ったら良いのか分からない。そこで、このコミュニティの中で相談をしました。すると、いろいろなアイデアが出てきて。

「実は夕張メロン専用のお皿やスプーンがないよね」という気づきがあったので、実際に作ってみようということになったんです。商品化して、この夏に販売し、なんと即完売しました!

みんなで商品開発に関わり、今までは「JA夕張市」の人しかできなかったことをみんなでできるようになったのが、とても面白かったです。また、アイデアを出した人はポイントがたくさんもらえてメロンが甘くなるという仕組みなので(笑)、みんながハッピーになる良い流れだったなと思います。

田村さん:活用方法が幅広いですね。今まで知らなかった夕張メロンの魅力を、他人ごとではなく自分ごとになってみなさん考え始めたんですね。

夕張メロンは全国的に有名ですし、そのような商品に関わることができるのは自分の財産にもなりますよね。

田中さん:そうなんですよね。今、バーチャル空間上でもっと交流したいという話が出ていまして。

例えばメタバースや、もしくはVTuberといった領域にもチャレンジして、夕張メロンのファンの輪を広げることをやっていけないかなと考えています。そこにNFTを使って、NFTを持っている人たちでアイデアを出したり、NFTを持っている人だけが入れる場所をメタバース上に作ったり……といった展開を構想しています。

柳澤:いろいろな技術革新が絡み合って、どんどん進化していく感じですね。

田中さん:いちばんの財産は、今まで繋がることができなかったような全国各地にいる面白い方々とNFTを通して繋がることができた、仲間を増やすことができた点です。とくに夕張の方やメロン農家の方から「やって良かったね」と言っていただけたポイントでした。

田村さん:実際にそういう景色を見たときに、田中さんはいかがでしたか?

田中さん:自分が構想していたことが具体的になって、300人もの方に参加していただいたのは、不思議な感覚で感慨深かったです。

だからこそ、もっと広げていきたいですね。他の地域でもできる仕組みを作るなど、ここにとどまらない大きな構想にしていかなければいけないという使命感を覚えています。頑張りたいです!

柳澤:『夕張メロンNFT』の仕組みは、夕張に限らず北海道あるいは全国で「私もこれで盛り上げたいんだ」という方が活用していける技術かなと思いました。

田中さん:おっしゃる通りですね。NFTという技術はまだまだ世の中に普及しておらず、黎明期だと思いますが、夕張メロンのように上手く使えば、みなさんの生活に役立つものとして使えるということが証明できたかなと。

「私たちは最先端の技術を使って北海道を盛り上げるよ」と旗を揚げて、みんなを面白い所に連れていけるように頑張っていきたいと思います。

柳澤:素敵ですね、心強いです!

田村さん:今週は、『夕張メロンNFT』を企画・販売する「MeTown株式会社」代表・田中一弘さんとトークしました。田中さん、ありがとうございました!

田中さん:ありがとうございました!

ゲストからコメント!田中一弘さんより

Q. あなたの北海道“LIKE”は?

A. 理由は分からないですが、北海道がとっても好きです! やっぱり道産子のみんなが好きなのかもしれないです。

例えば、先日東京で困っていたときに、Facebookで助けを求めたら、1回しか会ったことがない道産子の友達がすぐに駆けつけて助けてくれました。

「道産子が困っていたら助けなきゃ」というあたたかい繋がりに救われたこともあり、ますます好きになっています。

Q. ラジオに出てみての感想や伝えたいメッセージがあればお願いいたします!

A. 夢のラジオスタジオでの収録、緊張しましたがとても楽しかったです!

北海道好きが集まって、北海道愛を語る時間は贅沢で、もっと語りたかったなと思いました!

 

『北海道Likers Voice〜北海道をもっと好きになるラジオ〜』は、『STVラジオPodcast』でも聴くことができます。次回分の公開もお楽しみに!

【画像】株式会社STVラジオ、MeTown株式会社、Kotcha K / shutterstock

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