「みかんを丸ごと飲んでいるみたい」今冬限定!ニセコのビールの魅力とは
『北海道Likers』がお届けする新ラジオ番組『北海道Likers Voice〜北海道をもっと好きになるラジオ〜』。
「北海道でいちばん聴かれているラジオ局」として支持される『株式会社STVラジオ』と連携し、毎週土曜22:15〜22:30に放送。北海道を盛り上げている人や次のトレンドを創る人(=ライカーズ)をゲストに迎え、あふれる北海道愛を声(=Voice)で伝えます。
今回は2023年11月25日の放送回をご紹介します!
メインパーソナリティー
田村みなみさん(以下、田村さん):『株式会社STVラジオ』
柳澤美空(以下、柳澤):『北海道Likers』プロデューサー今回のゲスト
良知博昭(らちひろあき)さん:ニセコ町のクラフトビール『Lupicia Brewery 羊蹄山麓ビール(以下、羊蹄山麓ビール)』を製造するブルワー。「株式会社ルピシア」お茶開発室・執行役員。
「羊蹄山麓ビール」の魅力的な味わいを楽しむ!
今回は、前回に引き続き、ニセコ町のクラフトビール『羊蹄山麓ビール』を製造するブルワー・良知博昭さんをゲストに招き、『羊蹄山麓ビール』の魅力について語っていただきました。
【前回の放送内容はこちら】『白い恋人』のビールってどんな味?
田村さん:先週は『羊蹄山麓ビール』の始まりや特徴などを伺いました。今週は具体的にどんな種類のビールがあるのかを教えていただきます。
いま私たちの目の前には『羊蹄山麓ビール』がずらっと並んでいるのですが、これから楽しませていただいてよろしいですか?
良知さん:もちろんです。気になる銘柄はありますか?
田村さん:私はこのグリーンのラベルが気になります。
良知さん:『NISECOISE(ニセコワーズ)』ですね。
田村さん:パッケージがかわいくて仕方ないですね。どんな味かと気になる前に、まずパッケージで選んでしまいそうです。こちらはどういった味なのでしょうか?
良知さん:スタイルは“ヘイジーIPA”です。柑橘系やパッションフルーツ、そして少しぶどうの香りのするホップを使ったビールです。苦みも抑えたつくりで、女性にかなり人気があります。
田村さん:グラスに注いだだけで香りがしてきました。それでは、いただきます!
すっきりしていて……美味しい!
良知さん:普段ビールを飲まない方や苦みが苦手な方にも飲みやすくつくってあります。
柳澤:私は『RASPBERRY BLACK(ラズベリーブラック)』をいただこうかと思います。パッケージも紫でおしゃれですね。(注いだビールの)色が全然違いますね!
良知さん:こちらは“黒ビール”です。『RASPBERRY BLACK』という名前の通り、ラズベリーをふんだんに使っています。一部、ニセコ町の隣りの余市のラズベリーを使わせていただいて、黒ビールにしてはすっきり爽やかに仕上がっています。
柳澤:黒ビールならではの香りとラズベリーの良い香りがします。
良知さん:ロースト感もありつつですね。
柳澤:美味しいです! 後味にラズベリーが残りますね。
良知さん:黒ビールのイメージを変えられるようなビールかと思います。
田村さん:クリスマスや年末年始の贈り物にもぴったりですね。
良知さん:ふるさと納税でもお買い求めいただけますし、“語れるビール”としても良いかと思います。
良知さん:それから今イチオシなのが、『MICANNE(みかん)』というそのままの名前のビール。みかんのピューレや果汁を大量に使い、まるでみかんを飲んでいるかのようなビールです。これもぜひ飲んでみてもらいたいですね。
2023年11月23日に発売になったばかりの今冬限定ビールとしておすすめしています。
『MICANNE』はピューレをたくさん使っているので、下に溜まっているんです。勢いよく振らずに、少し傾けて、みかんの果汁も果実も混ぜた状態で飲んでいただくと美味しく味わえます。
田村さん:色も柔らかいですね。香りが本当にみかん! どんな味なんだろう。いただきます!
田村さん:みかんだ! これがビールなんですね……!?
ビールのことをもっともっと知りたくなります。
良知さん:ビールは多様性があるといいますか、何を使っても良いなと思います。
柳澤:香りも、みかんそのもののようですね。
良知さん:丸ごとみかんという感じです。
田村さん:そして、ほのかにしょっぱい気がします!
良知さん:感じますか? 実は“ゴーゼ”というスタイルの、塩を使ったビールなんです。そこに大量のみかんを入れることでフルーティーな味わいにしています。
柳澤:ニセコは世界中からお客さんが訪れて、日本よりもビール文化が浸透している国や地域の方もいらっしゃるかと思いますが、海外の方からの感想は届いていますか?
良知さん:ニセコはとくに冬場に海外のお客さまが多くいらっしゃいます。
我々のレストランでもビールを提供していますが、海外のお客さまには“IPA”という苦味や香りの強いビールらしいビールが人気です。「香りと苦味のバランスがとてもいいね」といった感想をいただくことは多いですね。
田村さん:ニセコに行って、景色を楽しみながら現地で飲みたい気持ちになるのですが、札幌や都市部ではどこで手に入るのでしょうか?
良知さん:札幌でお取り扱いのあるお店は「札幌三越」さん、「大丸札幌店」さん、「丸井今井札幌本店」さん、「東急百貨店 さっぽろ店」さんのお酒売り場です。
お茶の「ルピシア」の店舗にもございまして、札幌でいうと「札幌オーロラタウン店」、「イオン札幌桑園店」、「札幌発寒店」。旭川の「イオンモール旭川西店」、ニセコにある「ヴィラ ルピシア ブティック」、道の駅「ニセコビュープラザ」の近くにある「Ex-Factory(エクスファクトリー)」でもお買い求めいただけます。
今日は瓶ビールを飲んでいただいたのですが、やはり新鮮さでいうと樽で出すビールのほうがより美味しく飲んでいただけます。札幌では「クラフトビア食堂 VOLTA」さん、「THE CRAFT」さん、「SOURCE 06」さん、「よらさるSOSE」さんの4店舗で、常時生ビールとしてお飲みいただけます。
柳澤:生ビールも飲んでみたいです。
田村さん:ここまで魅力を知ってしまうと、非常に気になりますね。
柳澤:北海道ではいろいろなクラフトビールがつくられていると思うのですが、北海道のクラフトビールは今後どうなっていくと思いますか?
良知さん:北海道のクラフトビールは非常に盛り上がっていて、醸造所は40箇所ほどあります。これは東京や大阪を除くと非常に多いです。
それぞれの地域に根ざした醸造所がお互いに協力または切磋琢磨しながら、本州や世界のお客さまから北海道を選んでもらえるようなクラフトビール文化をつくっていきたいなと思っています。
もちろん我々『羊蹄山麓ビール』も、ニセコを中心として地元のみなさんに認められ、愛され、地元の地ビールとして楽しんでいただけるような醸造所を目指して、今後も『MICANNE』に続く特徴のある高品質の美味しいビールをつくり続けていきたいと思っています。
田村さん:北海道民からすると、「北海道にはこんな美味しいビールがあるんだぞ」と自慢になると感じました。
良知さん:そう言っていただけるとありがたいです。もちろん地元の人にも飲んでもらいたいですし、お客さんが来たときに「これ美味しいから飲んでって」とすすめてもらえるようなビールになればと思います。
田村さん:今夜は、ニセコ町のクラフトビール『Lupicia Brewery 羊蹄山麓ビール』ブルワー・良知博昭さんにお越しいただきました。ありがとうございました!
良知さん:ありがとうございました!
ゲストからコメント!良知博昭さんより
Q. あなたの北海道“LIKE”は?
A. 四季を身近に感じられるところが好きです。
春から夏にかけては力強い新緑を感じながら散歩したり、秋はキノコ狩り、冬はパウダースノーでスキーやスノーボードと、一年中自然を感じながら遊べて最高です。
Q. ラジオに出てみての感想や伝えたいメッセージがあればお願いいたします!
A. ビールが好きなパーソナリティーのお二人と、好きなビールを飲みながらいろいろとお話ができてとても楽しかったです。
改めて、ビールを通じて北海道を盛り上げていきたいと思いました。
『北海道Likers Voice〜北海道をもっと好きになるラジオ〜』は、『STVラジオPodcast』でも聴くことができます。次回分の公開もお楽しみに!
【画像】株式会社STVラジオ、株式会社ルピシア
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