ポカポカ温泉と名物グルメに癒される。いま行きたい!道央の温泉5つ
冬の足音が聞こえてきました。こんな季節は、温泉にゆったり浸かって癒されたくなりませんか?
今回は、名物グルメも楽しむことができる道央の温泉を5つご紹介します。
目次
1:ボリューム満点のあんかけ焼きそば!「恵庭温泉 ラ・フォーレ」/ 恵庭市
恵庭市には、札幌近郊にありながら天然温泉に浸かることができる「恵庭温泉 ラ・フォーレ」があります。1987年に温泉掘削に成功し、1998年に大型温泉施設を新築。日帰り温泉「ラ・フォーレ」としてリニューアルしました。
施設には大浴場と露天風呂のほかに、『高温サウナ』と『低温塩サウナ』も備えています。
泉質は十勝川温泉と同じナトリウム塩化物泉(モール泉)。モール泉は植物由来の有機物を含んでおり、ヒノキのような清々しい香りが特徴なんだとか。
露天風呂は開放感があり、フランス語で“深い森林”という意味を持つ施設名の通り、山奥の秘湯に浸かっているかのような気分を味わえますよ。
レストランの食事も、麺類、カレー、丼ものなど充実しています。人気ナンバーワンは『海鮮あんかけ焼きそば』。具沢山でボリューム満点!
サウナ飯にもぴったりです。
上質なお湯を楽しめるうえ、入浴料は大人440円(2023年11月現在)と格安。一度訪れたら何度もリピートしたくなりますよ。
【もっと詳しく】<施設情報>
■施設名:恵庭温泉 ラ・フォーレ
■住所:北海道恵庭市恵南4-1
⇒営業時間など詳細はこちら
「恵庭温泉 ラ・フォーレ」に関する詳しい情報はこちら
2:世界一のザンギ定食!「鶴の湯温泉」/ 安平町
札幌から南東へ約60kmに位置する安平町には、明治初期開湯の由緒ある「鶴の湯温泉」があります。病んだツルが沢地に舞い降り、冷泉で浴して元気に飛び立ったという逸話からその名が付いたのだとか。
長らく昭和時代の面影を残す温泉旅館として営業していましたが、2008年にリニューアル。日帰り温泉のほか宿泊も可能です。
泉質は冷泉含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉。神経痛、筋肉痛、疲労回復、冷え性、打ち身、胃腸病、皮ふ病、切り傷、痔疾、美肌などに効果があるとされています。冷泉のため沸かしていますが、温泉と同等の成分や効能があるそう。お湯は薄茶色でちょうどいい湯加減です。
食事は併設の「お食事処 和(わ)」で提供しています。『カツカレー』や『しょうが焼き定食』、『まぜラーメン』など種類豊富ですが、おすすめは「世界一美味しい」と書かれた『ザンギ定食』。
たっぷり使われた生姜の香ばしさがたまりません。ザンギはソフトボールほどの大きさで食べごたえ十分! お客さんからも「温泉レストランのレベルではない」と賞賛されているそう。美味しさを自身の舌で確かめてみてくださいね。
【もっと詳しく】<施設情報>
■施設名:鶴の湯温泉
■住所:北海道勇払郡安平町早来北町5番地
⇒営業時間など詳細はこちら
「鶴の湯温泉」に関する詳しい情報はこちら
3:至福の湯上がりジェラート!「花の湯温泉」/ 白老町
札幌から車で約1時間15分の場所に位置する白老町には、1962年に開湯された虎杖浜(こじょうはま)温泉があります。
白老町で唯一24時間営業の日帰り温泉を楽しめるのが「花の湯温泉」。1987年に現オーナーのご両親が開湯した、まるで昭和時代にタイムスリップしたような雰囲気と懐かしさがある温泉です。
かけ流しの温泉はとろみがあり美容液のよう。とろみがあるからか温泉成分がしっかりと浸透していくような感覚で、短時間しか入浴しなくてもしっかりと温まれそうです。家族で一緒に入浴したいときは「家族風呂」を利用できますよ。
「花の湯温泉」2階食堂では、オーナーの長女・三女のお2人が製造・販売するジェラートショップ「ゆジェラート」が間借り営業中。
定番から季節限定のフレーバーまで、濃厚で素材そのままの味わいは北海道の味覚そのもの。至福の湯上がりジェラートを堪能してみては?
【もっと詳しく】<施設情報>
■施設名:花の湯温泉
■住所:北海道白老郡白老町虎杖浜40-2
⇒営業時間など詳細はこちら
「花の湯温泉」に関する詳しい情報はこちら
4:先代から引き継いだ合鴨鍋!「湯の元温泉旅館」/ 三笠市
石炭と鉄道の発祥の地で、アンモナイトをはじめとした多くの化石を産することで有名な三笠市。
そんな三笠市の森の奥深く、人里離れた場所に「湯の元温泉旅館」はあります。桂沢ダム建設の寄宿舎として使われていた建物を初代オーナーが買い取り改築し、温泉宿に転用。現在のオーナーは4代目で、かつて『ブルート一生』のリングネームで全日本プロレスのリングに上がっていたんだそう。
自慢の温泉は単純硫黄冷鉱泉。神経痛・関節痛・慢性皮膚病等に効能があるといわれています。露天風呂に浸かっていると、山間に鳥や虫の声が静かに響きます。
お風呂上がりにぜひいただきたいのが、名物の『合鴨鍋』。厳選された良質な鴨肉を使用し、ボリュームもたっぷりです。合鴨肉と相性抜群の醤油ベースの出汁は、先代から引き継いだもの。地元の豆腐を使うなど、地産地消にもこだわっています。
天然温泉とこだわりの『合鴨鍋』で、身体の芯からホカホカに温まれそう。
【もっと詳しく】<施設情報>
■施設名:湯の元温泉旅館
■住所:北海道三笠市桂沢94
⇒ホームページなど詳細はこちら
「湯の元温泉旅館」に関する詳しい情報はこちら
5:ご当地グルメの緑のナポリタン!「秩父別温泉 ちっぷゆう&ゆ」/ 秩父別町
札幌から北東へ約110km、旭川から西へ約40kmに位置する秩父別町には、天然温泉を楽しめる「秩父別温泉 ちっぷゆう&ゆ」があります。場所は「道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつ」のすぐ横。宿泊施設ですが、日帰り入浴も可能ですよ。
施設には露天風呂やサウナ、ジャグラー、ジェットバスなどさまざまなお風呂が備わっています。泉質は、神経痛や関節痛などに効くといわれるナトリウム塩化物泉。爽やかな風をあびながらのんびり浸かれば、癒されること間違いなしです。
館内のレストラン「はまなす」では、ご当地グルメ『ちっぷべつ緑のナポリタン』をいただけますよ。
道内にはほとんど出回らないことから“幻”とも言われる地場産ブロッコリーを練り込んだ麺。周りにあるのが、秩父別町産トマトジュース『あかずきんちゃん』をベースにした特製トマトソース。さらに麺の上には、秩父別町産のブロッコリーがトッピング。秩父別町の名産品が組み合わされた、フレッシュな風味と食感をぜひお試しください。
【もっと詳しく】<施設情報>
■施設名:秩父別温泉 ちっぷゆう&ゆ
■住所:北海道雨竜郡秩父別町2085番地
⇒営業時間など詳細はこちら
「秩父別温泉 ちっぷゆう&ゆ」に関する詳しい情報はこちら
道央の素晴らしい温泉と名物グルメを満喫して、日ごろの疲れを癒してくださいね。
※こちらの記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください。
【画像】恵庭温泉 ラ・フォーレ、あびら観光協会、湯の元温泉旅館
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