模様は鳩、ハート、北海道…!? 実はとても個性豊か。ばん馬の顔を見比べてみた
みなさんは、ばん馬をじっくり見たことはありますか? 馬の顔というと、みんな似たように見えるかもしれません。
しかしよく見てみると、馬も人のように個性豊か。今回は、目や模様などに着目し、特徴的な馬を紹介していきたいと思います!
こんなに違う!馬の顔を比較してみた
最初に紹介するのは『メムロボブサップ』です。ご存じの方も多いと思いますが、現役馬のなかでトップクラスの実力を持つ馬。顔はとろんとした目が特徴的で、強さとかわいさのギャップがたまらないですね!
こちらは『アアモンドグンシン』。オープン戦で活躍し、重賞を勝った経験もあります。『メムロボブサップ』と比較すると目は切れ長で、きりっとした顔立ちが特徴的。馬具や飾りも相まって、雅な雰囲気をまとう実力派イケメン馬です。
こちらは『ヘッチャラ』。三白眼の目にダイナミックな顔の模様が合わさり、「へっちゃらだ!」と言わんばかりのいかついオーラを放っています。ばんえい競馬が初めての方でも分かりやすく、一度見たら忘れられないインパクト抜群の馬ですね!
額の模様が個性的。鳩やハート、北海道も…!?
馬を見分けるうえで、「流星」と呼ばれる額の模様はとても重要。ぽちっと丸い白斑がある馬や、縦にすらっと白い線の模様がある馬などがいます。なかには個性的な模様の馬も!
まずは『ドウナンキング』です。まるで左を向いている鳩のような模様がかわいらしいですね!
ここまではっきりと見えるのも珍しいのではないでしょうか。
こちらは『ホクセイハリアー』。大きなハートマークが遠くからでもよく見えます。ラブリーでかわいらしいですね。
『アアモンドグンシン』も、額に注目してみると、北海道のような模様があります。
注目する場所によっていろいろな魅力があるのも、ばん馬の面白いところです。
特徴は父親譲り。種牡馬(しゅぼば)にそっくりな馬たち
かわいい顔の『メムロボブサップ』や、いかつい顔の『ヘッチャラ』は、両馬ともに父親(種牡馬)そっくり! 「顔を見たら父親がわかる」といっても過言ではない、親子そっくりな馬たちを紹介します。
まず紹介するは『メムロボブサップ』の父親、『ナリタボブサップ』。
重賞制覇数は数多く、2008年には『NARグランプリ』で『ばんえい最優秀馬』にも選ばれたエリートです。力強さとは反対に、とろんとした目が特徴的な、かわいらしい顔をしています。
子の『シンエイボブ』や『オールラウンダー』も、父親譲りのとろんとした目でかわいらしいです!
次に紹介するのは、『ヘッチャラ』の父親の『テンカムソウ』。かつてAクラスで走っており、『イレネー記念』や『天馬賞』などにも出走経験のある馬です。『ヘッチャラ』の額の模様は『テンカムソウ』に似たんですね!
『ヘッチャラ』をはじめとして、『ガムシャラ』、『ゲッカノアカリ』、『ワンパク』も父親譲りのいかつい顔をしています!
「馬の顔をよく見てみたい!」という方は、パドックを見るのがおすすめです。公式ホームページの『競走馬プロフィール』でも写真を見ることができます。気になった方は、ぜひチェックしてみてください!
<施設情報>
■帯広競馬場(ばんえい十勝)
■住所:北海道帯広市西13条南9丁目
■電話番号: 0155-34-0825
■開催日:土曜・日曜・月曜(年末年始等、変則日程もあります)※レース開催時間などは公式ホームページをご確認ください
■ホームページ:https://banei-keiba.or.jp/
【画像】ばんえい十勝
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