アイキャッチ 第1障害

【初心者必読】ばんえい競馬常連ライターが解説!「観戦場所別のレースの魅力」

2025.09.29

観光スポットとしても知られる帯広競馬場。「せっかく帯広に来たからには、ばんえい競馬を楽しみたい!」と思う人も多いのではないでしょうか。しかし、実際に競馬場を訪れると、どこで見ればよいのか迷ってしまうこともあると思います。

そこで今回は、ばんえい競馬に魅せられて関東から帯広へ移住し、今ではすっかりばんえい競馬の常連客である筆者が、観戦スポットごとの魅力をご紹介します。

間近で迫力を楽しみたいなら「エキサイティングゾーン」

サラブレッドの競馬ではありえない、“レース中の馬と一緒に歩いて応援できる”のが『エキサイティングゾーン』です。『エキサイティングゾーン』では、場所ごとに全く違ったレースの魅力を楽しむことができます。

(1)重量感と疾走感が癖になる!「スタート地点~第1障害付近」

レースのなかで最もスピーディなのが、スタート直後から第1障害と呼ばれる山を降りるまで。重いそりを曳きながら豪快に走る馬たちの疾走感と力強さが感じられ、インパクト大です!

見た目はもちろん、重いそりと砂の摩擦音、馬具の鈴のような音、馬たちの足音など、音にまで力強さがこもっています。ばんえい競馬のルールをよく知らなくても、そのダイナミックさに引き込まれるでしょう。

第1障害
画像:北海道Likers

高さ1mの第一障害を越えるばん馬たち。砂煙が立ち込めるなか、颯爽と走っていきます。

(2)レース最大の山場!騎手と馬の駆け引きを体感「第2障害前」

第2障害は1.6mと高く、ただ走るだけでは登り切れません。そこで騎手は馬の様子を見つつ、息を整えてから坂を一気に駆け上がります。

そんな大事な駆け引きの瞬間を楽しめるのが第2障害前。障害を前にして馬が止まる瞬間や、一気に駆け上がる瞬間は、見ているこちらにまで緊張が走ります。

第二障害前
画像:北海道Likers

行くか、止まるか。第2障害を駆け上がるときの馬の頑張りと力強さには、圧倒されます!

(3)勝負の決着をこの目に!「第2障害後~ゴール地点」

ばんえい競馬の勝負は、第2障害を降りた後もまだまだ続きます。残った体力で走る最後の直線、ここで順位が大きく変わることもしばしば。応援している馬が前に進めるよう、つい声をかけてしまうこと間違いなしです!

ゴール直前
画像:北海道Likers

ほかの競馬とは異なり、ばんえい競馬はそりの末端まで入りきらないとゴールにはならず、最後の最後まで気が抜けません。手に汗を握りながら見守ります。

全体を見渡しながら快適に!ゆったり観戦「スタンド席」

スタンドより
画像:北海道Likers

『エキサイティングゾーン』でずっと立って応援していると疲れてしまうことも。「でも、ばんえい競馬をもう少し見たい!」「落ち着いて応援したい」というときには、スタンドに向かいましょう。

スタンド席2階は見晴らしも◎
画像:北海道Likers

スタンド席は屋根とベンチがあり、天候を気にせず、座ってゆっくり観戦したい人におすすめのスタイルです。レース全体を俯瞰して見渡せるので、馬たちの動きやレース展開をじっくり楽しめます。

応援する馬が複数頭いる方にも最適で、自分のペースで気軽にレースを楽しめます。遠くからでも、ばん馬たちの力強さは十分に伝わってきますよ!

ワンランク上の観戦体験…特別な時間を過ごす「プレミアムラウンジ」

壁には写真家・山岸氏の写真がずらり!
画像:北海道Likers

特別な観戦体験を求めるなら、予約制の有料指定席『プレミアムラウンジ』(1人500円)がおすすめです。ここでは、他とは違うワンランク上の競馬観戦が楽しめます。

画像:北海道Likers

専用の発払機やモニター、空調が完備されており、快適な空間でじっくりレースに集中できます。

オープンテラスからの眺めはたまりません!
画像:北海道Likers

コースを目の前に、帯広の街並みまで一望できるオープンテラスも併設されており、開放感あふれる中で贅沢なひと時を過ごせるでしょう。

【予約方法】
利用前日までの完全予約制。
申し込み・問い合わせ先:0155-34-0825・内線34(ティワイネットばんえい事業部サービス課)

※予約は現在2025年11月2日までとなっています。

あなただけの「特等席」を見つけて、ばんえい競馬を楽しもう!

 ここまで、ばんえい競馬を最大限に楽しむための様々な観戦スタイルをご紹介しました。

  • 間近で大迫力を体感できる『エキサイティングゾーン』
  • 天候を気にせず、全体を俯瞰できる『スタンド席』
  • 快適な空間で特別な時間を過ごせる『プレミアムラウンジ』

ばんえい競馬にはいろいろな観戦スポットがあり、場所によって魅力はさまざま。どこで見たらいいか迷った際は、ぜひこの記事を参考にしていただけると嬉しいです。

何度も見に行ける方は、あなただけの「特等席」を見つけてみてくださいね!

スポット詳細

帯広競馬場
住所:北海道帯広市西13条南9
電話番号:0155-34-0825(代表)

写真・文/みっと・北海道Likers編集部

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