北海道移住ドラフト会議実⾏委員会さーもんず

激しい争いからすてきな出会いが誕生!個性豊かな12球団が集まった「北海道移住ドラフト会議 2022-23」

北海道を愛する人のためのウェブメディア『北海道 Likers』は、2023年3月4日(土)・5日(日)に札幌で開催された、『北海道移住ドラフト会議 2022-23』に今年もメディアパートナーとして参加させていただきました!

『北海道移住ドラフト会議』は、野球のドラフト会議にならった移住マッチングイベント。“球団”となる北海道のおもしろい地域・企業が「あなたに来てほしい」という“選手”をドラフト指名し、ドラフトが成立すれば優先交渉権を得ることができます。斬新なコンセプトが話題を集めており、今年で5回目の開催です。

今回は、熱い想いが溢れた『北海道移住ドラフト会議 2022-23』の様子をお届け! “移住”がテーマのイベントですが、参加者が想い描く北海道への関わり方は十人十色。道内外から、さまざまな想いを持った方々が参加しました。

DAY1:球団も選手も個性をアピール!1対1のお見合いタイムでお互いの理解を深める

リアルで人と人が出会い、生まれる熱量と奇跡を重視する『北海道移住ドラフト会議』。初日は、感染対策をしっかりしながら、2023年1月に札幌でオープンしたばかりのシェアオフィス「BYYARD(バイヤード)」にて開催されました。

昨年は一部の球団がオンライン参加でしたが、今年は全リアル開催。会場の熱気が高まります。

開会式を経て、「最高の未来をつくるために、心の底から楽しむことを誓います!」という力強い選手宣誓で幕開けです。

北海道移住ドラフト会議実⾏委員会さーもんず

選手たちがイラストを使った各まちのアピールを聞く様子 出典: 北海道移住ドラフト会議実⾏委員会さーもんず

まずは、球団のトークセッション。参加している12球団が2チームに分かれ、それぞれ1分間で自分の球団をアピール。その後には、「イラストで各まちをアピールしてください!」といった、さまざまなお題に回答していきます。

奥尻町や安平町、鷹栖町は、ローカルのならではの「うちのまちのこんなところがやばい!」をユニークにプレゼンし、会場の笑いを誘いました。今年やりたいこと・なりたい姿を“マニュフェスト”として宣言する難題も。各球団の個性が感じられたところで、選手プレゼンへ移ります。

自己紹介のプレゼンテーションをする選手 出典: 北海道移住ドラフト会議実行委員会さーもんず

選手も1分間という短い時間で自身をアピール。なかには、趣味のサバイバルゲームの装備を身にまとったり、着物や巫女さんの姿で登場する選手の方もいました。

球団トークセッションの後半では、「あなたのまちで映画をつくるならタイトルは何?」といった難題に、各球団が頭を悩ませます。ざわめきのなか、「空白地帯」「私をジャンプ台に連れていって」など、それぞれの球団ならではのタイトルが繰り出されました。好きな場所やシーンなどもアピールされ、会場は大盛り上がり!

北海道移住ドラフト会議実⾏委員会さーもんず

選手と球団がお見合いで交流を深める様子 出典: 北海道移住ドラフト会議実⾏委員会さーもんず

1日目のメインイベント、お見合いタイム! 今年度は、一人ひとりともっと向き合いたいという球団からの熱烈なオファーで、選手一人ずつと話せる場が設けられたとのこと。

短い時間ながらも、お互いに対面で想いを伝えます。

夕方にはお待ちかねの懇親会も行われました。乾杯用に用意されていたクラフトビールは、昨年度に引き続き「美深白樺ブルワリ―」さんとのオリジナルコラボビール『ゆきどけ Draft』! その名の通り、参加者同士が打ち解ける“雪解け”のような時間となりました。

雪が積もる屋上では、なんとBBQも開催されましたよ。まだまだ話し足りなかった球団・選手や、スポンサーの方々が参加し、楽しい時間でした。

DAY2:緊張感漂うドラフト会議本番!激しいドラマが繰り広げられる

参加者同士の交流も深まった2日目。クライマックスのドラフト会議が刻一刻と迫り、少しの緊張と楽しみが織り交じった「札幌パークホテル」の会場。各球団が、指名に向けて意思を固めていきます。

球団である企業や自治体からは「誰を選ぼうか」「指名がほかの球団と被るのか」、選手からは「どの球団とご縁があるのか」……とそわそわしている様子が伝わってきました。

今年度もUHB(北海道文化放送)の廣岡俊光アナウンサーを司会進行に迎え、オープニングムービーでこれまでの軌跡を振り返ります。本物のドラフト会議さながらの雰囲気で、ドラフト会議2日目が開幕です。

恒例の始球式で、プレイボール!

北海道移住ドラフト会議実⾏委員会さーもんず

壇上でラジオ体操をする『九州移住ドラフト会議』のおふたり 出典: 北海道移住ドラフト会議実⾏委員会さーもんず

連携協定を結ぶ『九州移住ドラフト会議』のふたりが、ラジオ体操で緊張をほぐし、会場を盛り上げます。

気になる指名選手発表。なんと今年度は1巡目から、5球団・2球団が、それぞれ指名重複するという激しい展開に! 一人の選手に複数の球団からの指名が重なった場合、本物のドラフト会議のように交渉権を争う抽選が行われます。指名が被った球団は、こぶしに気合を込めて壇上の箱からくじを引きます。

この抽選も移住ドラフト会議の醍醐味。優先交渉権を獲得した球団が大きくガッツポーズすると同時に、惜しくも外れた球団が膝から崩れ落ちる姿は『北海道移住ドラフト会議』の名物シーンです。5球団競合の戦いを勝ち抜いたのは、「TEAM OTARU」! 大きな歓声とともに、会場の熱気もヒートアップしました。

その後も1巡目から計5回の抽選が行われ、選手をめぐる戦いは白熱。

くじを引き当てる及川町長 出典: 北海道移住ドラフト会議実行委員会さーもんず

最終3巡目、安平町は及川町長自ら参戦。見事くじを引き当て、歓声が沸き起こりました。

選手へのインタビューからは、今後の希望が感じられました。1巡目、5球団から指名された藤田花さんは、「5球団ハーレムありがとうございます(笑)」と会場を盛り上げつつ「実はもともと小樽への移住を検討していたので、まずは移住を現実的に考え始めようと思っています」と語りました。移住希望者の割合が高かった今年度。熱量や密度の濃さがうかがい知れます。

すべての選手が各球団から指名を受けて、ドラフト指名は終了。マッチした球団と選手は、親睦会などを通じてお互いの親交を深めます。今後に向けてさまざまなアイデアが飛び交いました。

北海道愛で繋がる出会いと熱狂!「北海道移住ドラフト会議」閉幕

今年も、北海道出身&在住のアーティストしー坊さんの力強い歌声でテーマソング「ハナマル」が歌われ、閉会式の始まりです。

「移住・定住のみならず、その人たちに会いたいと思える出会いやかけがえのない繋がりをつくり続けていきます」と挨拶した、北海道移住ドラフト会議実⾏委員会さーもんず代表の柴田涼平さん。柴田さんの「北海道は好きか~?」というドラフト会議恒例の掛け声に、会場全体が「お~!」とこぶしを上げて『北海道移住ドラフト会議』は閉会しました。

『北海道Likers』はメディアパートナーとして2度目の参加でしたが、今年も各選手・球団の熱量やすてきな出会いを目の当たりにしました。数年連続で参加している常連球団や初めて参加した選手、運営チームや共感・応援するスポンサーの皆さまなど、さまざまなかたちでイベントに関わる人々のお話を聞き、非常に充実した2日間でした。

北海道で新しいチャレンジをしてみたい、北海道で繋がりがほしいという方は、ぜひ参加してみてください。参加者の笑顔が物語っているように、すてきな出会いが待っていること間違いなしです。

 

北海道を愛する人のための“共創”の場を目指す『北海道Likers』は、これからも「北海道移住ドラフト会議」を応援していきます!

【画像】北海道移住ドラフト会議実⾏委員会さーもんず

※本イベントは新型コロナウイルス感染予防対策を講じた上で実施されました。

⇒こんな記事も読まれています
【連載】意外とハマるかも…?北海道マンホール特集
一生に一度は見てみたい!神秘的な北海道の絶景

LINE友だち追加