移住ドラフト会議

【イベントレポート】斬新さが話題!新たな出会いを生んだ「北海道移住ドラフト会議2021-22」

北海道好きのためのウェブメディア『北海道Likers(ライカーズ)』は、2022年3月5日(土)・6日(日)に開催された、『北海道移住ドラフト会議2021-22』にメディアパートナーとして参加しました!

『北海道移住ドラフト会議』は、野球のドラフト会議にならい、“球団”となる北海道のおもしろい地域・企業が「あなたに来てほしい」という“選手”をドラフト指名し、ドラフトが成立すれば優先交渉権を得るという、移住マッチングイベント。斬新なコンセプトが話題を集めています。

今回は、『北海道移住ドラフト会議2021-22』の様子をお届け! “移住”がテーマのイベントですが、参加者が想い描く北海道への関わり方は十人十色。さまざまな想いを持った方が北海道とのつながりを求めて参加しました。

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DAY1:各自魅力をアピール!球団・選手のプレゼンテーション‣お見合いタイム

リアルで人と人が出会い、生まれる熱量と奇跡を重視する『北海道移住ドラフト会議』。感染対策をしっかりしながら、初日は「EZOHUB SAPPORO」にて開催されました。

まずは、北海道の球団と全国各地から集まった選手によるプレゼンテーション!

球団としてオンラインで参加した利尻町は「町内にまだない発想や強みをもった方に、1か月に一度でもいいので来ていただいて、一緒に新しいことを考えてもらいたい」と話しました。

選手も今回のイベントへの想いを胸に、弾き語りをしたり北海道でやりたいことを熱く語ったりと、自分をアピール。大学生の藤田さんは、「誰かのサードプレイスになるような、多言語の人が集まるランゲージカフェを作りたい」と夢を語りました。

1日目後半は、選手と球団が対面で想いをぶつけ合うお見合いタイム! 各ブースから楽しそうな雰囲気が伝わってきましたが、メディアパートナーとして参加した『北海道Likers』は、札幌で大人気のパン屋さん「どんぐり」で一時休憩。

ゆきどけ Draft(IPA)

『北海道移住ドラフト会議 2021-22』オリジナルボトルの『ゆきどけ Draft(IPA)』 出典: 北海道移住ドラフト会議実⾏委員会さーもんず

夕方には懇親会も行われました。乾杯用に用意されていたクラフトビールは、「美深白樺ブルワリ―」さんにお願いして作ったオリジナルだそう。コンセプトは、毎年『北海道移住ドラフト会議』初日後の懇親会で参加者が打ち解ける“雪解け”のような瞬間。そのコンセプト通り、筆者もさまざまな方の話を聞いて、楽しい時間を過ごしました。

DAY2:果たしてどの球団がほしい選手を獲得できるのか!緊張のドラフト会議

参加者同士の交流も深まり、初日よりリラックスした雰囲気で会場入りする選手と球団。とはいえ2日目はクライマックスのドラフト会議。緊張感もただよっていました。球団である企業や自治体からは、誰を選ぼうか、指名がほかの球団と被るのか、また選手からは、どの球団とご縁があるのか、とそわそわしている様子が伝わってきます。

UHB(北海道文化放送)アナウンサーを司会進行に迎え、本物のドラフト会議さながらの迫力で始まった開会式。

『北海道Likers』は、始球式のピッチャー、バッターを選ぶクジ引きと、始球式の審判を務めさせていただきました。「プレイボール!」

ドラフト会議の行方は!?

1巡目から、一人の選手に複数の球団からの指名が重なり、交渉権を争う抽選が行われる激しい展開に。指名が被った球団は、こぶしに気合を込めて壇上の箱からくじを引きます。優先交渉権を獲得した球団のガッツポーズと、惜しくも外れた球団が膝から崩れ落ちる姿は『北海道移住ドラフト会議』の名物シーン!

マッチした球団と選手へのインタビューからは、今後の希望に満ちた声が聞こえてきました。

「若い子の壮大な夢を応援したい」と話していた石狩シェアハピシティ計画の代表理事・理事長である関聖二さんは「子育て分野で事業をおこしたい」という学生を指名。「子育てをしていて食のアレルギーにも興味がある」という女性とマッチした、グルテンフリーのお菓子を販売している株式会社TREASURE IN STOMACH代表の柴田愛里沙さんは、「会社のカルチャーと合いそうで、一緒になにができるかなという話をするのが楽しみ」と語りました。

その後も熱い球団同士の争いは続き、すべての選手が各球団から指名を受けて、ドラフト指名は終了となりました。

「北海道移住ドラフト会議」は、北海道愛で人と人がつながるあたたかいイベントでした!

「選んだ、選ばれたという関係性だけではなく、ここにいる全員が“北海道”のキーワードでこれからもつながっていけると信じている」と挨拶した、北海道移住ドラフト会議実⾏委員会さーもんず代表の柴田涼平さん。柴田さんの「北海道は好きか~?」の掛け声に、会場全体が「お~!」とこぶしを上げて『北海道移住ドラフト会議』は閉会となりました。

今回、『北海道Likers』はメディアパートナーとして初参加でしたが、ここでしかできない素敵な出会いをたくさん目撃しました。数年連続で参加している常連球団や選手、運営など、さまざまな形でイベントに関わり続けている人のお話を聞き、筆者個人としても関わってみたいと感じた2日間でした。

北海道で新しいチャレンジをしてみたい、北海道に繋がりがほしいという方は、一度参加してみれば素敵な出会いが待っているでしょう。そんな可能性を感じるイベントを『北海道Likers』はこれからも応援していきます!

なお、今回のイベントで北海道の自治体や企業とご縁のあった選手が実際に現地を訪れる“キャンプイン”の様子は、これから『北海道Likers』内の『北海道Likers POST』で各地からお届けいただきます!

北海道Likers POSTとは…

「北海道が好き」という気持ちをもった『北海道Likers』読者の皆様と想いを同じくした北海道にゆかりのある企業や専門家が、自由に想いを投稿する場所です。通常のコンテンツとは違う、北海道で活躍するさまざまな方の“生の声”を聴くことができますよ。

北海道Likers POSTへ

 

『北海道移住ドラフト会議』は、「北海道に移住したいけど、なかなかきっかけがつかめない……」そんなあなたのはじめの一歩を踏み出すチャンスになるあたたかいイベントでした。今後の選手の様子は、『北海道Likers POST』でご紹介していきます。各地にキャンプインした選手による、生の体験レポートをお楽しみに!

北海道Likers POSTへ

【画像】北海道移住ドラフト会議実⾏委員会さーもんず

※本イベントは新型コロナウイルス感染予防対策を講じた上で実施されました。集合写真撮影時のみマスクを外しています。

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By 北海道好きが自由に投稿!北海道Likers POST

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