アラビゴコーヒー東4条店

明治から続く老舗店も。「2回目以降の旅におすすめしたい」旭川のスポット10選

「旭山動物園」や「上野ファーム」など多くの観光スポットが点在している旭川。一度だけでは楽しみきれません!

今回は、2回目以降の旭川旅におすすめしたい、知る人ぞ知る穴場スポットをご紹介。地元民がすすめる老舗店や自然、体験など目が離せませんよ。

1:どこか懐かしくてほっこり。老舗お茶屋が営業する喫茶店「コーヒーショップ マルサ」 / 旭川市5条通

旭川駅から歩いて約10分、「4・5条仲通」と「5条本通」の間に位置する「コーヒーショップ マルサ」。明治42年創業のお茶屋さん「前川茶舗」が営業する喫茶店で、「前川茶舗」の隣にお店を構えています。

「コーヒーショップ マルサ」のメニューには、約20種類のコーヒーがずらり! 極深炒りから中炒りまでさまざまで、迷った際にお店の方に聞いてみるときっとアドバイスをいただけることでしょう。

コーヒーのほかに、日本茶、中国茶、ハーブティー、ソフトドリンク、さらにはトーストやサンドイッチ、ホットケーキ、ワッフル、ケーキなどの軽食メニューも。トーストやサンドイッチには、サラダやゆで卵、飲み物がセットになって付いてきますよ。価格はなんとすべて1,000円以下! リーズナブルにいいただけるのはうれしいポイントですよね。

旭川でおいしいお茶をゆっくりいただきたいとき、静かに過ごしたいときには、ぜひ「コーヒーショップ マルサ」へ。どこか懐かしくほっこりするお店ですよ。

<店舗情報>
■店舗名:コーヒーショップ マルサ
■住所:北海道旭川市5条通8丁目右1号
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2:古きよきを大切に。多くの人から愛される老舗喫茶「珈琲亭ちろる」 / 旭川市3条通

昭和14年にオープンし、旭川で一番長い歴史を誇る喫茶店「珈琲亭ちろる」。平成23年にオーナーの高齢化で一度閉店しましたが、惜しむ声が多く、若きオーナーが同年の9月にお店を引き継いで再開に至りました。

雰囲気はそのままに、内装はうつくしくリフォーム。古きよきお店として地元民や観光客など多くの人が足を運びます。

「珈琲亭ちろる」では、コーヒーはもちろん、クリームソーダや紅茶などのドリンク、ケーキ、トーストをいただくことができます。

種類豊富なメニューのなかでとくに人気なのは『鉄板焼きふわふわリコッタパンケーキ』。

銅板で20分ほどかけて焼き上げるパンケーキで、中はふんわり外側はさっくり。じんわりと焼くことできれいな焼き色がつき、なんともいえない食感です。パンケーキのうえにはたっぷりのホイップクリーム、バナナ1本がトッピングされていますよ。手作りのクルミバターとシロップで味変することもでき、最後まで飽きずにおいしくいただけます。

レトロながら時代にマッチしつづける「珈琲亭ちろる」。店内に流れるクラシックを聴きながらおいしいコーヒーをいただくひとときは、何にも代えがたい時間となるでしょう。

<店舗情報>
■店舗名:珈琲亭ちろる
■住所:北海道旭川市3条通8丁目左7
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3:メニューの種類が豊富!懐かしさと温かさがあふれる喫茶店「アラビゴコーヒー 東4条店」 / 旭川市東4条

“むかしながらの喫茶店”の雰囲気を大切にしている「アラビゴコーヒー 東4条店」。夕方になると看板に灯がともり、格子窓からは灯がもれてすてきな雰囲気が漂います。

「アラビゴコーヒー 東4条店」の特徴は、メニューが豊富であること。紅茶やコーヒーなどのドリンクをはじめ、ケーキ、サンドイッチなどの軽食、パスタ、グラタン、日替わり弁当、定食などしっかりめのお食事まで、実に多種多様。モーニングからランチ、ティータイム、ディナーと1日を通してお客さんがずっと来店しています。

おすすめはなんといってもコーヒー。すべてハンドドリップで1杯ずつ淹れるコーヒーは本格的で、深くフルーティーな香りが漂ってきます。コーヒーに生クリームが添えられるのは東4条店だけ。生クリームを入れることで、違った味わいを楽しめるのがうれしいです。

懐かしさと温かさがあふれる「アラビゴコーヒー 東4条店」。“むかしながらの喫茶店”を味わいながら、懐かしい思い出にひたる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

<店舗情報>
■店舗名:アラビゴコーヒー 東4条店
■住所:北海道旭川市東4条2丁目3-8

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4:虜になること間違いなし!もつそばが人気の「そば処 名人傍」 / 旭川市1条通

旭川駅から徒歩約5分。駅の目の前にある「そば処 名人傍(めいじんぼう)」は、明治43年創業の老舗そば処。お昼には近くのサラリーマンや、駅やホテルなどが近いこともあり観光客、そして馴染みの地元の人が訪れます。

同店の人気メニューは『とりもつそば』。昔は丸鶏を仕入れ、骨はスープに、肉はかしわに、内臓はモツとして捨てるところなくすべて使っていたそう。『とりもつそば』はそのときに誕生したメニューで、今でも多くの人に愛され続けています。

歯ごたえのある“とりもつ”はお出汁の味がしっかりしみ込み、食感と味わいが楽しい! ねぎともつ、おそばを同時にいただくと、さまざまな味覚が後を引きます。やさしいお出汁なので最後まで飽きずにいただけますよ。

一度味わえば虜になってしまうこと間違いなしの『とりもつそば』。ぜひ一度ご賞味ください!

<店舗情報>
■店舗名:そば処 名人傍(めいじんぼう)
■住所:北海道旭川市1条通8丁目348-7
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5:歴史的建造物内でいただく料理が絶品!「蕎麦と日本料理 おかだ紅雪庭」 / 旭川市5条通

旭川の中心部にある「蕎麦と日本料理 おかだ紅雪庭(こうせつてい、以下、おかだ紅雪庭)」。昭和8年に2年もの年月をかけ建てられた元酒造家のお屋敷を動態保存しながら、お蕎麦屋さんとして営業しています。

店内は、畳敷きのお部屋や作りこまれた欄間、建具、作りつけの総桐箪笥など、和モダンな造り。

「おかだ紅雪庭」では、旭川や北海道産の季節の食材使用した、おいしく贅沢なお料理を味わうことができますよ。メニューはシンプルな『もり』『おろし』『鴨せいろ』などのおそばから『季節の天ぷら』『手作り豆腐』などの一品料理、『お昼御膳』(コース料理)までと充実したラインナップ。

お近くを通った際は、昔ながらの贅を尽くした暮らしぶりを感じながら、お食事を堪能してみてはいかがでしょうか?

<店舗情報>
■店舗名:蕎麦と日本料理 おかだ紅雪庭
■住所:北海道旭川市5条通16丁目
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6:心も身体もポカポカ。ランチで人気の締め料理が気になる!「北の富士 櫻屋」 / 旭川市1条通

旭川駅から歩いて約10分、道北最大の歓楽街「3・6(さんろく)街」の近くにある「北の富士 櫻屋」。旭川出身・第52代横綱『北の富士』の名を冠するちゃんこ料理屋で、現在の店主は、元横綱の北の富士勝昭(本名:竹澤勝昭)氏の甥・竹澤一樹さんが務めています。

夜はちゃんこ鍋のほかに北海道の食材を使った一品料理や地酒が楽しめる「北の富士 櫻屋」ですが、ランチでは秘伝の“ちゃんこスープ”が使われた『きしめん』が大人気なんです!

「北の富士 櫻屋」の『きしめん』は名古屋の手延べきしめんを使用。わざわざ名古屋から取り寄せている特注品で、コシがありツルツルとした食感を楽しめますよ。鶏のうまみと魚介のお出汁がギュッと凝縮された『ちゃんこスープ』ときしめんは相性抜群! スープもすべて飲み干してしまうおいしさです。

この秋やこれから来る冬に食べたくなる一品ですね。「北の富士 櫻屋」のちゃんこ料理を食べて身も心も温まってみてはいかがでしょうか?

<店舗情報>
■店舗名:北の富士 櫻屋
■住所:北海道旭川市1条通3丁目1687-1
⇒営業時間など詳細はこちら

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7:飲み干さずにはいられない!北海道らしい味わいが魅力的なラーメン「ラーメン専門 一番 永山店」 / 旭川市永山8条

旭川のご当地グルメといえば、旭川ラーメン。醤油味のスープと縮れ麺が特徴の旭川ラーメンですが、市内にはバターと牛乳を使った『牧場ラーメン』が人気のお店があるんですよ。

『牧場ラーメン』を提供しているのは、永山にある「ラーメン専門 一番 永山店」。『牧場ラーメン』をはじめ、『醤油ラーメン』『塩ラーメン』などのメニューを取り揃え、多くのお客さんが集まってきます。

『牧場ラーメン』は、塩ラーメンをベースにスープへ牛乳を加えた真っ白なスープと、角切りの大きめなバターがポイント。バターをゆっくりと溶かしながらいただくと、まろやかなスープのコク深さと麺がよく絡み合います。

一口含めば、「牛乳とバターがこれほどラーメンと相性がいいとは……!」と驚くことでしょう。真っ白なスープとバターはまさに北海道らしい味わい。スープも“完ツユ”してしまうほどのおいしさですよ。

旭川ラーメンのイメージを覆す「ラーメン専門 一番 永山店」。ぜひ足を運んで、北海道らしい味わいを思う存分楽しんでみてください!

<店舗情報>
■店舗名:ラーメン専門 一番 永山店
■住所:北海道旭川市永山8条5丁目1-13

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8:道産素材がたっぷり入った調味料から目が離せない!「醬油工業株式会社 直売店」 / 旭川市曙1条

「日本醬油工業」があるのは、旭川駅や「道の駅あさひかわ」からも近い曙1条1丁目。昭和19年に創業し、旭川最古の醤油メーカーといわれています。

「日本醬油工業」の事務所は創業当初の姿をそのまま残した建物のなかにあり、建築されてからすでに100年以上は経っているそう。事務所棟の右側にある建物が直売店となっています。

昭和レトロな雰囲気と懐かしさを感じる直売店には、たくさんの醤油や醤油を使ったお出汁、ドレッシングなどがずらり! ほとんどの商品が、道内各地の素材を使用しており、こだわりがいっぱい詰まっています。

なかでもおすすめは、北海道野菜をふんだんに使った贅沢なノンオイルドレッシング『スードレ』です。スープとしてもドレッシングとしても楽しめる新感覚の調味料で、北海道の優れた加工品を選定する『北のハイグレード食品』を受賞。味はかぼちゃ、にんじん、ごぼうなど数種類用意されています。

サラダにはもちろん、揚げ物やお肉料理などさまざまな料理によく合うのでとても万能ですよ。旭川旅行のお土産にぜひいかがでしょうか?

<店舗情報>
■店舗名:日本醬油工業株式会社 直売店
■住所:北海道旭川市曙1条1丁目2-302

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9:入場も試飲も無料!? 見どころ満載の「男山酒造り資料舘」 / 旭川市永山2条

旭川を代表する地酒『男山』で知られる「男山株式会社」。蔵元には「男山酒造り資料舘」があり、江戸時代の酒造りの資料や酒造り道具などを無料で見学することができます!

館内は、1階が「試飲・売店コーナー」、2階が歴史的資料を展示している「浮世絵が語る酒造りの歴史」、3階が昔の酒造り道具を展示している「昔の酒造り道具」となっていますよ。

酒蔵訪問の最大の楽しみは、試飲とほかでは買えない蔵元限定の商品を購入できることではないでしょうか。1階の「試飲・売店コーナー」では、スタッフの方がそれぞれのお酒について分かりやすく説明をしてくれます。

無料の試飲コーナーのほかに有料試飲コーナーもあって、純米大吟醸酒や大吟醸酒をお得な価格で試飲できますよ。売店コーナーでは定番商品や季節限定酒、「男山酒造り資料舘」でしか買えないお酒を購入することも可能!

『男山』の歴史を学べたり、試飲や限定品を購入できたりと見どころ満載の「男山酒造り資料舘」。充実した時間を過ごせそうです。

<施設情報>
■施設名:男山酒造り資料舘
■住所:北海道旭川市永山2条7丁目1番33号
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10:自然のなかでリフレッシュ!旭川市民の憩いの場「外国樹種見本林」 / 旭川市神楽7条

旭川駅から車で10分ほどの場所に位置する「外国樹種見本林(がいこくじゅしゅみほんりん)」。旭川の中心部近くにありますが、静かで豊かな自然あふれる場所です。

「外国樹種見本林」は外国の樹種が北海道で育つかを観察するために、試験的にストローブマツ、ヨーロッパカラマツの苗木を植えたのがはじまり。現在は18ヘクタールの敷地に52種約6,000本の樹木が茂っています。

近くには美瑛川が流れ、見本林のなかではエゾリスや野鳥などを観察できるため、旭川市民の憩いの場にもなっています。

三浦綾子さんの代表作『氷点』の舞台としても知られており、「外国樹種見本林」の入り口には『三浦綾子記念文学館』があります。館内には、三浦綾子さんの直筆の原稿や資料などがたくさん! これらを求めて全国から多くの三浦綾子ファンが訪れます。

ぜひ「外国樹種見本林」に訪れて自然のなかを散策してみてはいかがでしょうか? リフレッシュできること間違いなしですよ。

<施設情報>
■施設名:外国樹種見本林
■住所:北海道旭川市神楽7条8丁目2

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「外国樹種見本林」に関する詳しい情報はこちら

 

行ってみたいスポットはありましたか? 今回ご紹介したスポットを巡って、前回とは違った旅を楽しんでみてくださいね。

※こちらの記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください

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