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緑色のナポリタン…その正体は?人口約2,300人の町で食べる「絶品ご当地グルメ」【秩父別町】

“ナポリタン”というと、トマトケチャップを使って調理した昔懐かしいスパゲッティをイメージする人がほとんどではないでしょうか。しかし、北海道・秩父別町のご当地グルメ『ちっぷべつ緑のナポリタン』はちょっと違うんです。

2013年に登場するやいなや、その年に開催された『新・ご当地グルメグランプリ北海道2013 in 十勝芽室』でいきなり第3位に輝いた、秩父別町のご当地グルメ『ちっぷべつ緑のナポリタン』に注目です。

秩父別町の名物は「鐘」と「緑の野菜」

秩父別町は、石狩平野の北に位置する人口2,300人ほどの小さな町。農業が盛んで道内有数のお米の産地として知られています。

町のシンボルである『開基百年記念塔』は、秩父別町の開基100年を記念して建てられた塔です。高さ100フィートの塔の上には、重さ2.8トンという国内最大級の鐘が設置されており1日3回時を告げます。

“鐘”ともうひとつの名物が“ブロッコリー”。秩父別町で生産されるブロッコリーは品質が高いと評判で、おもに東京や関西などの本州に出荷されています。

秩父別町のご当地グルメ「ちっぷべつ緑のナポリタン」とは

そんな秩父別町のご当地グルメ『ちっぷべつ緑のナポリタン』がこちら。緑色の麺がインパクト大です。

使われているのは、道内にはほとんど出回らないことから“幻”とも言われる地場産ブロッコリーをパウダーにしてたっぷりと練り込んだ、小麦粉と米粉の平打ち麺。米粉が使われているため、もちもちとした食感です。

その緑色の麺の周りにあるのが、秩父別町産トマトジュース『あかずきんちゃん』をベースにした特製トマトソース。朝もぎの完熟トマトをそのまま絞る『あかずきんちゃん』を使用したソースからは、トマト本来の甘みと酸味、そしてコクを感じます。

さらに麺の上には、秩父別町産のブロッコリーがトッピング。秩父別町の名産品だけあって、フレッシュな風味と食感がとてもおいしいです。

『ちっぷべつ緑のナポリタン』には、「なるべく地元食材を使った副菜やスープ、デザートを添える」や「指定の箸や箸袋、食器、ランチョンマットを使う」などのルールが12もあり、このルールに従って、町内では3軒の飲食店がそれぞれこだわりの『ちっぷべつ緑のナポリタン』を提供しています。

今回『ちっぷべつ緑のナポリタン』をいただいたのは、「秩父別温泉 ちっぷゆう&ゆ」のレストラン「はまなす」。

「秩父別温泉 ちっぷゆう&ゆ」は露天風呂やサウナ、ジャグラー、ジェットバスなどさまざまなお風呂を備えた天然温泉の宿泊施設です。日帰り入浴も楽しめるほか、館内のレストラン「はまなす」には、『ちっぷべつ緑のナポリタン』や定食、丼物など豊富なメニューが揃っています。

お家で楽しみたいときは道の駅の売店へ

「秩父別温泉 ちっぷゆう&ゆ」があるのは、「道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつ」のすぐ横。

道の駅の「特産物展示館」には、麺とトマトソースがセットになった『緑のナポリタンセット』や、『ブロッコリーと米粉のパスタ』『ブロッコリーら~麺』など、秩父別町の特産品であるブロッコリーを使ったいろいろな商品が並んでいます。

4月下旬から10月中旬の期間には、ブロッコリーのパウダーをたっぷり使ったさわやかな味わいのソフトクリーム『グリーンソフト』も提供されています。

 

秩父別町を訪れた際には、『ちっぷべつ緑のナポリタン』と温泉をぜひ楽しんでください。

<施設情報>
■秩父別温泉 ちっぷゆう&ゆ
■所在地:北海道雨竜郡秩父別町2085番地
■電話番号:0164-33-2116
⇒営業時間など詳細はこちら

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