とかちしみずFG

【秋の果物狩り】十勝にある安心・安全な果樹園でりんごや梨を丸かじり!【北海道清水町】

北海道の果物狩りというと仁木町や余市町を思い浮かべますが、十勝でも果物狩りを楽しめる農園があるんです。

今回ご紹介するのは、清水町にある「とかちしみずフルーツガーデン」。

小さな子どもでも安心して食べられるよう有機肥料を使用している同園。また、保存料・添加物不使用の手作りジャムも販売していて、なんと17種類もあるんだとか。安心・安全にこだわる“果樹園”の魅力に迫ります。

サッカーコート4面分の広さ!「とかちしみずフルーツガーデン」

「とかちしみずフルーツガーデン」は、十勝の清水町にあります。JR帯広駅からだと車で45分ほどの場所。

近くには日高山脈があります。

山脈がもたらす強い風のおかげで、果物の樹木が冬を越せるくらいの気温になります。逆に風がないと、放射冷却現象で気温が下がりすぎてしまい、果樹が冬を越せないそう。

木々でわかりづらいですが、果樹園はサッカーコート4面分の広さがあります。

「とかちしみずフルーツガーデン」の代表である平中博さん(写真左奥)とご家族。7年前に高齢であった元オーナーご夫妻の後を引き継いだ平中さん。

ちなみに今回の取材は、平中さんのお孫さんである豪くんに撮影モデルをお願いしました!

食育ができるのも果物狩りならでは!

6月のいちごから始まり、さくらんぼやハスカップ、すももとさまざまな種類を季節ごとに味わえる「とかちしみずフルーツガーデン」。

フルーツによって価格は異なりますが、プルーン・りんご・梨の60分食べ放題は、中学生以上1,800円、小学生900円、2歳以上600円(各税込)で楽しめます(中学生以上は果物500円分のお土産付き)。

取材時はプルーンが食べごろの時季。完熟プルーンは中が甘いのに皮の部分は甘酸っぱく、そのバランスが絶妙です。

10月からはりんごや梨が食べごろを迎えます。

こちらは『あかね』という品種のりんご。背の低い小さな子どもでも収穫しやすい位置にあるのは嬉しいですね。

りんごの品種『王林』。もう少し黄色に色づくと食べごろ。

「とかちしみずフルーツガーデン」では果物を収穫するときにハサミを使用せず、手で収穫します。地面側に引くと採れにくく、反対に枝のほうへ引くと収穫しやすいそう。

こういう学びがあるのも“果物狩り”ならでは!

安心して食べられる果物やジャムを届けたい

「とかちフルーツガーデン」では、果物を安心して食べてもらえるよう有機肥料を使用しています。代表の平中さんは「収穫した果物は皮ごと味わってほしい」と言います。

「皮の歯応えと果実のみずみずしさは採れたての果物でしか味わえません。スーパーなどの小売店で販売しているものとは違うので、ぜひ皮ごと食べてみて」と平中さん。

筆者も完熟したりんごをいただきましたが、確かにパリッとした皮の歯応えと中のジューシーさは、“果物狩り”の醍醐味だと感じました。ただ、お客さまの好みもあるので、果物ナイフの貸出サービスもあります。

農園の果物を使用した手作りジャムも人気。店頭では16種類のジャムが販売されていました。

有機肥料を使用した果物を使用した上に、ジャムが保存料・添加物不使用なのも安心できます。

「とかちしみずフルーツガーデン」では手作りジャムのほか、冷凍ハスカップもオンラインショップで販売中。また、果物の発送も行っています。遠方で同園に行けない方にも嬉しいサービスですね。

 

“有機肥料使用”や“保存料・添加物不使用”というのは簡単そうに見えて、素人が考えるよりも大変な作業や労力・時間が必要です。安心・安全な果物やジャムを提供してくれる平中さんご家族。

そんな苦労をまったく見せずに、優しく明るい雰囲気の果樹園は多くの人を魅了しています。近くにお越しの際は、ぜひ利用してみてください。

<施設情報>
■とかちしみずフルーツガーデン
■住所:北海道上川郡清水町熊牛11-600
■電話番号:0156-62-5838
⇒営業時間など詳細はこちら

【画像】とかちしみずフルーツガーデン

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