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「ほうふ」じゃありません!知らないと間違える北海道の地名クイズ【北海道豊富町】

2022.07.12

北海道の地名は一筋縄では読ませてくれません。どこもかしこもアイヌ語由来の当て字が多く、漢字はわかっても読みが全く正しくないなんてことは日常茶飯事。今回ご紹介する地名は、漢字も読みも簡単! だけど、一捻り必要なユニークな名前です。とはいえ道民なら正解して当然ですよ!

「豊富」、ほうふ?

今回の地名は「豊富」です。これはそのまま「ほうふ」と読むと思ってしまいますが、クイズですからもちろんそんなことはございません。ヒントは、あの戦国大名“秀吉”です。

正解は、「とよとみ」でした。ヒントがあまりにも簡単すぎたでしょうか。ちなみに豊臣秀吉の“とよとみ”とは漢字が異なるのでお間違えのないようご注意ください。

この地名は、近隣にあるエベコロベツ川などが語源になっています。「エべコロ」はアイヌ語で“なんでも豊富にある”という意味を持つそう。北海道の地名はアイヌ語由来の当て字のものが多く、漢字表記と読みが一致しないことも特徴ですが、「豊富」はアイヌ語を日本語訳した、当て字ではない地名というなかなか珍しい表記となっています。

豊富といえば「とよとみ牛乳」

そんな「豊富」は、宗谷総合振興局に属する北海道北部の町で、一部のエリアは利尻礼文サロベツ国立公園に指定されるなど、北海道の中でも有数の自然が見所の地域です。また、日本最北の温泉郷「豊富温泉」は、世界的にも珍しい石油分を含んだ泉質となっています。

「豊富」と聞くと多くの道民、とくにセイコーマートユーザーが「おっ」となるのではないでしょうか。実は、セイコーマートで販売されているすべての牛乳が豊富町で生産されているんです。『北海道牛乳』や『北海道とよとみしぼり』、そのほかにもヨーグルトや飲むヨーグルトといった乳製品も豊富町産牛乳を使用しています。

 

さて、今回は「ほうふ」と読み間違えてしまいそうな地名、“豊富町”をご紹介しました。食べ物の産地を知ると、より美味しく感じられますよね。みなさんも、豊富町の豊富な自然を思い浮かべながら、セイコーマートの牛乳を飲んでみてはいかがでしょうか。

【参考】ぼくたち、エベコロポックルズ / 豊富温泉セイコーマートの牛乳 / 株式会社セコマ
【画像】tkyszk / PIXTA(ピクスタ)