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大学構内で酒造り!? 一般の方も見学OK「お土産選びにもぴったりな酒蔵」(帯広市稲田町)

2022.04.22

みなさん日本酒はお好きですか? 今回ご紹介するのは、戦後北海道にはじめてできた全量北海道産酒米を使用した酒蔵「上川大雪酒造株式会社」が手がける、全国初の大学構内の日本酒蔵「碧雲蔵(へきうんぐら)」です。日本酒好きの方にはたまらない、大注目のスポットですよ!

全国初!大学構内の日本酒蔵「碧雲蔵(へきうんぐら)」

今回ご紹介する「上川大雪酒造 碧雲蔵」は、北海道・帯広畜産大学の構内にあります。

昔は15蔵ほどあった酒蔵が、昭和の時代を最後に0になっていた十勝地方。そんな十勝地方に2020年に作られたのが「上川大雪酒造 碧雲蔵」です。

大学構内に企業が酒蔵を作るのは全国初の試みなんだそう。大学と共同で研究や教育を行うことで未来の酒造りを担う人材が育ってほしいとの願いが込められているといいます。

そしてこの「碧雲蔵」という名前。何十年も前からある帯広畜産大学の学生寮「碧雲寮」から命名されているんです。現役の学生だけでなく、大学OBや地域の方にもとっても馴染みのある言葉なんですよ。

日本酒好きにはたまらない酒蔵見学

なんとこの「上川大雪酒造 碧雲蔵」では、見学ができます!

併設の「碧雲蔵Shop」がオープンしている間に入室が可能な見学室から覗くことができるのは「釜場」「仕込蔵」「槽場」「瓶詰場」。「釜場」では、蒸しあがったお米を冷却する放冷機という機械にお米を投入する作業や、午後からはお米を洗っている様子を、「瓶詰場」では、空の瓶に日本酒が詰められ、ラベルが貼られるまでの一連の工程を見ることができます。この工程が無料で、いつでも見られるなんてとてもレアですね!

また、現在は行われていませんが、酒蔵内部の見学ツアーも行われることがあるので、日本酒好きの方は要チェックです!

ここでしか手に入らない、希少なお酒をゲット!

「碧雲蔵Shop」には地域限定酒をはじめ、数量限定の希少なお酒も。

実は「碧雲蔵」のお酒は、十勝管内では広く流通しており、スーパーやコンビニエンスストアでも手に入るほど。しかし、同ショップでは、数量限定の生酒や桐箱入りの雫取りなどここでしか手に入らないお酒がたくさんあります!

日本航空国内線のファーストクラスで提供されたこともある『十勝 純米大吟醸』は、一度は飲んでみたい同ショップ限定のお酒。

現在は行われていませんが、今後は試飲や角打ちも行なっていく予定なんだそう!

さあ、ここまで読んではみたけれど日本酒はあまり好きじゃないというそこのあなた!

そんなあなたにおすすめしたいのが、『あまざけ』と『酒粕かりんと』。『あまざけ』はノンアルコールなので、お酒が苦手な方でも安心して飲むことができますよ。

店内には酒粕や粕床などの食品のほか、オリジナルの酒器や雑貨も取り揃えられているため、お土産にもおすすめです!

 

今回は北海道・帯広畜産大学構内にある「上川大雪酒造 碧雲蔵」をご紹介しました。日本酒が好きな方も、そうでない方も新たな観光スポットの候補として気軽に立ち寄ってみてください!

<店舗情報>
■店舗名:碧雲蔵Shop
■住所:北海道帯広市稲田町西2線15-1
■電話番号:0155-67-5901
■営業時間:10〜16時
■不定休