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目前に広がる白い海は壮観!一生に一度は乗ってほしい「流氷砕氷船おーろら」

冬のオホーツク観光の目玉といえば、オホーツク海を埋め尽くす流氷を船上から観る流氷観光です。

北海道では、紋別、網走、知床で流氷を観ることができますが、今回は網走の流氷観光砕氷船「おーろら」の乗船レポートをご紹介します。

網走流氷観光砕氷船「おーろら」はどこから乗船できる?

網走流氷観光砕氷船「おーろら」の発着ターミナルは、「道の駅 流氷街道網走」の1階にあります。

厚い流氷が観られる2~3月は、北海道内外からたくさんの観光客が訪れるので、公式ホームページから事前に予約しておくことをおすすめします。

インターネットからで事前に予約した方も、料金は現地支払いです。チケット売り場で乗船券を購入しましょう。

料金は、個人(おとな3,500円、小学生1,750円)、団体(おとな3,150円、小学生1,580円)です。

「おーろら」は、世界で初めて観光を目的として建造された砕氷船です。全長45m、幅長10m、最大定員450名と大型船のため揺れが少なく、船酔いが心配な人も安心です。

なお、船内には気分が悪くなったときのエチケット袋が用意されていますが、船酔いが心配な方は乗船前に乗り物酔いの薬を飲んでおくとよいでしょう。

網走流氷観光砕氷船には、「おーろら」と「おーろら2」の2隻があり、乗船客が多いときには2隻で運行しますが、この日は「おーろら」だけの出航でした。

「おーろら」の船内

2022年2月1日(水)~28日(月)の出航時刻は、1便が9時30分、2便が11時、3便が12時30分、4便が14時、5便が15時30分で、所要時間は約1時間です。

それぞれ月によって出航時間は違うので、ホームページなどで確認して予約しましょう。

なお、2月の第2金曜日~3月第2日曜日までの金土日は、16時30分に出航する“サンセットクルーズ”もあります(流氷がない場合は運休)。

「おーろら」の船内は、1階客室、2階客室、展望デッキと分かれています。

1・2階の客室は比較的暖かいですが、外の展望デッキに出て近くで流氷を観たい方は、寒くないようにしっかりと防寒対策をしましょう。

1階客室はサイドデッキにつながっていて、低い位置から流氷を間近に観ることができるおすすめのスポットです。

2階の前部には、船が氷を割りながら進む様子を眼前で観ることができる『特別席』があり、船内で400円を追加で支払うと利用できます。

また2階には売店もあり、「おーろら」船内でしか味わえない和牛の肉まんなどを購入できます。

オホーツク海を真っ白に埋め尽くす流氷

出航してしばらく進むと、「おーろら」はいよいよ流氷帯に突入します。

「おーろら」は、南極観測船「しらせ」と同じく、流氷の塊を船の重さで砕氷していく方式。展望デッキでは、船体が流氷にぶつかるときの音や衝撃を感じることができます。

この日のように天気がよいときには、見渡す限り真っ白な流氷の遥か先に、羅臼岳など知床連山を観ることができます。

流氷の時期には、さまざまな野生の動物たちも姿を見せてくれます。この日、姿を見せてくれたのは翼を広げると2mもの大きさのオジロワシです。運がよければほかにも、オオワシやアザラシが流氷の上でくつろぐ姿を観ることができます。

 

網走流氷観光砕氷船 「おーろら」は、1月中旬~4月上旬まで毎日運行しています。冬の北海道観光の際には、ぜひ体験してみてください。

<施設情報>
■網走流氷観光砕氷船 おーろら
■所在地:北海道網走市南3条東4丁目5-1 道の駅 流氷街道網走 1階
⇒出船時刻など詳細はこちら

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