【12/29・12/30】3歳の頂上決戦「ばんえいダービー」&ばんえい甲子園「ヤングCS」の注目馬!【井上オークスのばんえい重賞予想】
はじめまして。競馬ライターの井上オークスと申します。
これから3月まで、ばんえい競馬の重賞レース情報を発信してまいります。ふつつか者ですが、よろしくお願いいたします。
3歳の頂上決戦、ばんえいダービー!
年末年始の帯広競馬場は、重賞レースが目白押し。まずは12月29日(水)に、3歳馬の頂上決戦「ばんえいダービー」が行われます。
ばんえい競馬における3歳の三冠レースは、夏の「ばんえい大賞典」、秋の「ばんえい菊花賞」、そして冬の「ばんえいダービー」。菊花賞が3歳三冠の最終戦となっている中央競馬と違って、ばんえい競馬ではダービーが三冠のラストとなっています。日本で最も遅い時期に開催されるダービーですから、日本ダービーや東京ダービー等、各地のダービーを外した方に、そっと耳打ちさせてください。
「まだダービーを当てるチャンスがありますよ!」
今年は牝馬に注目。
昨年の「ばんえいダービー」は、「ばんえい菊花賞」馬のキョウエイリュウが優勝。3歳二冠を制しました。
今年で第50回を迎える「ばんえいダービー」。筆者は牝馬のサクラヒメに注目しています。サクラヒメは二冠目の「ばんえい菊花賞」を快勝し、牝馬限定の3歳重賞「ばんえいオークス」も圧勝し、現在5連勝中です。
なお、一冠目の「ばんえい大賞典」を制したイオンも牝馬です。
サラブレッドの世界では、アーモンドアイやグランアレグリア等々、牝馬が牡馬を撃破するシーンを見る機会がどんどん増えています。ばんえい競馬でも強い牝馬は生まれてきましたが、2005年のエンジュダイヤ以来、“ダービー牝馬”は生まれていません。また、今年のように一冠目も二冠目も牝馬が勝ったのは2006年以来、15年ぶりのことです。
今年はダービー牝馬が誕生するのでしょうか。それともオーシャンウイナー、ネオキングダムといった牡馬勢の逆襲があるのでしょうか。
⇒出走馬を確認する(出走馬が確定するのはレース2日前の正午)
ばんえい甲子園の決勝戦、ヤングチャンピオンシップ!
そして12月30日(木)には、2歳重賞の「ヤングチャンピオンシップ」が開催されます。この重賞に出走できるのは、“生産地別に組まれた5つのレースで1着か2着に入った馬”だけ。馬産地・北海道ならではの大一番は、“ばんえい甲子園”として親しまれています。昨年は北見産駒特別2着で出走権を得たアルジャンノオーが優勝し、重賞初制覇を果たしました。
それでは甲子園のウグイス嬢気分で、今年の代表馬をご紹介します!
【北見代表】グリフィス、カイセイマイヒメ
【釧路代表】ニシキマリン、クリスタルコルド
【南北海道代表】ヤマカツエース、キングフェスタ
【北央代表】サウスグリン、ミヤビウルフ
【十勝代表】ヘッチャラ、トワイチロ
⇒出走馬を確認する(出走馬が確定するのはレース2日前の正午)
1000kg突破のヘッチャラに注目!
過去10年の「ヤングチャンピオンシップ」を優勝した馬10頭のうち9頭は、秋に行われる世代最初の2歳重賞「ナナカマド賞」に出走していました。今年の「ヤングチャンピオンシップ」出走メンバーのなかで、「ナナカマド賞」に出走した馬はこちらの4頭です。
キングフェスタ(ナナカマド賞1着)
ヘッチャラ(ナナカマド賞2着)
ヤマカツエース(ナナカマド賞3着)
クリスタルコルド(ナナカマド賞4着)
筆者の注目馬は、十勝代表のヘッチャラです。「ナナカマド賞」後、着々と体重を増やしてきたヘッチャラは、前走でついに大台を突破して“1007kg”に。今年5月にデビューした時の体重は“875kg”でしたから、“132kg”も成長したわけです。体重だけでなく、第2障害を登るパワー、障害を降りてからの脚力、ゴール前の競り合いを制する勝負根性、すべてが進化しているように感じます。
今年もナナカマド賞組が戴冠を果たすのでしょうか。それとも別路線組が、波乱を巻き起こすのでしょうか。
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「ばんえいダービー」は12月29日(水)の帯広11レース、 19時25分発走予定です。
そして「ヤングチャンピオンシップ」は12月30日(木)の帯広11レース、 19時25分発走予定です。ぜひご注目ください。
※2021年12月23日時点の登録馬をもとに原稿を作成しています
※昨年の優勝馬の画像(画像提供:ばんえい十勝)
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