20年風景02

圧巻の氷の世界!日本夜景遺産に認定される「氷の祭典」がまもなく開幕【第47回 層雲峡温泉氷瀑まつり】

層雲峡温泉は、大雪山のふもとに位置する北海道有数の温泉街。層雲峡温泉では、例年1月下旬から3月中旬にかけて、壮大なスケールの氷の祭典『層雲峡温泉氷瀑(ひょうばく)まつり』が開催されます。

現在、層雲峡温泉街の横を流れる石狩川河川敷の会場では、厳しい寒さのなかで開催に向けた準備が行われています。

今回は、『層雲峡温泉氷瀑まつり』の歴史や設営の苦労、見所などについて層雲峡観光協会の方にお話を伺いました。

「層雲峡温泉氷瀑まつり」とは

北海道を代表する冬の大イベントのひとつ『層雲峡温泉氷瀑まつり』は、層雲峡温泉の横を流れる石狩川上流の渓谷に、巨大な氷像や氷柱、氷のトンネル、アイスドームなどが造られ、夜には七色の光でライトアップされます。その美しさは「日本夜景遺産」に認定されています。

『層雲峡温泉氷瀑まつり』が始まったのは1976(昭和51)年。今回で第47回目を迎える歴史ある氷のイベントです。

前回は新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で来場客が減りましたが、例年は道内外や海外から約10万人もの観光客が訪れます。

氷点下の厳しい寒さのなかで進められる準備

『第47回 層雲峡温泉氷瀑まつり』は、2022年1月29日(土)~3月13日(日)の期間で開催予定。現在、その準備が急ピッチで進められています。

石狩川の上や河川敷に丸太を組み上げ、そこに水を撒いて凍らせ、巨大な氷のオブジェを制作していきます。

丸太を組む作業は11月から始まり、開催まで約3カ月もの長期間に渡って設営作業が行われます。

氷点下の気温のなかで水を撒く作業は過酷そのもの。あまりの寒さで手足の感覚が無くなってしまうそうです。

「第47回 層雲峡温泉氷瀑まつり」の見所

現在準備が進められている『第47回 層雲峡氷瀑まつり』は、アメリカ合衆国オレゴン州の北西部にある街・ポートランドの街並みや山をテーマに制作されています。

今回の見どころを観光協会の方に伺ったところ、「石狩川をはさんで2つの教会があるところ」とのこと! 訪れた方は、チェックしてくださいね。

また、前回は中止した子どもにも大人にも人気の『チューブスライダー』も復活するそう。

期間中には、花火が打ち上げられたり、さまざまなイベントも開催される予定です。

最後に、層雲峡観光協会の方に層雲峡温泉の魅力について伺いました。

「層雲峡温泉は大雪山国立公園のなかにあり、非常に自然豊かな環境下にあります。大雪山は神々のあそぶ庭と呼ばれるほどに美しい景観を誇っています」

 

『第47回 層雲峡氷瀑まつり』は2022年1月29日(土)からの開催です。

会場は氷点下の寒さなので、厚手の防寒着や手袋、耳当て、使い捨てカイロなどでしっかりと寒さ対策をして楽しんでください!

<イベント情報>
■名称:第47回 層雲峡氷瀑まつり
■開催期間:2022年1月29日(土)~3月13日(日)
■ライトアップ時間:17~21時30分
■開催場所:北海道上川郡上川町 層雲峡温泉特設会場
■電話番号:01658-2-1811(層雲峡観光協会)
■料金:協力金500円(記念のポストカード付)
■駐車場:200台(無料)

【参考・取材協力・画像】層雲峡観光協会

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