3歳三冠路線の二冠目「ばんえい菊花賞」注目馬は？【津田麻莉奈のばんえい重賞予想】
こんにちは。楽天競馬“ポッ”イントもらっちゃおう娘『ポッ娘』の津田麻莉奈です。前回は、四市記念競走の一つ、北見記念を展望しました。第2障害で苦戦する馬もいるなか、先頭でクリアしたのはメジロゴーリキでした。そこへ食らいついていったのがアオノブラック。ゴール前は2頭のマッチレースとなりますが、アオノブラックが最後にぐいっと伸びて1着となりました。
近走なかなか勝ち切れないレースが続いていたアオノブラックですが、久々の白星に加えこれで重賞7勝目としました。今後も重賞戦線での活躍が期待されます。また、アオノブラックといえば同世代のライバル、メムロボブサップとの再戦もとても楽しみです！
ばんえい3歳三冠路線の二冠目ばんえい菊花賞
昨年優勝馬 キョウエイリュウ 出典: ばんえい十勝
11月7日（日）に、第46回ばんえい菊花賞が行われます。「菊花賞」と聞くと、先日タイトルホルダーが制したJRAの3歳牡馬クラシック最終戦が記憶に新しいですよね。ばんえい菊花賞も、ばんえい大賞典、ばんえいダービーとともにばんえい3歳重賞三冠路線に位置付けられています。かつては三冠レースの最終戦として行われていましたが、ばんえいダービーの施行時期が12月へ変更されたため、ばんえい菊花賞が二冠目になりました。
史上6頭目のばんえい3歳三冠馬誕生なるか？
これまでばんえい3歳三冠を達成したのは、1975年のハクリユウ、1980年のマルトダンサー、1997年のウンカイ、2001年のヨコハマボーイ、2019年のメムロボブサップの5頭のみ。今年は3冠馬の誕生となるでしょうか。
⇒出走表を確認する（出走馬が確定するのはレース2日前の正午）
注目馬は？
注目はイオン。牝馬にして一冠目のばんえい大賞典を制しており、つづくはまなす賞でも2着と好走しました。以前はゴール前でスタミナ切れになってしまうこともありましたが、最近はその点が解消されてスピードを生かす競馬で結果を残しています。先行馬有利の展開になればあっさり逃げ切り勝ちもあると見ています。
もう一頭の注目馬はオーシャンウイナー。ばんえい大賞典では2着でした。勝ち馬イオンからは離されてしまったものの、第二障害を降りてから力強い足取りで歩を進め、混戦の2着争いを制しました。レースぶりと着順に安定感があり、ここも軽視はできない一頭です。
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出典: 楽天競馬
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11月7日（日）帯広11レース、ばんえい菊花賞にぜひご注目ください。
※2021年11月2日時点の登録馬をもとに原稿を作成しています
※昨年の優勝馬の画像（画像提供：ばんえい十勝）
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