小樽に行くなら知っておきたい!リピーターが教える「大正硝子館」の楽しみ方
小樽というと、小樽運河や美味しいものに目が向きがち。でも、ガラスもとても有名なんです。
みなさんは「大正硝子館」に行ったことがありますか? 筆者はなんと小樽に足を運ぶたびに必ず向かいます。今回は、筆者お気に入りの「大正硝子館」の魅力やガラス体験をご紹介します!
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ガラスと小樽の歴史
“ガラス”と聞いてみなさんはなにを思い浮かべますか? 筆者は光が通ってキラキラしたイメージを思い浮かべます。窓ガラスや食器、インテリア作品やアクセサリーにも多く使われますよね。その美しさは唯一無二。背景の色を透かすことができ、光を当てるとキレイに反射するガラスならではの美しさです。
ガラスの歴史は紀元前25世紀ころのメソポタミアに遡ります。紀元前1世紀にはすでに吹きガラスの製法は存在していたそうです。小樽でガラス工芸が発達した理由は、明治時代に漁業が栄え、浮き球や石油ランプに使われたためだといわれています。その後、漁業が衰退したことでガラス細工が始まりました。
まるで美術館。ずっといたくなる空間
「大正硝子館」の魅力はなんといっても、レトロな小樽運河やすてきな街並みと合うところです!
“美術館”と称したのは、本当にどの作品も美しく、キレイで、「ずっとここにいたい……」と思ってしまうほどだからです。「大正硝子館」はもはや体験型美術館とも呼べるでしょう。
また、「大正硝子館」は1つだけではありません。「大正硝子館」の係長・小泉さんによると「市内にある13の店舗はそれぞれが違うコンセプトのもと展開されています。たとえば小樽の作家の手づくりの作品専門店(本店)があったり、お酒を飲むためのグラス専門店(酒器蔵)があったり、可愛いものに特化したミニチュアガラスのお店(ほっこり家)があったりとさまざまです」とのこと。
いろんな店舗を巡ってお気に入りのお店を見つけてみてください。
「大正硝子館」でガラス体験
「大正硝子館」では、“とんぼ玉制作体験”と“吹きガラス体験”ができます。
写真は、筆者の友人が体験している様子。ガラスを溶かしてステンレス棒に巻き付けて制作していきます。エプロンも貸してくださるし、好きなガラス棒の色が選べて楽しいです。手ぶらで行っても大丈夫。
店員さんがサポートしてくれるので、お子様でも体験できます。
筆者の作品がこちら。別途料金はかかりますが、かわいいブックマーカーにアレンジしました。
ひとつひとつていねいに作り上げられたとんぼ玉たち。制作済みのとんぼ玉も購入可能です。お好きな柄をどうぞ~。
吹きガラス制作体験は、溶けているガラスに息を吹き込み制作していきます。こちらも、スタッフさんがサポートしてくださいますよ。
「大正硝子館」のおすすめ商品
「大正硝子館」は、多くの作品を販売しています。「大正硝子館」の小泉さんにおすすめ商品を伺いました!
『氷刻グラス』2,530円(1個・税込)。こちらのグラス、ちょうど太陽の光が当たってキラキラ! 美しいですね。プレゼントにもおすすめだそう。
『ピュア雪だるま』1,980円(1個・税込)。雪だるまが可愛らしいお顔ですね。ご自分の手土産にもいいかもしれません。ちなみに筆者、買ってもっています! これからの季節にぴったりです。
今回ご紹介したのは、ほんのごく一部です。
小樽に足を運んだときは「大正硝子館」に行ってみてはいかがでしょうか。きっとすてきな世界があなたを待っています。
※ひとつひとつすべて手作りのため、通信販売は行っておりませんのでご注意ください。
<店舗情報>
■店名:大正硝子館 本店
■住所:北海道小樽市色内1-1-8
■電話番号:0134-32-5101
■営業時間:9~19時
■定休日:なし
■HP:http://www.otaru-glass.jp/<制作体験情報>
■体験名:とんぼ玉製作体験
■価格:1,100円~(税込)※コースによる(ストラップ加工などする場合は別途)
■予約:5人以上から予約受付■体験名:吹き硝子体験
■価格:3,520円(税込)※送料別途
■予約:ホームページ・お電話にて。随時受付枠が空いていれば飛び込みでの体験可。
【画像】大正硝子館
【参考】ガラスのはじまり / 一般社団法人 日本硝子製品工業会
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