あれ、訛ってる?北海道民の「さくらんぼ」のイントネーションが標準語と違った
訛りってなかなか自分では気づきにくいですよね。言葉や単語のイントネーションを指摘されてはじめて訛っていることに気づかされることもしばしば。
そこで今回取り上げるのは「さくらんぼ」のイントネーション。どうやら北海道民のイントネーションが標準語と異なっているようなのです。
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「さくらんぼ」って言ってみて
筆者が夏に東京に行った際、このようなことがありました。
筆者「こないださくらんぼ狩りに行ってきたよ」
相手A「え、もう一度さくらんぼっていってみて」
筆者「さくらんぼ(→→↑↓↓)」
相手A「イントネーションがこっちと違う。さくらんぼ(→→→→→)じゃないの? 北海道と東京じゃイントネーションが違うんだね」
指摘されてはじめて北海道民が使う「さくらんぼ」のイントネーションが訛っていることに気づかされました。
「さくらんぼ」のイントネーション
北海道民の筆者は「さくらんぼ」を「さくらんぼ(→→↑↓↓)」音階の“ドレミレド”のようにいいます。“ら”にアクセントがつくイメージです。
標準語では「さくらんぼ(→→→→→)」という平坦なイントネーションが一般的なようです。
まだまだある北海道と本州のイントネーションの違い
「さくらんぼ」以外にも、北海道と本州でイントネーションの異なる単語があります。
たとえば「トマト」。北海道民は「トマト」の“マ”の部分にアクセントを置いて発音する方が多い印象ですが、標準語ではすべて同程度のアクセントで発音するのが一般的なようです。標準語は全体的に平坦な発音が多いような気がしますね。
今回は「さくらんぼ」をご紹介しました。訛りは北海道で育ってきた証とも言えるもの。違いは直そうとする必要はありません。ほかの地域との違いをぜひ楽しんでくださいね。
【画像】【IWJ】Image Works Japan、tkyszk、freeangle、noccoshi design. / PIXTA(ピクスタ)
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