安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄

芸術の秋に訪れたい!屋外でも楽しめる北海道の「おしゃれアートスポット」5選

秋といえば、芸術の秋! 今年の秋は、アートに触れる季節にしませんか。

北海道にはおすすめのアートスポットが多数。街中に彫刻作品やパブリックアートが点在し、多くの魅力的な美術館が存在します。

そこで今回は、この秋に訪れたい“自然とアートが融合する北海道のおしゃれアートスポット”をご紹介します。

1:モエレ沼公園 / 札幌市東区

世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチ氏が基本設計を手がけ、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトで作られた「モエレ沼公園」。

広大な敷地には幾何学形態を多用した山や噴水、遊具などが点在し、四季折々の自然とアートが融合した美しい景観を楽しめます。

公園を象徴するモニュメントである『ガラスのピラミッド』は、ルーブル美術館のガラスのピラミッドへのオマージュともいえる作品。夏の青空や冬の雪原など屋外の環境を直接に反映し、まるで公園の風景と一体になったかのような感覚を味わえそう。

<施設情報>
■施設名:モエレ沼公園
■住所:北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
■電話番号:011-790-1231
■開園時間:7〜22時
■休園日:無休(園内各施設は定休日あり)

【参考】モエレ沼公園公式サイト

2:札幌芸術の森 / 札幌市南区

“芸術文化都市さっぽろ”のシンボルとして、札幌が誇りとする豊かな大自然と、都市、芸術、文化が見事に調和するスポット「札幌芸術の森」。

四季折々の表情を見せる広大な敷地には、国内外の彫刻作品を常設展示する『札幌芸術の森野外美術館』はもちろん、アートの企画展示が行われている『札幌芸術の森美術館』や『工芸館』も。年間を通じて音楽や舞台の創作・公演、工芸や版画の講習会なども行われていて、さまざまな形でアートを体感できます。

豊かな自然のなかで芸術と出会い人々と交流できる場所として、多くの人々に愛されているアートスポットです。

<施設情報>
■施設名:札幌芸術の森
■住所:北海道札幌市南区芸術の森2丁目75番地
■電話番号:011-592-5111
■開館時間:9時45分~17時 ※6~8月は17時30分まで開館(札幌芸術の森美術館の入館は閉館の30分前まで)
■休館日:4月29日~11月3日は無休、11月4日~4月28日は月曜休館(月曜が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜またはその翌日休館)

【参考】札幌芸術の森公式サイト

3:真駒内滝野霊園 / 札幌市南区

北海道でモアイ像が見られるスポットとして話題の「真駒内滝野霊園」。

札幌中心部から車で40分ほどの場所にあり、霊園ですが一般の観光客も無料で入ることのできる札幌有数の観光地です。

園内にはモアイ像が33体あり、みな大きさや形が少しずつ違うそう。なんと大きいものは高さ約9.5m、重さ約120トンあるんだとか! お気に入りの1体を見つけて写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

そんな「真駒内滝野霊園」には、世界的な建築家安藤忠雄氏が設計した『頭大仏』や北海道らしい景色が見られるラベンダーの丘など、ほかにも見どころがたくさん。ストーンヘンジもあって、ここに来るだけで世界旅行をしたような気分になれますよ。

<施設情報>
■施設名:真駒内滝野霊園
■住所:北海道札幌市南区滝野2番地
■電話番号:011-592-1223
■開園時間:【4~10月】 7~19時、【11~3月】 7~18時
※頭大仏は【4~10月】 9~16時、【11~3月】 10~15時
■休園日:年中無休

【もっと詳しく】「あれっ。海外旅行に行ってきたの?」南太平洋に浮かぶあの島のような観光スポット

札幌ってどんなところ?
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4:安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄 / 美唄市

美唄市と美唄市出身の彫刻家・安田侃(やすだかん)氏によって作られた「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」。

かつて、炭鉱町としてにぎわっていた美唄。「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」は、そんなかつての炭鉱夫の子どもが過ごした学び舎である木造校舎、体育館を舞台にしてアートが展開されています。美唄の歴史を繋ぐ場所として、作品から炭鉱町で過ごした人々の記憶や思いを体感できます。

壮大に広がる景色のなかに置かれた彫刻が自然と一体となって息づく空間は、見る人自身のこころを映し、エネルギーや癒しを感じられることでしょう。

<施設情報>
■施設名:安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄
■住所:北海道美唄市落合町栄町
■電話番号:0126-63-3137
■開館時間:9~17時
■休館日:毎週火曜、祝日の翌日(日曜は除く)、12月31日~1月3日

【参考】安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄公式サイト

5:水の教会 / 占冠村

『星野リゾート トマム』にある「水の教会」も、世界的な建築家である安藤忠雄氏が設計したアートスポット。

巨大なL字の壁で仕切られた敷地内は、独特な雰囲気に包まれた特別な空間。日常の喧騒から離れた空間に佇む十字架は、何とも神秘的な存在感を醸し出しており、非日常感を存分に堪能できますよ。

そんな「水の教会」は、夜になると光が灯り、より一層幻想的に! 今年は新型コロナウイルス感染症対策の影響で、『リゾナーレトマム』または『トマム ザ・タワー』に宿泊の方限定になっていますが、例年春~秋にかけて一般の方向けに夜の教会見学が行われているそうなので、訪れた際に利用してみては。

<施設情報>
■施設名:水の教会
■住所:北海道勇払郡占冠村中トマム
■電話番号:0167-58-1111
■営業時間:2021年4月26日~10月31日 20時30分~21時30分 (21時25分最終入場)
※日中はご結婚式にて教会を使用しているため、左記時間帯以外での立ち入りはご遠慮ください
※『リゾナーレトマム』または『トマム ザ・タワー』に宿泊の方限定

【参考】水の教会公式サイト

 

壮大な自然とアートの融合。北海道のアートな側面を感じていただけたでしょうか。

ぜひ今年の秋は、芸術を楽しんでみてはいかがですか。

【参考】モエレ沼公園、札幌芸術の森、真駒内滝野霊園、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄、水の教会
【画像】tomcat、hide k、yanako、kaori、Enari Kaede / PIXTA(ピクスタ)

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