オンネトー 雌阿寒岳 阿寒富士 秋

初見の人は読めないかも!北海道にきたらいってほしい湖があるまち「足寄」

みなさんは北海道の地名「足寄」の読み方をご存知ですか?

北海道出身の方なら簡単かもしれませんが、道外の方だと少し難しいかもしれません。美しい湖があることで有名な場所なんですよ。

今回は足寄について簡単にご説明したのちに、足寄の観光名所『オンネトー』を紹介します。

「足寄」の基本情報

早速、足寄の簡単な基本情報をご紹介していきます。

読み方は、「あしょろ」。地名の由来はアイヌ語のエショロペッ(沿って下る川)であるという説があります。

十勝の東北部の足寄郡に位置し、人口は6,599人*。豊富な森林資源と地理的条件を活用した農林業が町の基盤となっています。十勝内陸気候の影響を受けて、寒暖差が非常に大きい町なんです。降水量・降雪量は少なく、日照時間は長いのが特徴。

東京からは飛行機で約1時間35分、札幌からは車で約3時間20分です。

*2021年04月30日現在

足寄の観光名所「オンネトー」

『オンネトー』とは、阿寒摩周国立公園の最西端の、雌阿寒岳のふもとにある湖のことです。

季節や天候、風、見る角度によって澄んだ青やエメラルドグリーン、ダークブルーに色が変わり、さまざまな表情を楽しめることから「神秘の湖」と呼ばれています。周辺には複数の散策路があり、『オンネトー』を見るだけでなくアカエゾマツやナナカマド、イタヤカエデなどの広葉樹にも出会うことができます。

オンネトー地区の野生動物や植物

オンネトー地区には北海道の固有種や絶滅危惧種など数々の貴重な動植物が生息しています。

北海道の固有種であり絶滅危惧2類でもあるメアカンキンバイという梅の花に似た黄色の花や、準絶滅危惧種であるメアカンフスマという小さな白い花などの植物がみられます。

また、国内で唯一北海道だけに生息しているヒグマ、北海道の低地にすむエゾリスなどの動物も生息していますよ。

 

神秘の湖のある足寄。一度訪れてみてはいかがでしょうか? 自然に癒される旅になること間違いなしです。

参考文献:北海道足寄町公式ホームページ 足寄町ーとかち晴れ

【画像】ttn3 、 kiki、 leicahiroba、Suzu / PIXTA(ピクスタ)