ちっくる外観

親子で楽しもう!ワクワクドキドキ間違いなしの「キッズスクエア ちっくる」【秩父別】

2021.05.04

「ゲームばかりしてないでたまには外で遊んで来たら?」

こんな言葉を我が子にかけたことのある親御さんもいらっしゃるはず。……でも、家の近くの遊び場には飽きてしまった、たまにはいつもと違うところで遊ばせたい、という方もいらっしゃるのでは? そんなあなたに紹介するのは秩父別町の“子ども向け屋内遊戯場”。いったいどんな場所なのでしょうか?

「キッズスクエア ちっくる」に潜入!

空知管内秩父別町にある『キッズスクエア ちっくる』。子育てにやさしい町のシンボルとして、2017年の4月にオープンしました。開基百年記念塔や道の駅、ファミリースポーツセンター、キャンプ場などさまざまな機能を持つ公園の中に位置しており、『キッズスクエア ちっくる』はその中心的施設として存在感を放っています。気になるその中はというと……

明るい! そして広い!

のびのびとした空間に何やらカラフルなネットが目に飛び込んできます。これこそが『キッズスクエア ちっくる』の目玉と言っても過言ではない、立体的に遊べる道内最大級の大型ネット遊具なんだとか。空間全体に張り巡らされていてなかなか迫力がありそうです。子どもたちは大はしゃぎ間違いなし!

一方で、階段や床からは木のぬくもりが感じられ落ち着いた雰囲気も併せ持っています。写真手前のテーブル席で親御さんは休みながら子どもたちを見守りたいですね。

気が付いたら能力アップ?

『キッズスクエア ちっくる』にある遊具を順にみていきましょう。

ネット遊具

ネットの中はこんな感じ。ネット上で歩いたり、自由に飛び跳ねたりすることができます。意識せずとも、勝手にバランス感覚が身につきそうですね。

チューブスライダー

4mの高さから滑り降りるスライダー。各地にあるウォータースライダーはおなじみかもしれませんが、屋内でもあの爽快気分が楽しめそうです。

幼児向けコンビネーション遊具

こちらは幼児向け。立体的な遊具内を幼児が体の全身を使って遊べる遊具となっています。単純なようでいてよく見ると工夫が施されているように感じます。ちょっとした公園にある遊具と似て非なるものですね。

クライミングウォール

スポーツクライミングを彷彿とさせる3mの壁。優雅なチョウチョやカブトムシのイラストとは裏腹に、実は相当全身運動になる予感。どこから登るのかも腕の見せ所です。

このように『キッズスクエア ちっくる』には個性豊かな遊具が揃っています。楽しく身体を動かす、そして頭も使う。いろんな力を養えるように各遊具は設計されているのです。ちょっと遠くても行きたくなってきませんか?

「ちっくる」の名に込められた願い

多くの魅力が詰まった『キッズスクエア ちっくる』。この“ちっくる”という名前、実はオープンする前の年に町内で愛称募集を行い選ばれたものです。採用されたのは、当時地元の小学1年生の子どもの案でした。期せずして『キッズスクエア ちっくる』の一番の利用者である子どもが名付けるという結果になったのです。

“ちっくる”という言葉は、“みんなが秩父別に来るように”という願いと、英語で楽しませる意味を持つ“tickle”をかけ合わせたところから生まれました。とてもすてきな名前ですね。今は遠くの“みんな”は来られないかもしれません。それでも、いつの日か“みんな”がこの地を訪ねることのできる日が来ることを願っています。

 

コロナ禍でも時間ごとに人数制限をかけて元気に開場しています。普通の公園では味わえないひと時を、ぜひ親子で。

<施設情報>

■名称:こども屋内遊戯場 キッズスクエア ちっくる
■住所:秩父別町1264番地の1
■電話番号:0164-34-6070
■利用対象者:幼児~小学生(保護者)
■入場料:無料
■開場時間:9~17時(7~8月は18時まで)
※新型コロナウイルスの感染拡大状況により変わる可能性がありますので、詳細はHPをご覧ください。
■休場日:毎月第4月曜日(但し、その日が祝祭日の場合は、祝祭日の翌日)、年末年始(12月30日から翌年の1月6日)
■HP:https://town.chippubetsu.hokkaido.jp/category/detail.html?category=tourism&content=310