北海道民がおすすめ!わざわざ食べに行きたい「道の駅ご当地グルメ」3選
北海道内に128駅*ある道の駅。サービスエリアやパーキングエリアは高速道路や自動車専用道路上にある休憩施設ですが、道の駅は一般道にある施設です。
ドライブ中の休憩スポットとしてだけでなく、その土地ならではの特産品を販売していたり、観光や文化の情報を発信したりとさまざまな役割を持っています。
そして、道の駅はご当地グルメに出会える場所でもあります。地元の農水産物を使った逸品からB級グルメまで、わざわざ立ち寄ってでも味わいたいものばかり!
そこで今回は、北海道民がおすすめする道の駅で味わえるご当地グルメをご紹介します。
1:大空豚しゃぶ長いも丼セット / メルヘンの丘めまんべつ
道東の玄関口、女満別空港を降りて車で10分ほど網走方面へ向かうと最初に出てくるのは「メルヘンの丘めまんべつ」。
平成15年8月に79番目の道の駅として登録された道の駅で、「Welcome北海道!」といわんばかりに美味しいグルメと景色でもてなしてくれます。
女満別の特産品は数多くありますが、そのなかでも網走湖産シジミや東藻琴産長いもは有名。その特産品を味わえるグルメがこちら!
大空町特産のさくら豚と長いもが一緒に食べられるご当地メニューの『大空豚しゃぶ長いも丼セット』です。大ぶりの豚肉に甘辛のタレが絡まり真ん中には温泉卵が鎮座。細切りの長いもは別の小鉢に添えられていて、一緒に食べると上品な脂とトロッとした長いものハーモニーが広がります。
さらに汁物はシジミ汁。アサリと見間違えるほど大ぶりのシジミは食べ応えもありダシがたっぷり出た汁は滋味深い味わいです。ボリュームも満点でお腹もいっぱいになるでしょう。
隣には観光協会もあり、次に立ち寄る場所の情報収集しながら、美味しいグルメに舌鼓という方法もおすすめです。
【もっと詳しく】道東に着いたらまず行きたい!「メルヘンの丘めまんべつ」で出会うグルメと感動の景色(2021年3月19日掲載)<施設情報>
■施設名:道の駅 メルヘンの丘めまんべつ
■住所:北海道網走郡大空町女満別昭和96−1
■電話:0152-75-6160
■開館時間:9~18時
■休館日:年末年始(12月30日~1月5日)
2:ピアディーナ / 北欧の風 道の駅とうべつ
札幌中心部から40分ほど車を走らせると、見えてくるのは高さ11mの三角屋根の建物。2017年に完成した「北欧の風 道の駅とうべつ」です。
当別町は、スウェーデン・レクサンドと姉妹都市で、北欧風建築の並ぶ「スウェーデンヒルズ」を有する、農業や花卉(かき)業が盛んな町です。
道内各地にある120の道の駅と差別化をはかるために、当別町が選んだテーマは“北欧”と“食”。外観以外にも、「IKEA」のイスや机、ぬいぐるみを飾り、北欧を意識した駅内で、地元産の農作物を使ったグルメをいろいろな形で提供しています。
こちらの目玉はなんといってもグルメ! 地場産食材をふんだんに使ったイタリアンを楽しめるレストラン「カフェ テルツィーナ」や町内の浅野農場自慢のブランド豚を使った『豚プル丼』(大700円など)や『肉まん』(320円)が食べられる「スマイルキッチン」など、バラエティに富んだグルメが楽しめます。
ドライブで立ち寄ったときにおすすめなのは、テイクアウトできる「レストラン Ari」の『ピアディーナ』(650円〜)です。
当別産小麦で焼いた薄焼きパンに当別産野菜をこれでもかと挟み込んだ『ピアディーナ』は食べ応え満点でヘルシー。小さな子どもでもむしゃむしゃ食べられます。片手でつかめる上、カップに入って提供されるので、車でも食べやすくドライブに最適。「レストラン Ari」にはピアディーナ以外にも手作りパンやケーキもそろっていますよ。
【もっと詳しく】ロイズに絶品イタリアンも!札幌近郊で北欧気分を楽しめる「北欧の風 道の駅とうべつ」(2021年3月19日掲載)<施設情報>
■店舗名:北欧の風 道の駅とうべつ
■住所:当別町当別太774番地11
■電話番号:0133-27-5260
■営業時間:
【夏期】4月1日 〜 11月15日 9時30分〜18時
【冬期】11月16日 〜 3月31日 9時30分〜17時
※店舗やコーナーごとに営業時間が異なるので、HPでご確認ください
■定休日:年中無休
■HP:https://tobest.co.jp/michinoeki
3:ホタテフライ級 / 道の駅とようら
胆振地域の西端に位置する豊浦町は、イチゴとホタテの名産地として知られています。国道37号と道道97号が合流する場所にあるのが「道の駅とようら」。
いちごが旬の季節には周辺にたくさんの露店が並び、駅内では町内でとれた新鮮な農水産物を販売しています。
そんな「道の駅とようら」では、スイーツやライトミールなどさまざまなグルメが楽しめますが、なかでもおすすめなのがこちら!
その名も『ホタテフライ級』280円(税込)。
名産のホタテと、豊浦町出身の元プロボクサーで、WBCフライ級元王者の内藤大助さんにかけた商品です。
地元で水揚げされたホタテの稚貝を串カツのように揚げたご当地グルメ。ソースとマヨネーズ、ソースなしの3つから選べます。
サクサクの衣と小さいながらもうまみがギュッと詰まったホタテの組み合わせはソースなしでも絶品で、ペロリと食べきってしまいます。
【もっと詳しく】サクサクのホタテフライの虜!名産のイチゴやホタテを味わえる「道の駅とようら」(2021年4月13日掲載)<施設情報>
■店舗名:道の駅とようら
■住所: 虻田郡豊浦町字旭町65番地8
■電話番号:0142-83-1010
■営業時間:
直売所 9:00~18:00(4月下旬~10月)、9:00~17:00(11月~4月下旬)
テ―クアウトコーナー 10:00~17:00(4月下旬~10月)
■定休日:年末年始、水曜(11~3月)
その土地ならではの特産品を使ったグルメはどれもおいしそうですね。さまざまな楽しみ方ができる道の駅、全制覇できたら北海道グルメの達人になれるかもしれません。
*2020年4月現在
※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。販売状況などは公式サイトでご確認ください。
【画像】※よしだやすお / PIXTA(ピクスタ)