簡単な漢字なのに読めない…大雪山が世界一きれいに見える場所「比布」【北海道難読地名クイズ】
北海道難読地名クイズのお時間です! 道民でも読み方がわからない地名というものはたくさんあります。今回はそのうちの1つをご紹介します。北海道についてもっと詳しくなりましょ~。
かわいらしい読み方「比布町」
今回ご紹介する地名は北海道旭川市に隣接する“比布町”。
訓読みで“くらべる”と“ぬの”と読みますよね。もちろん“くらぬの”ではありません(笑) ヒントは、ひらがな3文字で、そのうち2文字に半濁点がつきます。筆者は、かわいらしい地名だなと感じました。
A.ぴっぷちょう
正解は、“ぴっぷちょう”です! かわいらしい地名だと思いませんか~?
町名の由来は、やはりアイヌ語が関係しているそう。比布町役場のサイトではこのように記載されていました。
比布(ぴっぷ)の地名は、アイヌ語のピプまたはピピから出たもので「沼の多いところ」あるいは「石の多いところ」の意といわれています。
昔は湿地帯が多かったことや、石狩川の川床には石が多かったためピプ、ピピが転訛し音訳して名付けられたと考えられています。
引用:北海道比布町|まちの概要
「比布町」の自慢をご紹介
比布町はたくさんの魅力であふれています!
比布町は、「世界一大雪山がきれいに見えるまち」といわれています。『大雪山』とは、北海道の最高峰・旭岳を擁する20連峰のこと。比布町は大雪山の真正面にあり、連なる山々を端から端まで眺めることができます。時間帯や季節によって表情を変える『大雪山』は比布町の代名詞です!
食べ物では、いちごが有名です!
甘さが自慢の『宝交(ほうこう)』や後味が爽やかな甘さの『けんたろう』といった品種を夏の露地で育てているそう。
初夏には、10軒ほどのいちご農家で、いちご狩りが楽しめます! 午前中の早い時間に行き、冷たくて完熟したいちごを食べるのがおすすめです。
遊びでは、スキーが楽しめます!
シーズン6万人以上を動員する『ぴっぷスキー場』があり、バラエティに富んだ9コースを楽しむことができます。
2月下旬にはナイターイベントを開催しており、幻想的な雰囲気で、ステージミニライブや花火打ち上げなどが開催されるそう。
ぜひ、比布町についてご友人にご紹介してみてください!
【参考】
北海道比布町|まちの概要
ぴっぷ町観光情報サイト
【画像】ueda、kouta / PIXTA(ピクスタ)