まりも

一度は行ってほしい!北海道ならではの絶景が見られる阿寒湖の魅力

2021.04.12

春の陽気が気持ちいい季節になってきましたね。

北海道でも最近は暖かい日が少しずつ増え、筆者はちょうどこの前、冬の間眠っていた自転車をきれい拭いたところです。

今回は、春のレジャーでぜひ見に行きたい北海道の絶景として、阿寒湖をご紹介します。北海道らしい大自然ときれいな湖のコンビネーションは最高です!

阿寒湖ってどこにある?

阿寒湖があるのは北海道東部、たんちょう釧路空港や女満別空港から車で1時間ほどの場所です。

火山の噴火によって生まれた阿寒湖は、雄阿寒岳や雌阿寒岳などの山に囲まれており、少し離れた場所にはこちらも雄大な景色が魅力の屈斜路湖や摩周湖があります。

せっかく行くのですから、複数の湖を訪れてみてはいかがでしょうか。近くにありますがそれぞれ違った顔をもっていて、筆者はとても楽しめました。

阿寒湖といえば…

阿寒湖といえば、何が有名でしょうか。そうです! マリモです!

マリモが生息するためには水質や地形などのさまざまな条件がそろわなければならず、阿寒湖のように直径30cmを超えるような大きな丸いマリモが育つ場所は世界的にも珍しいといわれています。とくに湖の水がすごくきれいで、筆者はびっくりしました。

そして、展示施設では実際に大きなマリモを見ることができます。きっと、かわいいマリモに癒されるでしょう!

周辺の観光スポット

きれいな阿寒湖を堪能した後に、温泉はいかがでしょうか。

「阿寒湖温泉」は道東有数の温泉地で、湖畔の露天風呂に入れば北海道の大自然を目の前にゆったりとくつろぐことができます。

道東は北海道の中でも特に涼しい地域ですので、春でも朝晩はかなり冷え込みます。冷えた体を湖畔の露天風呂で癒す。気持ちいいこと間違いなしです!

そして、温泉街の中にある『阿寒湖アイヌコタン』もおすすめです。

アイヌ古式舞踊を見たり、民芸品店でショッピングをしたりとアイヌ文化に触れることができます。

筆者が北海道に来て驚いたことにひとつに、アイヌ文化がとても身近にあるということがあります。たとえば、札幌をはじめとする北海道の地名の多くがアイヌ語に由来するもので、北海道のお米として有名な『ゆめぴりか』の“ぴりか”も“美しい”を意味するアイヌ語です。ちなみに、筆者が通う北海道大学ではアイヌ語の授業があります!

 

以上、道東の大自然を楽しめる阿寒湖をご紹介しました。

長い冬が明けて草木が芽吹き、世界がどんどんカラフルになっていく北海道の春。防寒対策を万全にして楽しんでください!

【画像】むぎ、kiki、Yama、HAPPY SMILE / PIXTA(ピクスタ)