ポカポカ陽気におすすめ!見どころ満載のおでかけスポット【札幌・中島公園】
あたたかい日に春の陽気を感じていると、次の日には大雪。
そんな不安定な天候が多いのが3月の北海道ではないでしょうか。本格的な春はまだ遠いと思いますが、あたたかくなってくると不思議とおでかけしたくなるもの。今回は、春になったら行きたい札幌の公園をご紹介。
一日中公園内で過ごせる「中島公園」
今回ご紹介するのは、中央区に位置する「中島公園」です。近所にお住いの方や、通勤通学時に通り抜けるという方にとっては日常のごく一部かもしれません。でも、ぜひ一度じっくりと時間をかけてその魅力を満喫してほしい公園なんです。
というのも、のんびり歩きながら池を眺めたり、木々を通り抜ける風を感じたりするだけがこの公園の楽しみ方ではありません。
広い公園内に充実した施設が盛りだくさん! ちょっと挙げるだけでも、
・豊平館
・北海道立文学館
・札幌市天文台
・札幌コンサートホールKitara
など、多くの見どころがあります。気軽に立ち寄れるものばかりですから、見ないのはもったいないですよね!
国指定重要文化財「豊平館」
かくいう筆者が、昨年の夏、ふらふらっと自転車で中島公園を訪れた際に気軽に立ち寄ったのが『豊平館』です。
名前こそ聞いたことがあったものの、建物の中には入ったことがありませんでした。ちょうど、無料で入館できる時期だったので、休憩もかねて明治時代の趣を感じさせる展示品や建物そのものを楽しみました。
明治、大正、昭和と3代に渡り天皇家が訪れたという由緒ある建物。洋風の木造ホテルだったという面影が端々に感じられます。落ち着きを求めたい方、必見です。
豊平館
道立文学館、札幌市天文台
豊平館のあとに行きたいのは、そこから一番近い『札幌市天文台』。筆者は残念ながら行ったことがありませんが、昼間公開、夜間公開に分かれており、さまざまな天体観測が楽しめそうです。あらかじめ時間が決まっていたり、事前予約が必要(夜間公開)な場合があるので事前にご確認を。
札幌市天文台(札幌市青少年科学館)
天文台を訪ねたら、『北海道立文学館』ものぞいてみましょう。えっ、『札幌コンサートホールKitara』の方が近い? その通り。しかし、『札幌コンサートホールKitara』はただいま改修工事中で入れません。
『北海道立文学館』では、北海道ゆかりの作家にまつわる展示や、アイヌ民族の文学など歴史的な価値のあるものも目にすることができます。おうち時間で読書にハマったという方。文学ど真ん中の世界にどっぷりと浸かってみるのもよいのでは?
北海道立文学館
やっぱり行きたい「札幌コンサートホールKitara」
昨年の11月頭から今年の6月いっぱいまで改修工事で休館中の『札幌コンサートホールKitara』。どんな姿になって戻ってくるのでしょうか? 今から楽しみです。
昨年は、多くの学校で合唱コンクールが中止になってしまったかと思います。また、合唱部が競い合う合唱コンクールも中止を余儀なくされているとも聞きました。吹奏楽も大きな影響を受けたことでしょう。再開後は、また全道のすてきな声色や音色が聞けますように。
札幌コンサートホールKitara
盛りだくさんの中島公園、いかがでしたか? もし1つでも気になる場所があったら、ぜひ足を運んでみてくださいね!
【参考】中島公園HP
【画像】357516、surasitp / PIXTA(ピクスタ)、Mayuko Ogawa Photography / Shutterstock.com