まんでがん ぶっかけ 

【北大生御用達】札幌では冬しか出現しない幻のうどん。「まんでがん外伝」に急げ

2021.01.12

雪が降り始める頃にひっそりと、札幌市北15条に冬季限定で開店する季節限定のうどん屋。店内は活気で溢れ、多くのお客で賑わっています。

今回は、そんな“幻”のうどん屋『まんでがん外伝』で堪能できるうどんの魅力をお伝えします!

大学生以外にも人気!「列」に並んでやっと入れるお店

北海道大学病院の近くにあり、北大生御用達のうどん屋となっています。冬季限定の店舗はトタンでつくられた店構えが特徴です。店内の席数はおおよそカウンターが6、4人がけのテーブルが3~4つ。

北大生からはもちろん、性別問わず幅広い年齢の地域の方々に人気です。

閉店ギリギリの時間でも、列に並ぶ日も。

『まんでがん 外伝』に行くときは、ほぼ毎回入店を心待ちに外で寒い中、行列に並ぶことになります。この写真は閉店間際に店に伺った時のものですが、それでも並んでいる人がいました。冬季営業が開始して数日経ったくらいの開店前に並んだこともありますが、筆者より前に10組ほどの方がいらしていました。

さて、今回も例にもれず列に並んで時間を過ごします。念願の入店がかなった後にいただいたうどんは最高でした。寒い中で待つ時間がうどんをより美味しくしているのかもしれません(笑)。

来店される際はくれぐれも防寒対策をしっかりしてきてくださいね。

かしわ天はプリプリでジューシー

『まんでがん外伝』では、ぶっかけあるいはかけのスタイル、そして“冷”か“アツ”の温度、そしてトッピングが自分好みで選べます。あらかじめ天ぷらのトッピングがセットになっている“親子セット”、“さぬきセット”などのメニューもありますよ。

今回オーダーしたのは“ぶっかけ”。1口目、うどんを啜ります。麺はつるつるでしこしこ。太麺で、程よいコシがあります。チュルっとした食感が喉で感じられる麺で2口目、3口目とどんどん箸が進みます。ぶっかけの汁は濃いめですが、とてもダシが効いていました。

お次は天ぷらです。「ボリュームすごいな。」とみんな同じことを思うでしょう。それくらいの圧巻のボリュームです。筆者が注文した天ぷらトッピングは“長茄子天”(写真一番右)、“かしわ天(写真左)”、“舞茸天(下の写真)”です。

リーズナブルな値段設定からは想像できないような大きさ。素材の味がしっかりと感じられる天ぷらでした。それでいてアツアツでサクサク。

かしわ天はとてもプリプリで柔らかく、黒胡椒がとても効いています。長茄子天は噛むと茄子のエキスが滲みとてもジューシー、舞茸天はとにかく食べ応えがあったという印象でした。きのこの芳醇な香りもたまりません。

その他にも“半熟卵子天”、“おもち天”、“いか天”、”えび天”などがあります。そして変わり種の天ぷらとしては“春菊天”、“かぼちゃ天”など。

こちらは半熟卵子天とかしわ天のトッピングがセットになった、“親子”というメニュー。通常のトッピングで頼むかしわ天よりサイズがとても大きいので、“親子”を頼む際はお腹を空かせておいてくださいね。

オーダーしたのは“アツ”のかけうどんでしたが、ぶっかけよりもあっさりめ。塩分を控えめにされたい方はかけうどんがおすすめです。

札幌では冬季のみ営業とお伝えしましたが、実は当別町で人気のうどん屋『かばと製麺所』が、冬季期間はお休みして札幌に出店しているお店。そのため、『まんでがん外伝』の冬季営業が終了しても、当別のお店に足を運べば『かばと製麺所 』のうどんが堪能できますよ。

 

鬼滅の刃にならって“うどん柱”を目指しているという店主の方と近い距離で話すことができるのも魅力です。寒い中列に並んででも食べたい絶品うどんを味わいに『まんでがん外伝』に行ってみてはいかがでしょうか?

<店舗情報>

■店舗名:まんでがん外伝
■所在地:北海道札幌市北区北15条西5丁目1-7 ほくせいビル 1F
■営業時間:11:00~15:00
■定休日:火曜
■TEL:011-737-7411

※冬季営業期間についてはお店に直接ご確認ください。

※訂正(2021/1/27)…『かばと製麺所』の所在地について誤りがございました。記事内容を修正・変更いたしました。