アツアツの鉄板の上には北見の全部が詰まってる!「オホーツク北見塩やきそば」
オホーツクのビジネス拠点、北見市。カーリングでも有名な北見市ですが、ここには一度食べたらやみつきになるやきそばがあるんです。
その名も『オホーツク北見塩やきそば』。
北見市では、12店舗の『オホーツク北見塩やきそば』が食べられます(2020年11月現在)。しかもお店によってオリジナリティ溢れる焼きそばが食べられるのです。
今回は筆者おすすめの『オホーツク北見塩やきそば』とその魅力に迫っていきます!
1市3町が結集して生まれた「オホーツク北見塩やきそば」
2006年3月、北見市と常呂町、端野町、留辺蘂町が合併し新たな北見市として生まれかわりました。その総面積は北海道でも1番(2020年現在)を誇る面積。そして、新しい名物を作ろうと地元の有志が作り上げたのがこの『オホーツク北見塩やきそば』なのです。
「オホーツク北見塩やきそば」を名乗るための8ヶ条
北見市には魅力的な食材がたくさんあります。それらを使うことはもちろんのこと、『オホーツク北見塩やきそば』を名乗るためには8ヶ条のルールがあります。
『オホーツク北見塩やきそば』の定義・ルール8ヶ条
第1条 道内産の小麦を主原料とした麺を使用する
第2条 オホーツク産のホタテを使用する
第3条 生産量日本一の北見タマネギを使用する
第4条 味付けはソースではなく塩とする
第5条 皿ではなく、鉄板で提供する
第6条 協議会指定の道産割り箸を使用する
第7条 できるだけ北見にこだわったスープをつける
第8条 シズル感を演出するために魔法の水を用意する
ここまで徹底してこだわっているからこそ『オホーツク北見塩やきそば』は美味しいのです!
筆者おすすめオホーツクビアファクトリーの「オホーツク北見塩やきそば」
数ある店舗の中でおすすめするのは、オホーツクビール株式会社が運営している「オホーツクビアファクトリー」の『オホーツク北見塩やきそば』です! こちらの店舗では、ランチからディナーの全ての時間帯で食べることができます。
ビアホール内は広く異国情緒感ただよう開放的な雰囲気。
注文して数分後、パチパチじゅーじゅー!とアツアツの鉄板で提供されるオホーツク北見塩やきそばは、その音を聞くだけでテンションが上がります。さらに玉ねぎの甘い香りが鼻をくすぐります。
パクっと食べた瞬間、口に広がる北見の味
玉ねぎを始め彩り豊かな野菜と大きなホタテ。口の中にいれるとふわっとおいしさが広がります。
この豊かな味わいのヒミツは、シズル感を大切にするために入れる“魔法の水”。
「オホーツクビアファクトリー」では、ホタテを煮た時のだし汁を魔法の水として使っているとスタッフさんが教えてくれました。上にふりかけるかつお節のようなものは“鮭節”。魔法の水でいっきに蒸しあがった上にかけると、蒸気と共に踊ってさらに美味しさを引き立たせてくれます。
濃厚だけどくどくない!その秘密は「塩」にあり
食べると濃厚なうま味が口の中を駆け巡る『オホーツク北見塩やきそば』。
味の決め手はオホーツク海の天然塩なんです! ホタテや鮭を育んだ豊かな海の塩こそが、鉄板の上で北見の食材を見事にまとめ上げています。
何度来ても新しい味に出会える「オホーツク北見塩やきそば」
各店舗で思考を凝らした『オホーツク北見塩やきそば』は、ついつい制覇したくなってしまうほどの美味しさです!
今回ご紹介した「オホーツクビアファクトリー」は、日本で最初にクラフトビールを販売したお店でも知られています。もちろんテイクアウトもできるので、北見に訪れた際には一度味わってみてはいかがでしょうか。
<店舗概要>
■店舗名:オホーツクビアファクトリー
■住所:北海道北見市山下町2丁目2-2
■TEL:0157-23-6300
■駐車場:35台
■営業時間:11:30~22:00(ラストオーダー21:30)
■定休日:年末及び元旦