「老舗店だからこそ」のこだわりとおいしさ！旭川周辺で手に入れたいお菓子以外のお土産3つ

旭川のお土産といえば何が思い浮かびますか？　流行りのお菓子や定番菓子などたくさんありますよね。お菓子もいいですが、旭川はラーメンや日本酒も有名。工場や直売所が多くあり、そこでしか購入できないものもあります。

今回は、旭川周辺で購入したい、老舗店で買えるお菓子以外のお土産を紹介します。

1：大雪山の伏流水を使ったこだわり麺の工場直売店「旭川製麺株式会社」の業務用生ラーメン

出典: 北海道Likers

大雪山の麓の東川町にある「旭川製麺株式会社」。昭和41年に旭川市内で創業し、良い水を求めて平成4年に東川町に移転してきました。旭川中心部からは車で25分ほどです。

麺の主な原料は小麦粉と水。水は麺の味に大きな影響を与えます。「旭川製麺株式会社」では、平成の名水百選に選ばれた『大雪旭岳源水』と同じく、大雪山の伏流水を地下水としてくみ上げて使用。こだわりの水で作る麺はおいしいと評判で、北海道内各地から本州まで、約250の飲食店で使われているのだとか。

出典: 北海道Likers

敷地内の工場直売店「Shopちゅるちゅる by旭川製麺株式会社」には、ここでしか手に入らない製品が並びます。

おすすめは、『業務用生ラーメン』。一般的に市販されている麺は日持ちするように作られているため、ラーメン店が使っている麺とは異なるとのこと。しかし、同店で販売している『業務用生ラーメン』は、正真正銘の“食堂用”！　麺のコシや喉ごしの違いに驚きますよ。

『業用生ラーメン』のほかにも、オリジナルの麺つゆやソースなども販売しているので、お店で食べるような本格的な麺料理が自宅で楽しめます。

＜店舗情報＞
■店舗名：Shopちゅるちゅる by旭川製麺株式会社
■所在地：北海道上川郡東川町西町6丁目2‐1
⇒営業時間など詳細はこちら

2：旭川の最古の醤油メーカー「日本醬油工業」の雲丹醤油

出典: 北海道Likers

JR旭川駅や「道の駅あさひかわ」からも近い曙1条1丁目にある「日本醬油工業」。昭和19年創業の旭川最古の醤油メーカーです。

ラーメンが有名な旭川市内には、ラーメンを提供するお店は200以上あるともいわれていますが、今も多くのお店で「日本醬油工業」の醤油『キッコーニホン』が使われているそう。

出典: 北海道Likers

老舗の醤油メーカーですが、醬油以外にもいろいろな商品を販売しています。

おすすめは、北海道産“練り雲丹”に「日本醬油工業」の丸大豆醬油を合わせた『雲丹醤油』。口いっぱいに濃厚な雲丹の味が広がるヒット商品です。「一般社団法人日本野菜ソムリエ協会」が全国各地のこだわりの調味料を評価する『調味料選手権2019』で総合1位、『日本ギフト大賞2020』で北海道賞などを受賞しています。

ほかにも、さっぱりとしたポン酢にピリッと辛い青唐辛子と米糀の甘さが加わった『ちょい辛ッ!!糀ポン酢』や、米糀と醤油のベースに青唐辛子のピリッした辛さが刺激的な万能調味料『糀で辛い醤（こうじでからいじゃん）』などもありますよ。

＜店舗情報＞
■店舗名：日本醬油工業株式会社 直売店
■所在地：北海道旭川市曙1条1丁目302番

3：江戸時代からの伝統を感じる「男山」の日本酒

出典: 北海道Likers

旭川市は日本酒の原料である“米”と“水”が両方揃った場所。「上川百万石」といわれた米どころであり、大雪山の豊富な伏流水が流れています。また、冬の厳しい寒さは日本酒の仕込みに最適の気候風土で、かつては「北の灘」と呼ばれたほど日本酒造りがさかんです。

そんな旭川には酒蔵「男山株式会社」があります。お土産を買う際におすすめしたいのは、「男山酒造り資料館」。

出典: 北海道Likers

『男山』は、日本酒としては世界で初めて『モンドセレクション金賞』を受賞したお酒。以来40年以上にわたり受賞を継続しており、ほかにも全国新酒鑑評会など多数の受賞経験があります。お酒が仕込まれる時期には、ガラス越しに酒造りの様子を見学することができ、有料試飲コーナーでは、純米大吟醸酒や大吟醸酒をお得な価格で試飲できますよ。

売店コーナーには代表銘柄や定番商品のほか、季節限定酒や「男山酒造り資料館」でしか買えないお酒、精米時に出る米粉を使って作った蔵元限定の『蔵おこし』などが並び、どれもお土産にぴったりです。

＜施設情報＞
■施設名：男山酒造り資料館
■所在地：北海道旭川市永山2条7丁目1番33号
⇒営業時間など詳細はこちら

旭川にはお菓子以外にもさまざまな特産品があります。ぜひお土産選びの参考にしてみてください。