見ているだけで癒される…冬の北海道で見つけた「青の絶景」4つ

2022.02.02

北海道Likers編集部

空気が澄んでおり、豊かな自然に恵まれた北海道。そんな北海道では、四季折々の景色の中でさまざまな色を楽しむことができます。

その中でも、冬の青い景色は格別。心が浄化されるような幻想的な世界を堪能することができますよ。

そこで今回は、『北海道Likers』のインスタグラムに寄せていただいた投稿のなかから、心洗われるような“青の絶景″が楽しめるスポットを4つご紹介します。

1：白ひげの滝 / 美瑛町

出典: @ a.pply – Instagram

自然岩の間から染み出た地下水が勢いよく渓流に流れ落ち、コバルトブルーにきらめく美瑛川がしぶきを上げている様子を、間近にみられる迫力満点なスポット。落差はなんと約30メートルもあり、流れ落ちる様が白いひげのように見えることが名前の由来なんだとか。

冬には、滝筋と雪の白、岩肌、そして透き通るような川のブルーのコントラストが際立つようになり、滝から上がる水しぶきや湯気が樹木に霧氷を作り出し、より幻想的な景色が楽しめます。

＜スポット情報＞
■スポット名：白ひげの滝
■所在地：北海道上川郡美瑛町白金

【参考】白ひげの滝 / 美瑛町観光協会公式サイト

2：白金青い池 / 美瑛町

出典: @ t.ak.u_0705 – Instagram

水面が青く見える不思議な『白金青い池』。十勝岳の防災工事の際、堰堤にたまった水が、不思議なほど青い色をたたえ、立ち枯れのカラマツとあいまって幻想的な風景に。いつしかその神秘的なブルーの景色から「青い池」よばれるようになったんだとか。

季節や天候によってさまざまな青い色が楽しめるのも、『白金青い池』の魅力。冬には池が凍結し、光り輝くブルーの水面に真っ白な雪が相まって、まるで絵画のような景色を作り出します。雪が積もると辺り一面が真っ白に。青い池は見られないですが、雪原のなかにいる動物たちの足跡を見かけることもできるかも。

＜スポット情報＞
■スポット名：白金青い池
■所在地：北海道上川郡美瑛町白金

【参考】白金青い池 / 美瑛町観光協会公式サイト

3：支笏湖 / 千歳市

出典: @japan_ishka – Instagram

およそ4万年前の支笏火山の噴火でできた陥没地に、水が溜まり形成されたカルデラ湖の『支笏湖』。アイヌ語で“大きな窪地“を意味する「シ・コッ」が名前の由来とされています。

水中の栄養分が少なく、プランクトンの発生も少ないことから透明度が非常に高く、その水質は2018年度まで11年連続で日本一に評価されているほど。この透明度と水質を誇る支笏湖の澄んだ水は、光に照らされることで「支笏湖ブルー」といわれる青色の輝きを放ちます。

そんな『支笏湖』で毎年冬の時期に行われる『千歳・支笏湖氷濤まつり』では、支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付け凍らせた、大小さまざまな氷のオブジェが立ち並びます。透き通った青である「支笏湖ブルー」に輝くダイナミックな氷のオブジェが色とりどりのライトに照らされ、幻想的な世界を堪能することができますよ。

＜スポット情報＞
■スポット名：支笏湖
■所在地：千歳市支笏湖温泉番外地

＜イベント情報＞
■名称：千歳・支笏湖氷濤まつり
■開催期間：2022年1月29日（土）～ 2月23日（水・祝）
■開催時間：10～20時
■ライトアップ：16時30分～20時
■開催場所：北海道千歳市支笏湖温泉
■料金：高校生以上 500円（中学生以下無料）

【参考】支笏湖 / 北海道千歳市公式ホームページ、千歳・支笏湖氷濤まつり公式ホームページ

4：然別湖 / 鹿追町

出典: @ shikaoi_kankoukyoukai – Instagram

『大雪山国立公園』唯一の自然湖であり、標高810mと道内では最も高い場所にある『然別湖』。周囲はトドマツやエゾマツ、ダケカンバなどの原生林が取り囲み、太古の自然を今に伝えています。また、氷河期から生息しているといわれる、生きた化石ナキウサギや、ミサゴ、オジロワシ、クマゲラ、アオサギなどの住みかとなっており、貴重な野生動物たちが生息しています。

そんな『然別湖』に、冬のある期間だけ現れる雪と氷の村『しかりべつ湖コタン』。湖上にある小さな集落“コタン”には、然別湖に降り積もった真っ白な雪を湖の水で固めたアイスブロックを使って作られた、大きくて美しい構造物“イグルー”が立ち並びます。

ここにしかない斬新な”青の絶景”の世界。豊かな水を育む『然別湖』ならではの光景が楽しめますよ。