幻想的な景色にレトロ建造物も。ロマンチックな雰囲気を味わえる「小樽の観光スポット」6選
北海道のなかでも人気の観光地として知られている小樽。グルメはもちろん、多くの歴史的建造物が残る街並みや、幻想的な自然アクティビティがたくさんあります。
今回は、思わず見とれてしまうような絶景が楽しめる、小樽の定番観光スポットをご紹介します。ロマンチックな体験をするなら、小樽に決まり!
1:幻想的なブルーに感動!非日常体験なら「青の洞窟クルージング」
「青の洞窟」とは、太陽光と海の透明度、海底の白さの条件が揃い、海の色を青く見せてくれる神秘的な自然現象。4~10月の期間に『青の洞窟クルージング』が体験できます。
北海道には数ヵ所「青の洞窟」がありますが、なかでも小樽は運河など観光スポットから乗船所が近く、アクセスしやすいので人気の場所。小樽港から出発し、クルーズ時間は約80分です。
洞窟のなかへ入ると、幻想的で美しいアクアブルーの海が広がります。入口近くはアクアブルー、洞窟内は濃紺色、2色の違いを楽しめますよ。
シーンとした洞窟は水面の音と、洞窟内に身をひそめるコウモリの鳴き声のみが響きます。
クルーズ中には「赤岩山」「龍宮閣跡」「絃掛岩(つるかけいわ)」などの絶景スポットも楽しめます。
青く美しい景色を目に焼きつけてみては?
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■名称:龍宮クルーズ
■運営会社:有限会社 北欧産業
■住所:北海道小樽市港町4番5号
■電話番号:0134-32-3911
■営業時間:窓口8時30分~18時
■期間:4~10月
■時刻表:9~10時20分、10時30分~11時50分、12~13時20分、13時30分~14時50分、15~16時20分、17~18時20分(17~18時20分便は6~8月の期間限定)
※期間、時刻については変動する可能性がありますのでHPにてご確認ください
■利用料金:大人(中学生以上)22年割引キャンペーン 5,500円、小人(3歳~小学生) 3,000円
■駐車場:あり
海上から見る幻想的なブルーに感動!地元民もおすすめ「青の洞窟」クルージング
2:ゆったりとしたレトロ空間!手作り体験もできる「オルゴール堂 本館」
「小樽オルゴール堂 本館」は日本最大級のオルゴール専門店。小樽駅から徒歩20分、南小樽駅から徒歩5分ほどの“堺町通り”にあるメルヘン交差点を目指しましょう。
赤レンガ造りと石造りの2棟からなるレトロな本館は、大正4(1915)年に米穀商が本社屋として建てたものを再利用しています。
店内に入ると一気にロマンチックな世界に引き込まれます。
『小樽オルゴール堂本館 館内ツアー』ではさまざまなクイズを交えながら「小樽オルゴール堂」の歴史や、オルゴールの仕組みを学ぶことができます。
また、普段手を触れることができないオルゴールの音色を特別に聴くこともできます。オルゴールの繊細で神秘的な音色と一体になることができ、とても心地がよいですよ。
「小樽オルゴール堂 手作り体験 遊工房」では、オルゴール本体と小物を自由に組み合わせてオリジナルのオルゴールを作ることができます。150種類以上のオルゴールからお気に入りを選び、ガラスや木箱などを選んでいきます。
思わず時間がたつのを忘れてしまうような、ゆったりとした空間に癒されてみませんか?
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■店舗名:小樽オルゴール堂 本館
■住所:北海道小樽市住吉町4番1号
■電話番号:0134-22-1108
■営業時間:9~18時、祝前日・金曜・土曜 9~19時(7~9月)
■定休日:年中無休
■駐車場:近隣にコインパーキングあり
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3:旅の思い出を形に残そう!まるで美術館のような「大正硝子館」
小樽ではオルゴールだけでなく、ガラスの手作り体験も定番のアクティビティ。
小樽駅より徒歩約15分のところにある「大正硝子館 本店」には、「ずっとここにいたい……」と思ってしまうほど美しいガラス作品が並びます。もはや体験型美術館とも呼べるでしょう。
“とんぼ玉制作体験”は、店員さんがサポートしてくれるので、お子様でも体験できます。好きなガラス棒の色を選び、ガラスを溶かしてステンレス棒に巻き付けて制作していきます。
また「大正硝子館」では、一つひとつ手作りのガラス作品がたくさん販売されています。写真は『氷刻グラス』。ちょうど太陽の光が当たってキラキラしていて美しいですね。旅の思い出として購入するのもおすすめですよ。
<店舗情報>
■店舗名:大正硝子館 本店
■住所:北海道小樽市色内1-1-8
■電話番号:0134-32-5101
■営業時間:9~19時
■定休日:年中無休
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4:輝く石油ランプがノスタルジック!レトロなレストラン「三号館 北一ホール」
小樽で有名スポットの「北一硝子(きたいちがらす)」内の「三号館 北一ホール」。167個のランプが出迎えてくれる歴史を感じる素敵なレストランです。
電気が普及していなかった明治時代に必需品であった石油ランプ製造業の「北一硝子」は、魚の加工品を納める倉庫だった「三号館倉庫」を譲り受け開業しました。
ほの暗い店内の灯りは167個の石油ランプのみ。入った瞬間足を止めて見入ってしまう美しさ!
ロマンチックな空間で、小樽産のビールやワインがいただけます。レトロで幻想的な雰囲気に酔いしれながらお酒を嗜んでみては。
<店舗概要>
■店舗名:三号館 北一ホール
■住所:北海道小樽市堺町7番26号
■電話番号:0134-33-1993
■営業時間:11~14時50分(レストラン)、11~17時(カフェ)
ランプ点灯作業 9時30分~10時
ピアノ演奏 火曜~金曜(祝祭日除く)14時~14時30分、15時~15時30分、16時~16時30分
■定休日:年末年始
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5:ロマンチックな絶景にうっとり!小樽のシンボルを遊覧「小樽運河クルーズ」
小樽の象徴ともいえる観光スポット、「小樽運河」。こちらでは、運河を楽しみ尽くせるアクティビティ「小樽運河クルーズ」が人気急上昇中!
小樽駅前通りを真っすぐ海側に向かって歩くこと約10分、運河にかかる中央橋のほとりにチケット販売所と乗船所があります。
キャプテンによる小樽の歴史や建物の説明を聞きながら、約40分の船旅を楽しめますよ!
「小樽運河クルーズ」にはデイクルーズ(日没前出発)とナイトクルーズ(日没後出発)がありますが、ロマンチックな雰囲気を味わいたい方はナイトクルーズを選ぶべし!
「小樽運河クルーズ」は、季節や時間帯によってまったく違った小樽運河の景色を楽しめます。
冬季開催中のイベント『小樽ゆき物語“青の運河”』が体験できる期間は、とくにおすすめですよ(開催期間2021年11月1日~2022年1月31日)。
歴史的建造物が建ち並ぶレトロな街並みにあわせて、小樽運河沿いの散策路には63基のガス灯が。水面に映るオレンジ色のガス灯と、青いイルミネーションはひときわ美しいです。
暖かいシートとロマンチックな雰囲気、ここちよい船の揺れで、夢心地になるでしょう。
<クルーズ情報>
■名称:小樽運河クルーズ
■運営会社:合同会社 小樽カナルボート
■住所:北海道小樽市港町5-4
■電話番号:0134-31-1733
■営業時間:月により運航時刻が異なります。HPをご参照ください
■定休日:年末年始(運航状況は天候により変動がありますので、事前にご確認ください)
■利用料金:
【デイクルーズ】大人(一般)1,500円、大人(小樽市民)1,200円、大人(福祉割引)1,200円、小学生以下(一般・小樽市民)500円、小学生以下(福祉割引)400円
【ナイトクルーズ】大人(一般)1,800円、大人(小樽市民)1,500円、大人(福祉割引)1,440円、小学生以下(一般・小樽市民)500円、小学生以下(福祉割引)400円
■駐車場:なし
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6:北海道三大夜景の「天狗山の夜景」
小樽のシンボルとも呼ばれる「天狗山」は、小樽駅からバスで約15分。ロープウェイが日が暮れてからも運航しているため、夜景スポットとしても人気です。
「天狗山」からの夜景は、小樽の街並みと石狩湾の湾曲が特徴的。とくに冬は空気が澄んでいるので、小樽の煌めく夜景を見るのにはベストシーズンです。山頂からの夜景は、函館山、札幌藻岩山と並び“北海道三大夜景”と称されているんですよ。
ロープウェイ沿いにある「天狗山スキー場」はナイター営業もしており、ロープウェイから幻想的な光景を眺めることができます。
冬季期間は山頂で1年を通じて移り変わる「天狗山」の四季をライトアップで表現したショー『樹木のライトアップ』が開催されます。ライトアップも手伝って一段とロマンチックな夜を演出していますよ。
山頂にある展望レストラン「TENGUU CAFE(てんぐーカフェ)」では、温まりながら小樽の夜景を楽しめます。
食事からデザート、ドリンクメニューが取り揃えられています。“小樽で一番空に近いカフェ”なんだそう。
<施設概要>
■施設名:小樽天狗山ロープウェイ
■住所: 北海道小樽市最上2丁目16−15
■電話番号:0134-33-7381
■営業時間(冬季営業):
・~ 2022年2月13日 / 11~19時36分(19:24上り最終)
・2022年2月14日~ 3月21日/ 土日祝 11~19時36分(19時24分上り最終)平日 15時30分~19時36分(19時24分上り最終)
※運行期間及び時間は変更となる場合があります
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今回ご紹介したように、小樽には数々の絶景ロマンチックスポットがあります。
少しでも気になる方は、ぜひ自分の目で確かめに行ってみてください。
【画像】大正硝子館
※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間はお店の公式SNS等でご確認ください。
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