漬物の盛合わせ

こやっていわないの!? 実は北海道弁だった「食べ物の名前」7つ

まったく聞いたことのない言葉があったり、同じ言葉でも全然意味が異なったり、各地域の方言は面白いですよね。全国共通だと思って使っていたら、方言だった……なんて経験をしたことがある道民の方もいるのでは?

今回は、実は北海道弁だった食べ物の名前を7つ紹介します!

1:こっこ

北海道民がよく使っている「こっこ」という言葉。意味を知らないと「コケコッコー」から連想してニワトリのことかな?なんて思ってしまいそうですよね。北海道ではスーパーや市場でよく聞く言葉です。

「こっこ」とは、“魚の卵”や“動物の子ども”のこと。つまり「鮭のこっこ」はいくらのことです。北海道民は幼いころから聞きなじんで、方言だとあまり認識していないかもしれません。

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2:おやき

北海道で「おやき」というと、写真のような厚みのある円柱型、小麦粉の生地であんこやクリームを挟んだお菓子を想像しますよね? けれど、本州では「今川焼」や「大判焼き」と呼ぶそう。

本州で「おやき」というと、小麦をベースにした薄い皮に野菜や野沢菜など具材がたっぷりと入った長野県の郷土料理を指すとのこと。だいぶ見た目も違います。

「今川焼」「御座候」「太鼓焼き」など、地域によってこのお菓子は呼び名がさまざまなので他の地域出身の人に聞いてみても面白いかも。

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3:キンキ

北海道名物といえば海の幸ですが、忘れてはいけないのが北の高級魚「キンキ」。北海道内では「キンキ」といわれるこのお魚ですが、実は正式名称は「キチジ」。道東地域などでは「めんめ」とも呼ばれています。

カサゴ類の特徴である絢爛なヒレを持っており、とても華やかな見た目のお魚で、お刺身や煮付けにもぴったりです!

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4:ほうじ茶

みなさんは「番茶」といわれると、どのお茶を思い浮かべますか?

北海道民の方は“ほうじ茶”を思い浮かべる方が多いですよね。北海道だけではなく、東北や北陸でも「番茶」はほうじ茶を指すようです。

しかし、本州で「番茶」として飲まれているのは“緑茶”なんだそう! 地域によって「番茶」がどのお茶を指すのかはさまざまなようですね。

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5:ナンバン

北海道民のなかには、唐辛子を「ナンバン」と呼ぶ人がいます。

一味唐辛子や七味唐辛子など唐辛子を使った香辛料も同じように「ナンバン」と呼ばれます。こちらも北海道弁のひとつ。

唐辛子はポルトガルやスペインなどの“南蛮船”によって日本にもたらされたとされています。そのため唐辛子を「南蛮辛子」あるいは「南蛮」と呼んでいたようです。その名残が北海道には残っているのかもしれませんね!

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6:おここ

「おここ」。知らない人が聞くと、何のことだがまったくわからない言葉ですよね。こちらも北海道や北陸、東北などの地域で使われている方言です!

意味は“漬物”。なので、きゅうりの漬物はきゅうりの「おここ」といいます。

ちなみに新潟県では「おここ」は“あ~あ”や“まぁ”のように驚いたときに使うそうなので、注意してくださいね!

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7:かすべ

北海道の居酒屋でよく見かけるメニュー「かすべ」。「かすべ」は北海道弁で“エイ”のこと。冬場はごく普通のスーパーや鮮魚店などでも販売されています。昔からアイヌ民族も食べていたといわれる郷土料理で、北海道のほか東北地方などでも食べる習慣があります。

定番の調理法は煮付け。唐揚げやムニエルにしてもおいしいですよね!

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ほかにも方言だと気づかずに使っている言葉がたくさんあるかも。

気になる方は『北海道Likers』の記事で調べてみてくださいね!

【画像】 yukimco、K321、m.barbie、チリーズ、株式会社デザインメイト、和尚、takako / PIXTA(ピクスタ)

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