らーめんや天金

一度は食べたい「旭川ラーメンの名店」13選!王道から変わり種、お取り寄せも

北海道名物であるラーメンは、地域によってその個性がはっきりとしています。種類を大きく分けると、“札幌ラーメン”、“函館ラーメン”、“旭川ラーメン”、“釧路ラーメン”の4つ。

今回は、旭川でラーメンの名店を13店舗ご紹介します。王道の旭川ラーメンから変わり種まで、見逃せませんよ!

北海道三大ラーメン「旭川ラーメン」の特徴は?ラードが浮く理由も

“旭川ラーメン”といえば醤油というイメージが強いですが、特徴はダブルスープでしょう。動物系と魚介系のスープをブレンドして作られたスープで、旭川では古くから使われている手法です。

また、スープに“ラード”を入れることも旭川ラーメンの特徴です。北海道でも屈指の寒さで有名な旭川。たっぷりのラードを入れることで油膜がフタのような役割をし、湯気が目立たなくなり、スープが冷めにくくなる、という寒い地域ならではのおいしくラーメンを味わう工夫だそう。

寒いところほど熱々のラーメンがおいしく感じるものですよね。

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1:全国的に知られる老舗!一度は訪れたい「らぅめん青葉」

JR旭川駅から歩いて5分ほどの2条通8丁目にある「らぅめん青葉」は、創業76年になる老舗の名店。本店のほかに、ラーメンのテーマパークとして観光客に人気の「あさひかわラーメン村」に支店があります。

マスコミに取り上げられることも多いほどの人気ぶり。店内の壁にはところ狭しと、取材で来た有名人やタレントのサイン色紙や写真が貼られています。

『正油らぅめん』は、ほとんどの人が注文するほどの人気メニューです。

スープは、豚骨と鶏ガラに、利尻昆布、鰹節、煮干し、野菜を加え弱火でじっくり煮出しています。動物系と魚介のダブルスープは、まさに“旭川ラーメン”の基礎を築いたといえます。

<店舗情報>
■店舗名:らぅめん青葉
■住所:北海道旭川市2条通8丁目左8 二条ビル 名店街
■電話番号:0166-23-2820

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2:地元民絶賛の外せない名店「旭川ラーメン 梅光軒  神居店」

『旭川ラーメン 梅光軒』は、創業50年以上の老舗ラーメン店。旭川市内には4店舗あり、そのほかに札幌や千歳市をはじめ、日本全国、さらには世界まで13店舗のお店があります。

「旭川ラーメン 梅光軒 神居店」は、のれん分けのお店です。他店で15年の修業を重ねたオーナーさんが2000年5月にオープンしました。

イチオシは、『醤油ラーメン』。薪のような太く四角いメンマとチャーシューの間にこんもりとのったねぎが特徴です。

豚骨と魚介系のスープは、すっきりしながらもコクのある昔から変わらない味。クセになるスープの味が麺にしっかりと絡みます。

<店舗情報>
■店舗名:梅光軒 神居店
■住所:北海道旭川市神居2条1-1-12
■電話番号:0166-63-5666

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3:旭川ラーメンの伝統を守り続ける人気店「らーめんや天金」

旭川市永山の人気スポット「あさひかわラーメン村」の一番左手にある、「らーめんや天金」は旭川ラーメンを代表するお店。

『正油ラーメン』のスープは、野菜や魚を一切使わず、豚骨・鶏ガラを丸2日間とろ火でじっくり煮こんで作るんだとか。

ラードの油膜に覆われたラーメンをお箸で持ち上げると、ふわっと熱い湯気が上がります。旭川市民が小さな頃に食べたラーメンの味をそのままに、今もいただける昔ながらの懐かしい味わい。しっかりとした醤油の風味に、スープを口へと運ぶれんげが止まりません。

<店舗情報>
■店舗名:らーめんや天金 あさひかわラーメン村店
■住所:北海道旭川市永山11条4丁目119‐48 パワーズ内
■電話番号:0166-48-3918

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4:クセになるラードを味わって!「蜂屋 五条創業店」

昭和22年創業の「蜂屋」は、旭川市内に2つのお店を構える老舗ラーメン店。個性的で濃厚なラーメンは、旭川市民のみならず全国から観光客が訪れる人気の味わいです。

「蜂屋 五条創業店」は、旭川市内5条7丁目にある通り「5・7小路 ふらりーと」にあります。

『しょうゆラーメン』は焦がしラードがのった黒っぽい色合い。「蜂屋 五条創業店」のラーメンスープは豚骨と魚介。その匂いを軽減すること、保温効果を狙い、ラードを焦がしてかけたのが始まりなのだとか。

トッピングにはチャーシュー、メンマ、ねぎがのっています。しっかり味がしみ込んだチャーシューとメンマはたまりません。

<店舗情報>
■店舗名:蜂屋 五条創業店
■住所:北海道旭川市5条通7丁目右6 5・7小路 ふらりーと内
■電話番号:0166-22-3343

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5:全国にファン多数!旭川の顔「らーめん山頭火 旭川本店」

創業35年、旭川市1条通にあるラーメン店「らーめん山頭火 旭川本店」は、全国に塩味の豚骨旭川ラーメンを知らしめた名店。今や世界に店舗を構える旭川の顔として、多くの人に愛されています。

オープン当初から人気の『しおらーめん』はもちろん、『しょうゆらーめん』も『みそらーめん』も大人気。

『しょうゆらーめん』は、濃厚なスープが細い麺に絡みつき、麺も濃厚な味わいのままいただけます。ゴマの風味が香ばしく、スープを残すのがもったいないほど。素人でも手間暇かけたとわかるチャーシューの味わい……ラーメンを味わいながら食べることの楽しさが詰まっています。

<店舗情報>
■店舗名:らーめん山頭火 旭川本店
■住所:北海道旭川市1条通8丁目348-6 MANNY BLD 1F
■電話番号:0166-25-3401

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6:旭川ののれん分けの元祖!「特一番 流通団地店」

昭和22年に誕生した「蜂屋」と「青葉」に次いで、昭和25年に創業した「特一番」。旭川ではじめて“のれん分け”によるチェーン展開を図ったお店で、旭川ラーメンの歴史を語る上で外せない存在です。

「特一番」は、すべて本店店主の親戚筋にのれん分けされているお店。「特一番 流通団地店」は、2代目になる現店主の母親が本店店主とごきょうだいで、父親が本店で修業したのちに独立。4条21丁目でお店をはじめ、昭和56年に現在の流通団地に移転しました。

同店で人気なのは、メニューに『ラーメン』とだけ書かれた醤油ラーメン。動物系の豚骨スープに、魚介の出汁を加えた正統派の旭川ラーメンです。濃厚に見えるスープは優しい味わい。低加水率の麺は、老舗製麺会社「加藤ラーメン」製です。

現在では「流通団地店」を含め3店のみとなった「特一番」。伝統の味を試してみては。

<店舗情報>
■店舗名:特一番 流通団地店
■住所:北海道旭川市流通団地2条4丁目36-4
■電話番号:0166-47-3026
⇒営業時間など詳細はこちら

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7:旭川のご当地グルメ・旭川しょうゆホルメンの名店「羅亜〜麺 加藤屋 北門本店」

『旭川しょうゆホルメン』は、“旭川しょうゆラーメン”と“ホルモン”という旭川の2大ソウルフードがコラボした絶品グルメ。

『旭川しょうゆホルメン』に使われているホルモンは、旭川の食肉加工会社「米谷産業」が新たに開発したもの。ホルモン独特の食感は残しながらやわらかく煮込まれていて、噛めば噛むほど深い味わいを楽しめます。また、まったく臭みを感じません。

「羅亜〜麺 加藤屋」の『旭川しょうゆホルメン』は、豚骨のコクを十分に引き出しながら、まろやかでクセのないスープに、オリジナルの低加水率中細ストレート麺がよく絡みます。

具材には、たっぷりのホルモンのほかに、炒めたキャベツにメンマ、ナルト、ネギ。白ごま、糸唐辛子がトッピングされています。

<店舗情報>
■店舗名:羅亜〜麺 加藤屋 北門本店
■住所:北海道旭川市北門町9丁目2644-6
■電話番号:0166-56-6646

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8:マー油にハマる人が続出!さっぱりとしたスープが後を引く「にゃん福」

市内の繁華街である『3・6街(サンロク街)』から旭川東光に移転オープンした「にゃん福」。老舗有名店で長くラーメン作りを経験してきた店主が提供するのは、鮮やかな朱色のどんぶりに映える真っ黒なラーメン!

にゃん福

看板商品の『醤油マー油ラーメン』は、“焦がしにんにく油”という香り豊かな油が入った一杯。濃厚ながらもさっぱりしていて、後を引くおいしさ。にんにくの匂いは全く感じません。マー油があることで旨味が増し、クリーミーなスープが麺によく絡みます。マー油中毒の常連さんが大勢いるというのも納得です。

<店舗情報>
■店舗名:にゃん福
■住所:北海道旭川市東光3条4丁目4-25
■電話番号:0166-31-2829
⇒営業時間など詳細はこちら

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9:旭川ラーメンは醤油だけじゃない!「みそラーメン よし乃 本店」

「みそラーメン よし乃 本店」は、旭川市内の中心部に近い豊岡1条通りにあります。市内には本店のほかに永山と「道の駅あさひかわ」に2店舗、上川町内に1店舗、北見市内に1店舗、札幌市内に1店舗あります。

とくに本店は大人気で午後にはスープがなくなり、店を閉めることもあるんだとか。

イチオシは、たっぷりのもやしが特徴的な『みそラーメン』。

もやしを少し食べたら、崩してスープに浸し、麺と一緒に食べるのがおすすめ。さっぱりとしたもやしと、細い麺がコクのあるスープに絡んで絶品です。

『みそラーメン』はもちろんですが、『醬油ラーメン』や『塩ラーメン』も絶品ですよ。

<店舗情報>
■店舗名:みそラーメン よし乃 本店
■住所:北海道旭川市豊岡一条1丁目1-8
■電話番号:0166-31-3619

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10:昭和54年創業!息子が父の遺志を継ぐ「ら~麺処 優鳳(ゆうほう)」

動物園通り沿いにある「ら~麺処 優鳳(ゆうほう)」。昭和54年に「宇宙軒」という店名で創業した先代の味を、息子である2代目オーナーが引き継いでいます。

先代は「店は継ぐな、勤め人になれ」といっていたそうですが、先代が亡くなるかもしれないときに、現オーナーが継ぐことを決めると、とても喜んでいたそう。

同店のメニューは、スタンダードな『しょうゆラーメン』を筆頭に、『味噌ホル』・『赤ホル』(ホルモンののった味噌ラーメン)、『ブラック』(イカスミラーメン)、『チャーハン』、そして名物の『優鳳餃子』と多彩。ご飯ものとラーメンのセットメニューもあります。

『味噌ホル』は、味噌とホルモンが一体になった複雑な味わいのスープが絶品。旭川ならではの細い麺は、スープがよく絡んでおいしい! ぷりぷりのホルモンはやわらかく、とろけるよう。炒めたもやしは香ばしく、濃厚なスープにぴったりです。いろいろな味わいや食感を同時に楽しめますよ。

<店舗情報>
■店舗名:ら~麺処 優鳳(ゆうほう)
■住所:北海道旭川市豊岡13条4丁目4-22
■電話番号:0166-34-0326
⇒営業時間など詳細はこちら

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11:バターと牛乳のコク!「ラーメン専門 一番 永山店」

旭川市永山にある「ラーメン専門 一番 永山店」。看板メニューは『みそラーメン』。そして『醤油ラーメン』、『塩ラーメン』と続きます。

同店のラーメンには、すべてもやしが入っています。そのもやしは、1本1本“ひげ”が取られている美しいもやしです。

名物の『牧場ラーメン』は塩ラーメンベース。牛乳を加えた真っ白なスープと、角切りの大きめなバターがポイントです。バターをゆっくりと溶かしながら、まろやかなスープのコク深さと麺を絡ませていただきます。

醤油ラーメン好きな旭川市民もうなるおいしさ。後を引くスープの味わいに、スープを飲み干す“完ツユ”をする人も多いのだとか。

<店舗情報>
■店舗名:ラーメン専門 一番 永山店
■住所:北海道旭川市永山8条5丁目1-13
■電話番号:0166-48-0758

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12:創業約50年!変わらず愛される塩ラーメンの老舗「すがわら」

「すがわら」の創業は昭和49年。醤油ラーメンを売りにするお店が多い旭川で、今や塩ラーメンといえば「すがわら」と旭川市民の誰もがいうほど、昔から変わらず多くの市民や観光客を魅了し続けています。

「すがわら」は、創業当時の先代が高齢となり引退。その後は今の経営元である「株式会社エンフード」が経営と味わいを引き継いでいます。

同店の塩ラーメンはスープが一番の特徴。豚骨・鶏ガラ・煮干・野菜からとるスープは、透明で美しい! そして、あっさりしていながらコクがあり奥深い味わい。スープも麺も体のなかへするすると入っていく食べやすさです。シンプルながらも奥深い味わいが、長くリピーターに愛される理由かもしれません。

<店舗情報>
■店舗名:ラーメン すがわら本店
■住所:北海道旭川市7条通7丁目右32 七福ビル 1F
■電話番号:0166-22-4710

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13:体がぽかぽかに!知る人ぞ知る老舗「生姜ラーメン みづの」

「生姜ラーメン みづの」は、旭川市内の中心部・ロータリー商店街にあります。旭川市民であれば子どもの頃から親しんでいる昔ながらのラーメン店です。

『生姜ラーメン』(しょう油味のみ)は、創業以来看板メニューとして、ずっと旭川市民に愛され続けているメニュー。しっかりとしたお出汁の味わいとコクがあるスープは、たっぷりの生姜の風味でとてもさっぱり! さっぱり系がお好みの方はもちろん、コクのある濃厚系がお好みの方も満足させてくれる一杯です。

<店舗情報>
■店舗名:生姜ラーメン みづの
■住所:北海道旭川市常磐通2丁目
■電話番号:0166-22-5637

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旭川製麺

出典: 旭川製麺

最後に、直接食べに行けない距離にお住まいの方でも本場の味を楽しめる、「旭川製麺」の袋麺をご紹介。

「旭川製麺」は旭川の隣にある、大雪山のふもと東川町から、旭川を中心とする多くのラーメン店に麺を供給している製麺所。「旭川製麺」の袋麺はオンラインで購入できます。

写真は、昭和58年創業の旭川の繁盛店「旭川大吉ラーメン」のオリジナル熟成乾燥麺。スープは上質な豚脂を使用し、コクがありながら利尻昆布を使用した後味さっぱりの正油味です。

<商品情報>
■商品名:北海道ラーメン・旭川ラーメンの名店の味。食べ比べ!「優鳳・旭川大吉ラーメン・くるる」各2食 美味しいラーメン6食セット詰め合わせ。
■価格:2,720円(税込)

<会社情報>
■会社名:旭川製麺株式会社
■住所:北海道上川郡東川町西町6丁目2-1
■電話番号:0166-82-3545
■HP:https://asahikawa-seimen.com/
■オンラインストア:https://store.shopping.yahoo.co.jp/asahikawaseimen/as1203.html
■購入方法:オンラインストアより購入可能

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旭川市には歴史あるラーメンの名店がたくさんあるだけでなく、どのラーメンも個性豊かです。

ラーメン好きな方は、その個性を一軒ずつ味わってみるのも楽しいかもしれませんね。

※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。メニューや営業時間などは公式サイトや店舗にご確認ください。

【画像】Kappaの旦那 / PIXTA(ピクスタ)、 旭川製麺

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