【旭川記念】1970年から続く伝統の一戦、注目馬は?【津田麻莉奈のばんえい重賞予想】
こんにちは! 楽天競馬“ポッ”イントもらっちゃおう娘『ポッ娘』の津田麻莉奈です。
前回はばんえい十勝における4歳三冠路線の第1弾、第15回柏林賞を展望しました。当日1番人気に支持されたのは、私も本命だったトワトラナノココロ。レース前半から先行して、2障害でも先に仕掛けましたが、勝ったのは3番人気のゴールドハンターでした。
坂の下りで勢いをつけると一気に先頭に立ち、そのままリードを保って1着でゴール。手綱を取ったのは、昨年12月にデビューしたばかりの新人、金田利貴騎手でした。騎手を目指す前は野球一筋だった金田騎手。強豪・白樺学園高等学校野球部では捕手として15年夏の甲子園に出場した高校球児でした。
金田騎手にとって、これが嬉しい重賞初制覇。レース後のインタビューでは「今日はここ何走かで一番折り合いがつかなくて不安になる瞬間はあったんですけど、第2障害でとてつもないパワーが出て驚きました」とお話されていました。4歳三冠レースの一冠目を制したことについては「しっかり厩舎で立て直して、次も狙っていきたいと思います」と二冠目の銀河賞へ向けて期待ものぞかせています。
ゴールドハンターを管理するのは、金田騎手のお父様、金田勇調教師。「この馬で重賞を獲らせてやりたいなと思っていたので、良かったと思います。このコンビでお互いにたくましくなって行ってほしい」という思いをお話されていました。今後の金田騎手とゴールドハンター号の活躍が楽しみですね。
さて、来る7月18日(日)のメインレースは、第52回旭川記念です。
歴史ある重賞競走、旭川記念
1970年から2006年まで旭王冠賞として開催されていた歴史ある記念重賞、旭川記念。2007年度に『ばんえい競馬』が帯広の単独開催となった際、旭川記念に名称が変更されました。3歳(旧4歳)以上の馬による重賞で、昨年はトップハンデを背負ったミノルシャープが優勝しました。
17~19年にはオレノココロが3連覇を達成したほか、11年、12年と連覇したカネサブラック、15年、16年と連覇したコウシュハウンカイなど、続けて好走するリピーターが多いのがこのレースの特徴です。
3歳以上オープンによる古馬重賞ですから、実力馬たちの力関係を計る上でも目が離せない一戦です。今年の出走予定馬は、ミノルシャープ、センゴクエース、メジロゴーリキ、キタノユウジロウなど全10頭です。
注目はセンゴクエース
ばんえい記念を含む重賞13勝の実績馬、センゴクエース。前走ミントスポット杯では、今シーズン初勝利を挙げました。コンビを組んだ鈴木騎手はレース後、「今回は勝ちましたが、まだ今季3戦目なのでレースで本調子という訳ではありません。使いながらもっと良くなっていくと思います」とコメントされていました。
その前走では第2障害で少し止まるような場面もありましたが、それでも勝ち切る末脚は素晴らしいものがあります。鈴木騎手のお話にあったように前走からさらに上積みがあるならここも上位と見ました。対抗は今シーズン9戦8連対と安定感抜群のマルミゴウカイ。前走の層雲峡特別では思い切った先行策が功を奏し、第2障害を降りてから一度も歩みを止めることなく後続に8秒差をつけて快勝しました。前述のようにリピーターの活躍が多いレースですから連覇を狙うミノルシャープにも要注目です。
津田麻莉奈の予想は・・・
◎センゴクエース
〇マルミゴウカイ
▲ミノルシャープ
△アオノブラック
△メジロゴーリキ
△キタノユウジロウ
*編注
◎本命:1着になると予想される馬。
○対抗:本命馬の次のランクと予想される馬。
▲単穴:本命馬、対抗馬ほどではないが、展開次第で逆転の可能性がと予想される馬。場合によっては、1着になる可能性も。
△連穴:1着は難しいが、展開次第で2着以内に入る可能性があると予想される馬。
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※ 昨年度優勝馬の画像(画像提供:ばんえい十勝)
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