「あつぎし」だと思っていた。読み間違えがちな地名「厚岸」は海産物の宝庫
みなさんこんにちは。
今回は北海道に移住した筆者がずっと間違って呼び続けていた地名をご紹介します。筆者は桑園にある居酒屋でアルバイトしていて、業務中いつも“厚岸”という地名を目にしていました。筆者は恥ずかしいことにずっと「あつぎし」と読んでいました。
ところがある日、友人との会話の中で、「今度“あっけし”に旅行に行くんだ」といわれ、自身の間違いに気づきました。
というわけで、今回は筆者が読み間違えていた“厚岸”について紹介していきます。
厚岸ってどこにある?
厚岸は釧路の隣町で太平洋に面した町です。札幌からは電車で6~7時間、車で高速道路を使えば5時間ほどで到着します。
厚岸という地名はアイヌ語由来で「ニレ皮をいつも削る所」*という意味だそうです!
厚岸の魅力!
厚岸といえば豊かな海産物! サンマやアサリ、ホタテなどが水揚げされます。
『厚岸漁業協同組合直売店エーウロコ』ではとれたばかりの新鮮な海産物を手ごろな値段で楽しめます。店内のイートインではとれたてのカニも味わえちゃうそう!
そしてなんといっても有名なのは牡蠣! 厚岸を訪れると、牡蠣尽くしの食卓にありつけるかも。
こちらはその友人が旅行で食べたという牡蠣定食です。実が大きくてすごくおいしそう!
厚岸には海産物のほかにも豊かな自然を生かした酪農産業が有名です。厚岸で育った乳牛からとれた牛乳も絶品!
ほかにもウイスキーの醸造が有名だそう。2015年に『厚岸蒸留所』の建設がスタートし、現在は4種類のウイスキーを販売しているそうです! 厚岸でとれた牡蠣と一緒に味わってみるのもよさそうですね。
こんな魅力たっぷりの厚岸にぜひいつか足を運んでみたいものですね!
【参考】
*『北海道地名分類辞典』本多貢(北海道新聞社、1999)
【画像】madk / PIXTA(ピクスタ)