本州では知られていない?北海道民のご飯のお供の定番「山わさびの醤油漬け」
あなたは、“山わさび”という食材はご存じですか? 寒い地域、主に北海道で採れる食材の1つです。
その名の通り、わさびのように鼻にツンとくる香りと味が特徴的な食材なのですが、少しわさびとは違います。
今回はその“山わさび”の食べ方の定番“山わさびの醤油漬け”をご紹介いたします。
そもそも「山わさび」とは
“山わさび”は主に北海道の山中に自生している植物です。
春先に雪が溶けて山菜採りのシーズンになると、採りに行ったご近所さんがわけてくれたりします。スーパーで買うこともできるくらい身近な食材ですよ。
庭に植え替えて育てることも可能です! 筆者も昔、庭で育てていたことがありました。葉っぱも香りがしておいしいですよ。
“本わさび”とは違って緑ではなく白っぽい色が特徴的です。味も、辛味が強いだけでなくほんのり甘味が感じられます。
すりおろして食べるのですが、すぐに鮮度が落ちて味が抜けてしまうので、醤油漬けにして長期保存ができるようにするのが一般的です。
ご飯のお供にピッタリ!
“山わさびの醤油漬け”の一番ノーマルな食べ方といえば、白ご飯にのせて食べる方法です。ごはんがアツアツなほど山わさびの香りが引き立ち、鼻にツンと抜けていきます。わさび好きにはたまらないです!
結構しょっぱい味付けなので、少量で十分おいしく食べられます。
おつまみとして、そのまま食べてもOKです。ビールにも日本酒にも、意外と赤ワインにも合っちゃいます。
わさび醤油より使いやすいことも
わさびと醤油の組み合わせなので、わさび醤油の代用品として使うことも可能です。
お刺身やお寿司、ステーキともよく合います。あとは、納豆に混ぜたり、パスタの味付けに使えたりする万能調味料。
醤油のように液体ではないので、ちょっと風味付けをするような場面にも使いやすいですよ。
海鮮丼の上にちょこんと乗せてみたりすると、自宅で作ったものでも少しおしゃれに演出できます。
“山わさびの醤油漬け”、筆者にとっては昔からとっても馴染みのある食べ物で大好物です!
しかし、本州では馴染みがない方が多いですよね。お土産物にもなっているので、北海道に来たらぜひ味わってみてください!
【画像】shige hattori、プラナ / PIXTA(ピクスタ)