道産子に愛されて50年以上!どこか懐かしい「北海道おやつ」3つ
子どもの頃に繰り返し食べていたお菓子は、大人になってもふとした瞬間に無性に食べたくなることがありますよね。昔ながらの味を口にすると、当時の心情や風景がよみがえり、懐かしい気持ちになるものです。
今回は、50年以上も北海道で愛されているおやつをご紹介します。
1:谷田のきびだんご
北海道銘菓として道民に親しまれてきた『谷田のきびだんご』。『谷田のきびだんご』は、北海道開拓時の助け合いの精神と関東大震災からの復興という願いを込め「起備団合」という字を当て命名しました。そして「きびだんごだから桃太郎だろう」ということで桃太郎のキャラクターを使ったのだそう。
“きび”を使っているから“きびだんご”なのではなく、当て字からきているのですね!
北海道でおなじみの『谷田のきびだんご』は、大正12年創業以来変わらない伝統製法で作られ、今も多くの人に愛されています。
【参考】きびだんごは岡山県だけじゃない!意外な味も登場中の「懐かしい道産子おやつ」(2021年2月8日掲載)2:うずまきかりんとう
北海道では定番の、うずまきかりんとう。うずまきかりんとうは、かたつむりのようなぐるぐる模様と、傘のようなユニークな形状が特徴的なかりんとうです。薄めに切って揚げられたかりんとうはサクサクと歯ごたえよく、噛むほどに美味しさがじゅわーっと広がります。
通常の黒糖かりんとうよりも甘さが控えめで油っぽくないので、ついつい手が伸びてしまい、たくさん食べがち。SNS上には「おばあちゃんの家でよく出てきたのを思い出す」「北海道特有のお菓子だとは知らなった」という声が上がっていました。
オレンジのパッケージに“道産子ド定番”の文字が印象的なのは「浜塚製菓」のかりんとう。小売店でもよく見かける商品です。
かりんとう一筋の会社が55年間作り続けるうずまきかりんとうは、美味しくて、懐かしくて、体にやさしい味わい。スーパーなどで入手可能です。
【参考】おばあちゃんの家で出てくるやつ!どこか懐かしい「道民の定番かりんとう」(2021年1月26日掲載)3:ビタミンカステーラ
「カステラといえばどこ?」と聞かれたら、多くの方が長崎と答えるのではないでしょうか。
しかし、北海道にも歴史のあるカステラが存在します。その名も『ビタミンカステーラ』。大正時代初期創業の「高橋製菓」がつくり続ける『ビタミンカステーラ』は今年で100年目。ビタミンB1・B2が加わった現在の形の『ビタミンカステーラ』は、1960(昭和35)年ごろから販売され始めました。
食べたことのある人にはわかるパサフワ感は、日持ちさせるために水分量を減らしているからなんだそう。牛乳との相性ばっちりで、朝食にもおやつにもピッタリです!
【参考】今年で誕生から100年!道産子が愛してやまない高橋製菓の「ビタミンカステーラ」(2021年3月3日 掲載)
思い出すと不思議と無性に食べたくなる衝動にかられますよね。家族やご友人と思い出を語り合いながら一緒に食べるのも楽しいかも!
※こちら記事は北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。販売状況などは公式サイトをお確かめください。