【北海道難読地名クイズ】初見で読めたら天才!釧路町の難読地名「入境学」
難読地名の宝庫“釧路”。今回もとびきりの難読地名をご用意しました。初見で正解することはまず不可能でしょう!
○○ハンバーグ、○○うどん、牛すじ○○
“入境学”は北海道釧路郡釧路町仙鳳趾村にあります。この“仙鳳趾村(せんぽうし)”は難読地名の宝庫で、当サイトの”難読地名クイズ老者舞編”でも登場しています。
では“入境学”はなんと読むでしょうか! ヒントは○○ハンバーグ、○○うどん、牛すじ○○です。
正解は…ニコマナイ
“入境学”と書いて「ニコマナイ」。北海道の地名はアイヌ語由来の当て字であることが多く、難読度が高いことで有名ですがこれはもう読める読めないの次元じゃないですね。
もっと“二子真名井”とか“似独楽内”といったわかりやすい当て字にすることはできなかったのでしょうか。
ヒントから“ニコム”だと思った人はニアピン! 正解は煮込みませんでした(笑)
由来は?
前述したように北海道はアイヌ語由来の地名が多く、“入境学”もアイヌ語が語源となっています。
釧路町観光ミュージアムによると
この地名には二つの説があり、蝦夷語地名解では、ニオッケ・オマ・ナイ(桶・小川に桶あるを見て)名づくとあり、アイヌ語地名解では、(昔、桶が流れついたところから名付けた)とあるが、アイヌ語辞典から考えると、ニ(より木・流木)コ(…に向って)オ(川尻)マ(泳ぐ)ナイ(川)と解釈すると表記のようになる。
引用:釧路町観光ミュージアム
アイヌ語地名解から考えると“流木の集まる川”という意味です。
付近には太平洋を一望できるセキネップ展望広場があり、ビュースポットとなっています。
地名の由来がわかれば愛着が湧いてくるものです。ぜひ一度“入境学”を訪れてみてはいかがでしょうか。