おばあちゃんの家で出てくるやつ!どこか懐かしい「道民の定番かりんとう」
かりっ、ぽりっ、ざくっ。豪快な食感が楽しく、ほっこり優しい甘さのかりんとうは日本全国で愛されるお菓子です。今回は北海道では定番の、うずまきかりんとうを紹介します。
おばあちゃんの家で食べた、素朴な味わい
うずまきかりんとうは、かたつむりのようなぐるぐる模様と、傘のようなユニークな形状が特徴的なかりんとうです。薄めに切って揚げられたかりんとうはサクサクと歯ごたえよく、噛むほどに美味しさがじゅわーっと広がります。
通常の黒糖かりんとうよりも甘さが控えめで油っぽくないので、ついつい手が伸びてしまい、たくさん食べがち。
SNS上には「おばあちゃんの家でよく出てきたのを思い出す」「北海道特有のお菓子だとは知らなった」という声が上がっていました。
実は発祥は岩手県!?
北海道民にとって馴染みの深いうずまきかりんとうですが、実は長野県や高知県など他の地域でも生産・販売されています。
筆者が調べてみたところ、起源についてはさまざまな説が挙げられており、岩手県で生まれたという情報もありました。ラフなぐるぐる模様が人間の耳に似ていることから、“耳かりんとう”と慣れ親しまれている商品もあるそうです。大きさや形は地域によってさまざまで、味も少しずつ違うので、食べ比べするのも楽しそうですね。
北海道の「うずまきかりんとう」おすすめ2選
・「浜塚製菓」のうずまきかりんとう
オレンジのパッケージに“道産子ド定番”の文字が印象的な「浜塚製菓」のかりんとう。小売店でもよく見かける商品です。
かりんとう一筋の会社が55年間作り続けるうずまきかりんとうは、美味しくて、懐かしくて、体にやさしい味わい。スーパーなどで入手可能です。
・「池田食品」のうずまきかりんとう
“ほどよい甘さのサクサクかりんとう”というコンセプトに惹かれる、「池田食品」のうずまきかりんとう。
シックでおしゃれなパッケージと上品な味わいは、ちょっとした手土産にぴったりです。本店含む直売店4店舗と、ネットおよび電話通販で販売されています。
「なんだか無性に食べたい!」と道民からのラブコールがとまらない、うずまきかりんとう。作業の合間やおやつタイムに、コーヒーや緑茶と一緒に気軽につまみたいですね。ぜひお近くの販売店やネットで探してお試しください!
<販売情報>
・浜塚製菓ホームページ:http://www.hamatsukaseika.co.jp/
・池田食品ホームページ:https://ikeda-c.co.jp/
・池田食品オンラインショップ:https://shop.ikeda-c.co.jp/
【画像】浜塚製菓株式会社、池田食品株式会社、kikisorasido、Caito / PIXTA(ピクスタ)