帯広・十勝エリアがつくる「小さな喜びを感じられる」チーズとは

2026.03.12

冷蔵庫にあると、なんだか嬉しい。そんな存在の食べものって、ありますよね。

十勝で出会ったこのチーズは、日常の中でそっと寄り添ってくれる味わい。その名前どおり、ひとくちで“小さな喜び”を感じさせてくれます。

今回は、十勝で丁寧につくられている、やさしい味わいのチーズをご紹介します。

「小さな喜び」という名のチーズ

『共働学舎新得農場』の『プチ・プレジール』
画像:北海道Likers

今回ご紹介するチーズ『プチ・プレジール』(90g 840円)は、フランス語で“小さな喜び”を意味するそうです。小さなチーズの中に、ミルクの旨味がギュッと詰め込まれていて、そのまま食べても、パンにのせて食べても、ワインにもよく合いそうです。

筆者は蒸した野菜と一緒に食べたり、パンケーキの上にブルーベリー、蜂蜜、ヨーグルトと一緒に乗せたり、いろいろなバリエーションで楽しみました。

チーズの特徴

見た目はカマンベールタイプに似ていますが、白カビではなく酵母により熟成をします。日本ではあまり紹介されていない、酸凝固タイプ(乳酸発酵主体でミルクを固める方法)のチーズで、乳酸菌由来の風味が楽しめ、口の中でほろりと崩れるような食感が特徴的。2017年よりエゾヤマザクラや日本酒由来の酵母を使用することにより、日本人の味覚に合った味わいに仕上げているそうです。

画像:共働学舎新得農場

チーズが作られている『共働学舎新得農場』では、ものづくりは“自然と一体になっている方が、高い質を作り出せる”と考えられています。「かたくなに殺菌や無菌をめざすよりも、微生物によって微生物をコントロールすることの方が自然。命あるものが必要とする最も基本的なことを尊重しながら、機械を主役とするものづくりよりも、微生物をじゃましない、機械に頼らないものづくりです」。

すべての生き物を共振させる“自然の摂理のままの酪農”に取り組まれているそうです。

おすすめの食べ方

食べる30分ほど前に室温に戻すと、よりクリーミーに。冷蔵庫でも熟成は進み、皮の下は柔らかくなり、風味は強くなるそう。

若いうちは、小さく刻んでサラダなどにトッピングをしても良く、ベリー系のジャムや蜂蜜との相性もとても良いそうです。

詳細情報

プチ・プレジール
販売店舗:共働学舎新得農場のオンラインショップほか
価格:90g 840円

北海道Likersライターのひとこと

今回ご紹介したチーズは、2024年には『JAPAN CHEESE AWARD 2024 銀賞 最優秀部門賞』も受賞しています。

『プチ・プレジール』(小さな喜び)を、ぜひ味わってみて下さいね!

取材・写真・文/丸井 緑子 写真提供/共働学舎新得農場

※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
※文中の価格はすべて税込みです。

 

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